概要
正式名称は『ロックマンAbility_史上最大の試練』2018年から稼働を開始したパチスロ作品。世界観設定はロックマンに近いが、キャラクターデザインや設定などが一新されている。
製造元は株式会社スパイキー、開発は株式会社エンターライズ、総発売元はフィールズ株式会。
ストーリー(公式サイトより原文ママ)
そう遠くない未来のこと。
二人の天才博士(ライトとワイリー)が発明した技術によってロボットが普及し、人間とロボットは共存の道を歩んでいた。
だが、このうちの一人の天才博士である「ワイリー」は、ある時を境に人が変わり、ロボットを使い、世界征服という野望を抱く。
ワイリーは自分の作った「ワイリーナンバーズ」と呼ばれるロボットたちを操り、世界中を混乱の渦に巻き込んでいった。
この状況に対して、もう一人の天才「ライト」博士はワイリーの野望を阻止するために、戦闘が可能な高性能ロボット「ロックマン」を作り上げた。
正義の戦いを続けるライト博士とロックマンだったが、戦況は必ずしも彼らに有利なものではなかった。
そんなある日、ライト博士は研究所の前にロールとトランシーという姉妹のロボットが倒れているのを見つけてこれを助ける。
共に戦闘可能なロボットだったロールとトランシーは、ワイリーとの戦いに対してライト博士たちに加勢するのだった。
登場キャラクター
オリジナルのロックマンシリーズとは異なる設定が多い。本作オリジナルのキャラやボスロボットもいる。なんといっても豪華声優陣。
斜体はゲーム内テキスト。
主要キャラクター
「ワイリーの野望は僕が止める!」
ライト博士にワイリーナンバーズと戦うために作られた戦闘用ロボット。
ワイリーの世界征服を阻止するために、日々敵ロボットと戦っている。
我らがヒーロー。全体的なデザインは初代やOver-1(OVER-0)を踏襲しているが、メットはエックス、顔付きはエグゼに似るなど歴代ロックマンの要素が見られる。
ダッシュ、壁蹴り、壁擦りが使える。性能はエックス寄り。
原作のロックマンはお手伝いロボットのロックを戦闘用に改造した姿だったが、本作では初めから対ワイリー戦闘用ロボットとして作られている。ただし「ロック」呼びはされているため武装解除も可能と思われる。
本作では負けてもティウンせず普通に倒れる。(ただしボスロボットはティウンする)
ライト博士に対して敬語を使わない(礼儀は正しい)。エグゼのロックマンのイメージに近い。
「私も一緒に戦うわ!」
ライト研究所前に倒れていたところをライト博士に拾われ、修理された。
それ以来、ロックと共にワイリーに対抗している。
原作とは異なり、アーマーを装着した、よりロックマンに近いデザインとなった。。見た目はロールちゃんというよりエイリアに似ている。バスターはクレヨンのような形状。
原作のロールはライト博士に作られたロボットだったが、本作ではワイリー製。ただしその自覚はなかった。トランシーとライト研究所の前に倒れていた経緯含めてその辺りの設定は特に作中で語られていない。
ロックマン同様特殊武器を取得できる(Xシリーズのアーマーカプセルのようなもので取得)。
- トランシー CV:阿澄佳奈
「こ 怖くなんてないもん!」
ロールと共にライト博士に拾われたロールの姉妹ロボット。
戦闘用ロボットではあるが、戦いに対してあまり前向きではない。
由来はおそらくトランス(音楽ジャンル)
ロールの妹に当たるロボットで、本作オリジナルキャラクター。立ち位置的にはトリルあたりが近いだろうか。
小さな少女のような外見だが、戦闘能力が備わっており、メインウェポンはヘッドフォン型の装置から撃ち出されるミサイル。腕をバスターにもできる。また、ロックマン同様特殊武器を取得できる(Xシリーズのアーマーカプセルのようなもので取得)。
ロールのことを「お姉ちゃん」、ロックのことを「お兄ちゃん」、「ロックお兄ちゃん」と呼ぶ。
こちらも実はワイリー製。ロールより先に作られた失敗作。その後改良して作られたのがロール。実はトランシーの方が姉ということになる。ロールと同じくワイリー製の自覚はないが経緯などは特に作中で語られていない。
「バックアップはアタシに任せな!」
世界にロボットを普及させた、トーマス・ライトの娘。
父親に技術を叩きこまれた為、若くして彼女の右に出る博士はいない。
発表当時ファンからはライト博士が女体化した姿と思われていた。他媒体やリメイクで性別が変わるのは珍しいことでもないが・・・
ゲーム内で彼女がつけている名札を見ると、フルネームは「エミリア・ライト(Dr. Emilia Right)」ということがわかる。
「フッ なかなか面白くなりそうだ…」
ロックを付け狙う謎のロボット。
格闘を得意とし、特に左の拳は全てを破壊する力を持つ。
その実力は計り知れない。
原作とは違い盾やバスターを持っておらず、エメラルドグリーンに発光する特殊な左腕での殴撃がメインウェポン。その威力はロックマンのチャージショットを打ち消すほど。
原作ではロックマンのピンチに現れる頼れる兄貴だったが、今回は海外アニメ版megamanのようにワイリー陣営のロボットとして登場する様子。姿はブライとブルース.EXEを合わせたかのようなデザインとなっている。
その正体はワイリーが作ったロックマンのコピー。ワイリーはロックマンとの戦いの中でロックマンのチップを少しずつ集めていたらしい。ロックマンは戦うと少しずつチップを落とす仕様にでもなっていたのだろうか。どうやって集めたかは不明。
よって原作とは違いロックの方が兄ということになる。ちなみに初回登場時には例の口笛を吹く。
「この世界はワシのもんじゃあ〜!」
昔はトーマス・ライト博士と張り合うライバル関係にあったが、ある時を境に変貌し、ロボットだけの世界を作ろうと企み始める。
「ある時を境に変貌し」とあるため何か悲しい過去があるのかと思いきや特にそこについては作中で語られていない。
「人間は汚く欲望にまみれ穢れておるではないか!」
「ロボットは良いぞ!人間とは違い穢れなく純粋だ」
「これからはロボットだけの時代で良いのじゃ!」
作中で語られた思いはこれらのみ。しかしロボットを愛しているというわけでもない。ロボットはただの道具としか思っておらず、用済みならば排除する。コミカルさは全く見えず、土下座も見ることはできない。完全な悪である。
今回はシリーズ恒例のあの髪型ではなく、ロン毛で登場する。ドクロがデザインされた杖を持っているなどエグゼ版の要素もある。
ワイリーナンバーズ
本作ではオリジナルの6体のキャラが登場。皆、パチスロに関係したネーミングになっているのが特徴。
- チョイスマン CV:水中雅章
「ワタクシのイリュージョンをお見せしましょう」
光速の動きで自分の分身を作り、相手を惑わしつつ攻撃をする。
体内の電気がなくなると、胸部分にコンセントを挿し、充電する。
特殊武器は『ベルスパーク』。広範囲に雷を落とす。
弱点はコインボム。
シルクハットを被ったマジシャン風の男。常に敬語。
- コインウーマン CV:近藤唯
「コインの錆にしてくれよう」
ワイリーナンバーズで唯一の女性型戦闘用ロボット。
手の周りにあるコインを投げてくる。
コインを綺麗に磨くことが生きがい。
特殊武器は『コインボム』。追尾性能を持つコイン型の爆弾を手裏剣のように放つ。
弱点はリプレイシールド(で跳ね返された自分の武器)。
「ワイリーナンバーズで唯一の女性戦闘用ロボット」とあるが、あくまでこのゲームの世界の設定。
ただしロックマン9のスプラッシュウーマンは元々戦闘用ロボットではない&ライトナンバーズなのでこの説明文は本編を含めてもあながち間違っていないと言える。
- レバーマン CV:木内太郎
「ワシのレバーに壊せんもんはないわい!」
左腕のレバーに全エネルギーを溜めて振りかぶる攻撃をしてくる。
頭の火が消えると、力が出ず、弱気になってしまう。
特殊武器は『レバーインパクト』。炎を纏った巨大なレバーボールで殴る。
弱点はリバースブレード。
- リプレイマン CV:かぬか光明
「オイラは他の雑魚とは違うカパ!」
自分の体内にある水を噴射する攻撃をしてくる。
水を出す際は、頭の上のバルブを捻らなければならない。
特殊武器は『リプレイシールド』。ハニカム構造の球体シールド。
弱点はレバーインパクト。
デザインモチーフはカッパと相撲。カッパと聞くとメガウォーター・Sのイメージがあるかもしれないがどちらかというと体型的にもアクアマンに近い。しかし球体のシールドを張る姿はまさにメガウォーター・Sのそれである
- リバーシマン CV:菊池こころ
「オレ様を子供扱いしたら許さないぞ!」
素早い動きで空を縦横無尽に動き、尻尾についたブレードで攻撃をする。
尻尾の動きで感情の表現をしている。
特殊武器は『リバースブレード』。バスターから剣が生え、高速で相手を斬りつける。
弱点はベルスパーク。
クラウンマンのような自信に満ちた悪ガキ。
声優はかつてロックマンZXAでテスラット・ザ・ヘッジロイドを演じていた菊池こころ。
- チャンスマン CV:佐藤はな
「HAHAHA ビッグチャンスだね〜」
身体がメタルで覆われており、攻撃をすべて弾いてしまう。
出会えることが出来れば、良いことがあるかもしれない。
特殊武器は『チャンスビッグバスター』。両手を砲台に変え、極太レーザーを発射する。
弱点武器は不明。
説明文の通り、普通のロックバスターは全て弾いてしまうがフルパワーチャージショットで撃破される。
他のボスと比べて遭遇率が低い。
ザコ
「!?!?!?」
工場で一般的に使用されているヘルメットを被り、身を守っている。
そこらじゅうにいそうだが、あまり見かけない。
原作と比べ大してして容姿が変わっていない。
原作とは違い盾を持っていない。チャージショットが使える。
破壊活動から施設の警備、ワイリーの護衛まで至る所に使われる本作の汎用ザコ。ロックマンゼロシリーズのパンテオンのような立ち位置。
警備中居眠りしている人間らしい一面も。
よく喋るが声優不明。
- ジャミンガー
Xシリーズのザコ。なぜいるんだ
この他に本作オリジナルのザコも多く存在する。
その他
シークレットボーナス時に登場。開発元であるエンターライズのマスコットキャラ。
ネタバレ
- STAGE01 市街地
ロックマン、ロール、トランシーがワイリーのロボットによる破壊活動から人々を守るシーン。
ミッション中はロックマン2のワイリーステージ1のアレンジが流れる。このアレンジの一部は公式サイトで聞くことができる。
- STAGE02 雪原 〜ワイリーナンバーズ襲来〜
市街地を襲っていたワイリーのロボットたちを片付けたロックマンたち。
そこに現れるブルース。ロックマンはブルースと交戦することになる。油断し背後を取られたロックマン。ロールはロックマンを庇い負傷してしまう。そのためライト研究所へ一時撤退。ロックマンたちに逃げられてしまったブルースは北へ向かう。その方向にワイリーの施設があると睨んだライト博士。ロックマンは単身ブルースを追いライドチェイサーのような乗り物(形状からして意識していると思われる。Day of Σに登場したものに近い。)に乗り北へ向かう。
ミッション中はロックマン5のダークマンステージのアレンジが流れる
- STAGE03 旧ワイリー研究施設 〜灼熱の決闘場〜
ようやくブルースに追いつくロックマン。そこは地下溶岩施設。ロールの仇を取るためにロックマンはブルースに立ち向かう。
一方ライト研究所、修理してもらい目が覚めたロールにライト博士はワイリーのアジトを探している時に見つけた怪しい研究施設の調査を頼む。
ミッション中はロックマン2のメタルマンステージのアレンジが流れる。
- STAGE04 地下溶岩施設 〜忍び寄る魔の手〜
侵入した研究施設で自分とトランシーの設計図を見つけるロール。自分とトランシーがワイリーに作られたことを知る。落ち込むロール。
研究所に戻ったロールはそのことをライト博士にだけ伝える。ライト博士がロールを慰めようとしたその時、停電が起こり一瞬の隙にロールがワイリーに捕まってしまう。今研究所にロックマンが不在であることをワイリーに把握されていたのだ。
ミッション中はロックマンのカットマンステージのアレンジが流れる。
- STAGE05 ワイリーパレス エリアA 〜複製〜
一方の地下溶岩施設。ブルースを倒したロックマン。ブルースは自分の正体がロックマンのチップを元に作られたコピーであることを話す。ワイリーはロックマンとの戦いの中でロックマンのチップを少しずつ集めていた。ロックマンに戦いを挑んだのもワイリーの命令というよりはコピー元と自分のどちらが強いか興味があったからである。
トドメを刺せと言うブルース。「敵とは思えない」とトドメを刺さないロックマン。
その時巨大モニターにワイリーが映し出される。ワイリーは用済みになったブルースごとロックマンを葬ろうと地下溶岩施設を崩壊させる。
ブルースはロックマンを逃し瓦礫に潰される。「楽しかったぜ 兄弟」
ブルースを後にして施設を脱出するロックマン。「ブルース・・・君とは違う形で会いたかったよ・・・・・・」
その後ロックマンはロールを助けるためにワイリーの本拠地、ワイリーパレスへ潜入。ちなみにこの時のムービーで、Day of Σの冒頭シーンとほぼ同じポーズで上空からバスターを放つロックマンを見ることができる。また、Xのように壁擦りや壁蹴りシーンも入れられているあたり意図的なオマージュなのかもしれない。
ミッション中はではロックマン3のハードマンステージのアレンジが流れる。
- STAGE06 ワイリーパレスエリアB 〜悪意の一閃〜
ワイリーパレスでロールを探すロックマン。姉であるロールを心配したトランシーも駆けつけ、2人でロールを探すが見つからない。
そこに突如現れる洗脳されたロール。強力なバスターでロックマンの腹部を貫通する。ロックマンは戦闘不能に。洗脳されたロールが僅かに残った自我と葛藤している隙にトランシーはロックを背負いライト研究所に一時撤退する。
ロックをライト博士に預けたトランシーはロールを助けるために単身ワイリーパレスへ戻る。
ミッション中はロックマン9のギャラクシーマンステージのアレンジが流れる。
- STAGE07 ワイリーパレスエリアC 〜親愛なるミサイル〜
トランシーは再びロールの元へ。ロールの説得を試みるが通じず、ロックと同じようにバスターで腹部を貫通され戦闘不能に。しかし倒れ際に放ったミサイルでロールの洗脳装置であるベルトの破壊に成功。
ロールは倒れたトランシーを抱えてライト研究所へ帰還。その後ワイリーを倒すため単身ワイリーパレスへ戻る。
ミッション中はロックマン9のワイリーステージ2のアレンジが流れる。
- STAGE08 ワイリーパレス最上階 〜機会ゆえの無念〜
ワイリーの元にたどり着いたロール。ワイリーを攻撃しようとするが、ワイリー製ロボットはワイリーを攻撃できないようプログラムされていたため失敗。
ここで、トランシーが失敗作であり、その後改良して作られたのがロールということが明かされる。トランシーの方が姉だったのだ。
用済みになったロールをスナイパージョーたちに攻撃させるがそこにロックマンが現れロールを守る。ワイリーには逃げられてしまう。
- STAGE09 ワイリーパレス最上階 〜最終決戦〜
スナイパージョーたちがロックマンとロールに襲いかかる。二人は今まで手に入れた特殊武器を使い、これらを殲滅する。しかしワイリーの切り札、ワイリーマシンを起動させるまでの時間を稼がれてしまった。2人の前にワイリーマシンが現れる。
- STAGE10 ワイリーパレス最終決戦 〜絶望への秘策〜
バスターでワイリーマシンを攻撃するロックマン。意外と結構ダメージを受けるワイリーマシン。
そこでワイリーは最終手段をとる。再びロールを捕まえ、ワイリーマシンと一体化させたのだった。
ワイリーマシンに攻撃するとロールにダメージを与えてしまうため、ロックマンは攻撃する手を止めてしまう。
- 〜ラストチャージ〜(エンディング)
打つ手がなくなってしまったロックマン。このタイミングで感動的なエンディングテーマ曲が流れ始める。
「ごめんね ロック... 博士とトランシーのこと...よろしくね......」
ロールは自爆することでワイリーマシンを破壊した。
ワイリーカプセルで脱出し、再びロックマンに攻撃を放つワイリーに対し、ロックは泣きながらフルパワーチャージショットを放ちワイリーカプセルを消しとばす。
悲しみに暮れるロックマン。そこへやってくるライト博士と修理が終わったトランシー。
「僕のせいでロールは...」
「ロック 諦めるのはまだ早いよ!」
「思い出してみな ブルースはお前のチップから作られたんだろ?チップ1つ1つにお前たちの記憶が詰まっているんだ。」(そんな大事なチップをロックマンは今まで少しずつワイリーに奪われていたということになるが大丈夫なんだろうか)
このセリフ、ブルースがロックマンのチップから作られたこととチップにロボットの記憶が詰まってることの関連性がイマイチ掴めないため混乱するが、ともかくチップが無事なら修理できるということを言いたかったんだろう。どうやらロールのチップは無事だったらしく、後日無事ロールは新しいボディで復活することができた。
「ただいま!」
「おかえり」
収録ボーカル曲
- 「Future Nova」(テーマ曲)
歌: 小林未郁
作詞: mifumei
作曲・編曲: mifumei
- 「S.i.n.c.e with 悠」
歌: s.i.n.c.e
Rock/CV: 田村睦心
Roll/CV: 高橋李依
Trancy/CV: 阿澄佳奈
作詞: kamejack
作曲・編曲: kamejack
- Change the World(ロックのテーマ)
歌:Rock/CV: 田村睦心
作詞: kamejack
作曲・編曲: makimush
- 「遠く果てのない星空の夜を超えて」(ロールのテーマ)
歌:Roll/CV: 高橋李依
作詞: kamejack
作曲・編曲: kamejack
- 「進め!! はいぱ〜ぎゃらくし〜☆」(トランシーのテーマ)
歌:Trancy/CV: 阿澄佳奈
作詞: mifumei
作曲・編曲: mifumei
- 「・・・if you」(エンディング)
歌: 小寺可南子
作詞: kamejack
作曲: makimush
編曲: T.MAKINO
STRINGS Arr: T.TAKEOKA
- 「Neo Ambience」
歌: maimie
作詞: mifumei
作曲・編曲: mifumei
余談
- 本作には多数の原作BGMのアレンジや、オリジナルボーカル入り楽曲が存在するが今のところソフト化の予定はないらしい。豪華な方々を集めているだけに残念である。
- また、オリジナルイラストも多数収録されているがそれらも他媒体で公開される気配はない。これのように20年近く経ってから廃棄間際に設定資料が発掘されてインターネットで公開されるパターンもあるので絶対とは言えないが多分このゲームの元イラストやボスたちのデザイン資料などは一生お目にかかれない。残念である。
- 「ブルース退場した後二度と出てこなかったけど死んだの?」「最後ワイリーも死んだの?」そんな疑問も当然湧く。直接的に死んだという描写がない以上もし次回作で平然と復活していてもおかしくはないが、ロックマン3のエンディングのように実は生きてるような匂わせも特に何もない。本作の世界観は無印よりロックマンXのようなハードなものなため死んでいてもおかしくはない。もしワイリーが死んでいたとしたらロックマンはワイリーを撃ち殺してしまったということになる。
- 昔「パニックショット!ロックマン」というパチンコがあった。パチスロの類ではなく、銭湯やゲームセンターに置いてあるようなプライズマシーンである。
- テーマ曲である「Future Nova」のサビは、TVアニメ『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』のOPテーマ「SAVIOR OF SONG」のものとよく似ている