概要
ハニーウーマン(Honey Woman)は、ロックマンまたはメガマン(海外版ロックマンのMEGAMAN)に登場するはずだったキャラクターである。
ロックマン9製作中、水中系ボスのオーシャンマンと性別を入れ替えられ、ホーネットマンへとリライトされた(オーシャンマンもスプラッシュウーマンにリライトされている)。
その理由は「女王蜂よりも人魚の方が女性キャラとしてしっくりくる」からだそう。
。ロックマンシリーズ25周年の歴史『R20+5 ロックマン&ロックマンXオフィシャルコンプリートワークス』にも載っている。
ArchieComics版Megamanにはヴェスパーウーマンなるロボットが存在する。見た目はハニーウーマンにそっくりなのだがそれもそのはず、このロボットはライト博士の没ロボデザインを元に作られたという設定なのだ。
ちなみに
『クラシックスコレクション2』などから閲覧できる設定資料から、彼女がいた頃の8大ボスは以下の通りだったことが分かっている。
オーシャンマン
上記の通り、後のホーネットマンであり、ハニーとの性別の交換先。
半魚人のようなデザインだったり、貝殻モチーフでサーフボードに乗っているデザインだったり。
よく見ると細かな点でスプラッシュとの共通点が見られる。この頃のレーザートライデントはバスターから出していた。
その後、貝殻を活かした蜂の巣風のデザインになっていった。
プラズママン
後のプラグマン。
色こそ紫だが、当時はプラズマ球を模したデザインだった。
マグママン
なんとコイツだけはハニーと並んだ頃にはほぼデザインが現行のものに固まっていた。武器の名前だけ異なっている。
ハニーウーマン
彼女。後のスプラッシュウーマン。
原型こそ無いが女性らしい外見はある意味変わらないと言える。
スペースマン
後のギャラクシーマン。
色々なデザインが考えられていたが、金色と緑色を基調としていた。ハニーと並ぶ頃には概ね今のギャラクシーと似たようなUFO型に落ち着いている。
ダイアモンドマン
後のジュエルマン。
主に胸部〜肩部にかけてのデザインや、宝石の色が異なっていた。ラフスケッチ等から方向性は既に決まっていたことがうかがえる。ハニーと一緒に並んでいる資料では水色だった。
ウェザーマン
後のトルネードマン……なのだが、トルネードの面影が全くない。
それもそのはず、彼は気象衛星型ロボットとして考えられていた、ハニーやオーシャンに並ぶ幻のボスである。
色も本体が白とオレンジ、腕がソーラーパネル型で青色だった。
これはこれで後発のロックマンに出しても遜色ないデザインだったが、色々あってトルネードマンとしての方向性に舵を切ったようだ。
セメントマン
後のコンクリートマン。
色が深緑と赤になっている以外は、今のコンクリートマンとほとんど変わっていない。強いて言うならば微妙に頭身が異なる。
マグママン程ではないが、彼もまたこの時点で大まかなデザインが固まっていたと思われる。今と比べると色も相まって暗い印象。