概要
遊戯王の登場人物である城之内克也が使用する獣戦士族モンスター。バトルシティ編以降に登場したカード。
外見は紛れもなく豹の戦士であるが、毛並みは漆黒というよりも紫。手にはタルワールを思わせる刃が大きく反った剣が握られている。
カード性能
カードテキスト
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードの攻撃宣言の際に、自分はこのカード以外の自分フィールドのモンスター1体をリリースしなければならない。
解説
原作ではレベル4でデメリット無しの攻撃力2000と、当時としては破格の性能だった。OCG化に辺り、攻撃時にこのカード以外のモンスターを生け贄(現在のリリース)にしなければならないという重いデメリットを課せられ、非常に使いづらくなっている。
当時においてもレベル4の獣戦士族で攻撃力が100低いだけのブラッド・ヴォルス、同じ攻撃力2000でライフ1000を払えば攻撃できるダーク・エルフが存在しており、そちらに比べて優先する理由はほぼ無かった。現在は同じくレベル4の獣戦士族でありながらデメリット無しの通常モンスターであるジェネティック・ワーウルフの存在によりほぼ採用する意義はない。
城之内のファンデッキならばリリースされたときに効果を発揮する効果モンスターとのコンボが前提となる。
ちなみに攻撃時にリリースを求めるモンスターには他に《味方殺しの女騎士》がある。
OCG以外での活躍
梶木戦ではフィニッシュを決めたり、闇マリク戦では《ロケット戦士》との連携で《地獄詩人ヘルポエマー》を倒すなど活躍をしている。
王国編までは『ガルーザス』や『タイガー・アックス』など城之内は多くの獣戦士族を所有していた。
しかし原作のバトルシティ編以降で城之内が使用する唯一の獣戦士族はこのカードだけで、言うなれば最期の獣の戦士であった。
レアハンター戦で初登場し、レベル4でその攻撃力の高さは中々のものだが余り目立った活躍はしていない。
アニメではOCG版準拠のため、主に羊トークンを使って攻撃している。
アニメオリジナルでは乃亜編のBIG5戦やドーマ編の孔雀舞戦(2回目)やダイナソー竜崎戦(2回目)にも登場しているが、その内2回はリリース出来るモンスターがいなかったため攻撃出来なかった。
攻撃名は『黒・豹・疾・風・斬』。
先述の唯一の獣戦士族に関しては、アニメでは『ガルーザス』も所有している。
OCG化に伴い付加された効果を「孤高の戦士」と表現しており、このカードの設定を作り上げていた。また剣山や吹雪本人からも「呪われた戦士」と評された。
装備魔法『運命の導き』や専用罠カード『奇跡の瞬間』がサポートカードとして登場し、『迷える仔羊』で生け贄を確保している。
片桐大介のデッキに入っている。
修行王国トレーニング・ワールドで熱血獣王ベアーマンを召喚する際に手札から墓地へ送られている。
先攻1ターン目に、永続魔法『獣闘機融合装置(ビーストボーグ・フュージョナー)』の効果で『ダーク・センチネル』と共に『獣闘機(ビーストボーグ)パンサー・プレデター』の融合素材となった。