- SPY×FAMILYのキャラクター→ボンドマン(SPY×FAMILY)
- ロックマンの没キャラ。本項で解説。
概要
『初代ロックマン』に登場する筈だったボスキャラ。
特殊武器は接着剤を飛ばして相手の動きを止めるというものであった。(この設定は、同作のアイスマンの武器アイススラッシャーに受け継がれた。)
没になった経緯とその後
本来、初代ロックマンも次作以降と同じく8ボスの予定だったが、容量が足りなかったため6ボスとなり、その際に削られたのがボンドマンである。
ちなみに8体目のボスは、決まる前に6ボス設定になったので、案すら無い。
またボンドマンの設定画はラフ画すら残っておらず(『ロックマンクラシックスコレクション』のギャラリーにも無い)、ありがひとしの漫画『ロックマンを作った男たち ロックマン誕生伝説』で描かれたボンドマンは、同氏がおおよそ開発中の逸話を聞いた情報を元にしてデザインしたものである。
後に、初代リメイクである『ロックマンロックマン』において復活が囁かれていたが登場せず、代わりに新規ボスとして『タイムマン』と『オイルマン』が登場した。
ボンドマンを登場させなかった理由として、プロデューサーの稲船敬二氏は「幻は幻できっちり置いておきたいから」と語っている。
これらの事情から、没キャラながらもその知名度は高い。
二次創作では、隠されたライトナンバーズとして扱われることもある。
それから時が流れること2023年、カプコン40周年を記念した特設サイト「カプコンタウン」が開設。
同サイトで公開された初代ロックマンの開発資料にてボンドマンの姿が確認された。
こちらのデザインはチューブ型ボンドをモチーフとしている点とキャップとチューブの隙間に瞳がある点はありがひとし氏が描いた物と共通しているが、こちらはチューブ型ボンドに直接四肢を生やしキャップを口に見立てている。
また、考案されていた特殊武器の詳しい性能も公開されておりフライングスティックという浮遊できるアイテムも倒すと入手可能だったとある。
余談
なお『ボンド』は、接着剤メーカー『コニシ』固有の登録商標である。
もし容量が不足せず実際に登場でき、商標と被るのを回避しようとした場合は、接着剤を示す別の単語を使用した名前(例:『グルーマン(Glue Man)』)になっていた可能性もなくもない。
関連イラスト
関連タグ
ハニーウーマン オーシャンマン…同じく没となったライトナンバーズ。後にホーネットマンとスプラッシュウーマンにリデザインされた。
ザーマス・ボンド:能力が似ている?