カードテキスト
恐るべきパワーの持ち主。
あまりの体重の重さに、歩くたびに地割れが起きてしまう。
概要
今では御馴染み、デュエリスト御用達のVジャンプ付録の遊戯王OCGカード。その栄えある第一号こそこのカードである。
ステータスはあの真紅眼の黒竜に匹敵する・・・が、それまで。残念ながらそれ以上でもそれ以下でもない。登場した頃は確かに獣戦士族モンスターの中ではかなりの強さを誇ったが、それでもリリースを2体消費してでも召喚する価値を見出すのはかなり厳しいと言わざるを得なかった。
何せ当時の時点でデーモンの召喚は勿論、サイバティック・ワイバーンや人造人間-サイコ・ショッカーなどがそこかしこで暴れていたのだから。おまけに当時は獣戦士族モンスターをサポートするカードが非常に乏しく、強化して使用するにも微妙。
さらには同様に2体のリリースで通常召喚できる獣戦士族モンスターなら、攻守ともにこちらより高い数値を持つ千年原人も存在していたため、どうにもガーネシア・エレファンティスを採用する意義が見受けられないという悲しい結果となってしまった。
現在は対応するサポートカードも増え、多少は使い勝手が改善されたものの、やはり積極的にデッキに投入するには決め手に欠けていると言わざるを得ない。
フレーバーテキストの地割れは後に震天のマンティコアでサーチできるようになっている。
アニメ版ではキースが使用していたカードの一つ。当時はまだ真人間であり、「バンデット」という呼び名もあくまでただの通り名に過ぎなかったが、そんな彼が道を踏み外す前の最後のゲームで召喚したのがこのカードだった。
アニメ版ではOCG版のフレーバーテキストにあるように地割れ攻撃を得意としており、その攻撃自体は強力だが、その性質から飛行能力を持つモンスターに対しては攻撃を通せない弱点を持っていた。結果としてトムの繰り出した飛行エレファントに太刀打ちできずに詰んでしまい、そしてこれがかの有名な「トムの勝ちデース」へと繋がる。
ちなみに飛行エレファントはその後、アニメの放送から18年もの時を超えてようやくOCG化された。しかし、残念ながらその能力やステータスはガーネシア・エレファンティスを相手に有利に働くものではなく、普通に戦闘を行った場合は問答無用でガーネシア・エレファンティスの勝利となる(ただし効果を上手く活用できれば、ガーネシア・エレファンティスには勝てなくてもデュエルそのものには勝てる)。
ニコニコ動画において
架空デュエル『遊戯王-Project DIVA-』では主人公の池田悠二が持つエースカードであり、
作中では「ガーネシア」の派生カード(オリカ)も登場している。
関連項目
ガネーシャ - おそらくはモチーフ