地球なめんなファンタジーとは、例え超常的な力を持つ巨大な脅威であっても、小細工を使わず現実の力で打ち倒す作品ジャンルの事である。
概要
元ネタは『ゼロの使い魔』の主人公である平賀才人が発した「地球ナメんな。ファンタジー」という台詞。
作品としては『エルフを狩るモノたち』『GATE(ゲート) 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり』など。
強力な魔法等の現実の物理法則から外れた力を振るって高笑いしているような奴を、物理法則に従った現代兵器であっさり倒すシチュエーションが、何とも爽快感を誘う。
従来の「ファンタジー世界(創作物の世界)」VS「現代地球(現実世界)」の構図でのお約束だった(これ自体は地球の実在の勢力同士の戦いではあるが)戦国自衛隊的な展開・結末に対するカウンターストーリーとも言える。文系寄りオタクと理系寄りオタク、RPGオタクとFPSオタクの代理戦争でもある。
展開の例
『ゼロの使い魔』14巻に登場した巨大ゴーレム「ヨルムンガンド」には、魔法を含めたあらゆる攻撃を跳ね返すエルフの秘術「反射(カウンター)」が施されており、味方の攻撃がまるで通用せず猛威を振るっていたが、才人はタイガー戦車の砲撃による圧倒的な攻撃力でこれを次々と粉砕した。
また、これ以前にも土くれのフーケが練成した巨大ゴーレムをロケットランチャーで粉々にしたり、ドラゴンライダーやエンシェントドラゴンを相手にゼロ戦やF-2で無双を繰り広げたりしている。
魔法防御でさえも力尽くで打ち破るので、意味合い的には「レベルを上げて物理で殴ればいい」に通じる物がある。
また、現代兵器が人間の知恵と努力によって作られたものであるという点から見れば、「何の力も無いただの人間が、強大な力や能力を持つ存在を知恵と努力で打ち倒す」シチュエーションの一種とも言える。
『ゼロの使い魔』や『GATE』のような異世界召喚型ファンタジーや、TYPE-MOON作品や『ハリー・ポッター』や『魔法先生ネギま!』といった現代の地球を舞台としていながら魔術や異能やSF技術が重要視されている世界観では、物理法則に縛られた「現実の科学」に対し、超常的な技術によって制約を無視したあり得ない不思議な現象を引き起こす。
不可視の呪いをかけたり、凄まじい再生能力を持った怪物を生み出したり、作品によっては攻撃無効のバリアを展開したり、単独で都市を焦土に変えてしまったりという事ができる魔法使いも居たりする。
現代兵器VSファンタジー
ファンタジーの世界では科学技術(特に現実的なもの)はとかく軽視されがちである。それどころか魔法の資質の有無によって身分が決まり、強大な魔力と権力を持った魔法使いがそれを使えない人間を虐げる深刻な格差社会を生み出している場合が往々にしてある。
また、『魔法少女リリカルなのは』の様に現代兵器の使用や所有を禁忌としている作品もある(ただし、同作に登場する魔法は厳密にはSF的な科学技術の延長である)。現代兵器で武装した軍隊が常識外の魔術攻撃でパニックに陥って実力を発揮できず壊滅するシーンは、こうした作品で割とよく見られる光景である。大抵のロボットアニメも無条件でロボット最強補正がかかっているなど同類といえよう。
しかしながら、こういった魔法的な技術というのものは大抵は個人の資質によるものが多く、現代兵器のように誰にでも使える物ではない。あまりに能力の個人差が大きいので、画一化された部隊編成にも不向きである。
更に、銃器は引き金を引くだけで弾丸が発射されるが、魔法の場合は呪文詠唱等の行程が必要とされるケースが多く即応性にも欠ける。また、継戦能力の面でも不利な点が多い。
そして、これはTYPE-MOON作品等によく見られる事だが、前述の通り魔法使いとして優れている者程いわゆる「魔法至上主義」といった思想に傾倒しており、何もかも魔法で解決できると錯覚して科学技術を蔑ろにし、パソコンや携帯電話等の日用品ですら使おうとせず、敢えて魔法で代用する輩も居るほどである。
だが、彼らの科学技術に対する無知や科学技術を魔法等の超常の力より劣ったものと考える傲慢さが仇となるような場面もあり、体を鍛える事を怠ったが故に魔力が切れれば只の人以下の役立たずになる、という描写も散見される。
隠密行動中にあっさりと監視カメラに引っかかったり、索敵や防御も自身の魔法に頼る分、魔力を伴わない攻撃を感知できなかったり、(全身にバリアを張っていて助かる事もありそうだが)地雷や落とし穴で敗北したり、遠距離から狙撃されたり、毒ガスや生物兵器を撒かれたり、余裕綽々のところを建物ごと爆破されたりと、呆気ない最期を迎える事も往々にしてある。
魔法使いのみならずドラゴンのような屈強なモンスターも例外ではなく、ゴジラ怪獣やウルトラ怪獣のように人知を絶した存在であるわけでもないので、現代兵器による攻撃を受ければひとたまりも無いし、たとえ人知を絶した怪獣であっても砲撃や誘導弾や地中貫通爆弾、果ては核兵器といった手段でダメージや重症を負い、最悪の場合は撃退や殲滅されることもある。
また、場合によってはミサイルや核爆弾といった現代兵器を使用することで創造神すら葬り去る、文字通りの「神殺し」すらできてしまう。
勿論、現代兵器には現代兵器の良さが、魔法やファンタジーには魔法やファンタジーの良さがあるので、一概に優劣を決めることは出来ないが、魔法の知識を持っている人間が現代兵器を用いれば「魔法使い(笑)」とばかりに無双するのも可能である。
近年では単純なファンタジーのみならず、現代ファンタジー、能力バトルモノ、SF、特撮モノ、モンスターパニック等々創作物全般において、噛ませにされがちな現実側が現実の力で逆襲するような作品や展開に対して「地球なめんなファンタジー」という言葉が使用されることも多く、「地球なめんなファンタジー」という言葉はもはや「現実の力をなめくさった創作物全般」に対してのカウンターのような意味合いを持つ言葉になりつつあるのかもしれない。
概要的には『ヤンキークエスト』の様に素手でドラゴンを殴り飛ばすような作品も入りそうだが、生身の個人が「レベルを上げて物理で殴ればいい」を成してしまえると、それは既にファンタジーの域として扱われるようになってくる点には注意が要る。
肉体的限界を超えた身体能力を持つ地球人なんて出してしまえば、「地球ファンタジーなめんな異世界ファンタジー」あるいは「格闘ファンタジーなめんな魔法ファンタジー」という感じの、やや趣の異なるジャンルとなってしまう。
出典的にはどちらかと言うと、文明の利器を使用して戦う作品や人々にこそ相応しいだろう。
この使い魔とか、この魔術師殺しとか、この自衛官とか、修羅に落ちた魔法少女たちとか、この魔女の方々とか、ロボットに乗らなくてもヤバいパイロット共とか……。
注意点
ただ、このジャンルは匙加減が非常に難しい。ファンタジーの力は現実より強い、という大前提を元にあるジャンルが故に、あまりにもこれを乱発し過ぎると「ファンタジーを踏み台にした現実無双」に成り下がってしまう。ファンタジー世界舐めんな地球の項目も参照。
「魔法?ロボット?どうせ銃や戦車の方が強いんでしょ?」となってしまえばそれは同じ穴の狢である。
例:世界が「魔法」を否定しているナイトウィザードや、円環少女
ファンタジーと現実的な力のバランスの上手い設定がこのジャンルをより魅力的にする為の腕の見せ所とも言えるだろう。
該当する方々(しそうな方々も含む)
- フィリア・フィリス(『テイルズオブデスティニー』)
- 衛宮切嗣/エミヤ(アサシン)(『Fate/Zero』他)
- 空と白(『ノーゲーム・ノーライフ』)
- ナツキ・スバル(『Re:ゼロから始める異世界生活』)
- ストーム1(『地球防衛軍シリーズ』)
- F-15J(『ドラッグオンドラグーン』) → 新宿ED
- 暁美ほむら(『魔法少女まどか☆マギカ』) → 火薬少女あけみ☆ほむら、ホマンドー:もっとも、武器の入手方法は魔法によっている。
- 姫河小雪/スノーホワイト(『魔法少女育成計画』) → 修羅雪姫(まほいく)
- 大鳥居あすか/魔法少女ラプチャー☆あすか(『魔法少女特殊戦あすか』)
- フランク・キャッスル/パニッシャー(『パニッシャー』)
- ブルース・ウェイン/バットマン(『バットマン』)
- ウォルター・ジョゼフ・コバックス/ロールシャッハ(『ウォッチメン』)
- ネイト・リバー/ニア(『DEATHNOTE』)
- ジェバンニ(『DEATHNOTE』) → ジェバンニが一晩でやってくれました
- 鈴木英雄(『アイアムアヒーロー』)
- 金属バット(『ワンパンマン』)
- ゲシュタール(『聖剣伝説2』)
- デュラン(『聖剣伝説3』)
- ダンテ(『デビルメイクライ』)
- マッシュ・バーンデッド (『マッシュル-MASHLE-』)
- 美神令子(『GS美神』)
- ヤクザ天狗(『ニンジャスレイヤー』)
- 海馬瀬人(『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』)
- イチロー/キカイダー01(『キカイダー01』)
- 田中ぷにえを筆頭とする魔女の方々(大魔法峠):邪道魔法少女ものの一作。作中全体で普遍的に魔法封じが当たり前な為、魔女は肉体と格闘術を鍛え上げており、『魔女相手に近接戦は不利』なんて発言が飛び出したことも。
- ハンス・ウルリッヒ・ルーデル(実在):ご存じ「空の魔王」。多くを語る必要はあるまい。
要検証
ニコニコでの扱いについて
以下どこぞの嘘八百科事典並みにジョーク多数なので注意。
登場兵器
日本
- 黒木特佐:兵器ではないが、出ると赤文字のデカいコメントが書き込まれる。
- 小椋しお:戦わない。後方指揮担当で、黒木特佐の後継候補にしてミーハー的対怪獣兵器オタク。
- 界塚伊奈帆:黒木特佐の後継候補。陸海空各自衛隊と在日米軍の指揮権を持つウルトラスーパー高校生。
- 特生自衛隊:黒木特佐配下の怪獣退治のエキスパート達。
- ゆきなみ型護衛艦三番艦「みらい」:自衛隊アニメの中で一番戦闘シーンがあると思われるイージス艦。タイムスリップする事なく、無事に現代に留まれたようである。戦闘時には処刑用BGM「戦闘『みらい』」がバックで流れる。この曲は大体の動画でBGMとして使われている。
- 『学園黙示録』:ミサイル護衛艦「こんごう」の登場が「みらい」の次くらいに多い。稀にCICにアスロック米倉が紛れ込んでることも。そこまでしてアスロックを撃ちたいのか。
- 『亡国のイージス』:ハープーンミサイルとシースパローのCGとは思えない攻撃シーンがある。
- 『クレヨンしんちゃん』の自衛隊:『温泉わくわく大決戦』での描写はファンの評価も高い。
- 最臭兵器の自衛隊:攻撃シーンがある(そしてスーパーカブに返り討ちにされる)。『最終兵器彼女』とは何の関係もない。
- 戦略自衛隊:N2爆雷はこのシリーズにおけるデウス・エクス・マキナである。
- 『東のエデン』の自衛隊
- 『GATE(ゲート) 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり』:AH-1コブラ、F-4ファントム、74式戦車などの旧式兵器が生き生きと無双している。特地の近所には『Re:ゼロから始める異世界生活』の世界がある(伊丹とスバルも面識済み)。巨大な3式機龍をどうやってゲートに押し込んだのかは今なお最高防機らしい。
- 大日本帝国
- 紺碧艦隊&旭日艦隊:WWII時代のチート・オブ・チート。51cm砲を装備した超戦艦に電磁推進の超高速潜水艦、戦闘機はジェットが当たり前。…こんなんでも『艦これ』世界と共存できるのだからすごい。
- アメリカ:最近独力で特地へのゲートを開くことに成功したらしい。
- 「ミズーリ」:アメリカ最後の戦艦。『バトルシップ』で戦闘シーンが出たため仲間入り。
- 「ジョン・ポール・ジョーンズ」:アメリカのミサイル駆逐艦。しかし攻撃命令を出すのは自衛官。『バトルシップ』で戦闘シーンが(ry
- AC-130:絶大なる制空権を持つ米軍だからこそ運用可能な、通った後はぺんぺん草も生えない地獄からの使者。特に深海棲艦にとっては悪夢にも等しい。
- A-10:ルーデルの申し子。生身で7砲身パンチを1発でも喰らえばミンチより酷いことになる。
- B-2:空飛ぶ国家予算。地中貫通爆弾MOPIIはあのゴジラに深手を負わせるほど強力。しかし運用を一つ間違えればさらなる悪夢を生み出すことも…
- 『戦火の勇気』:何故か日本語吹替版でM1エイブラムスが活躍する。ちなみにこの映画、湾岸戦争中の誤射事件を描いたサスペンス映画である。
- ジョン・メイトリックス:生ける最終兵器。彼が行動を開始したときはすなわち「第三次大戦だ!」
- キルゴア中佐:敵か?味方か?謎の半裸おじさん。「朝のナパームは格別だ!」
- 沈黙の艦隊:説明不要。
- 地名
その他
- 宇宙戦艦ヤマト:一度のみ登場。地球が消し飛んでしまうため波動砲は撃てない。
- エヴァンゲリオン:一度のみ登場。
- 碇シンジ:モノレールで何度逃げようとしても逃げきれない。
- 銭形警部:ゲート出現でほぼ戒厳令下と化した東京で、市民の犠牲をも厭わない自衛官の乗る戦車に飛び乗っていちゃもんをつける。
- USSエンタープライズD率いる宇宙艦隊:一度のみ登場。ちなみにスタートレックの世界には「宇宙戦艦ヤマト(無人艦)」が存在する。
- スーパーカブ:異能生存体。
関連創作物
- DAIVAシリーズ:リュカーン教なるご立派な宗教があるが、ゲーム上での影響は皆無。それどころか宇宙艦隊や人型兵器に新型OM砲等の存在感が半端ない。
- ゼロの使い魔:地球なめんなファンタジー発祥の作品。ゼロ戦でドラゴン相手に無双したり、タイガー戦車で敵の巨大ゴーレムを吹き飛ばしたりしている。
- 宇宙戦争:おそらく地球なめんなファンタジーを取り入れた最古の作品。ついでに言えば英国面でもある
- GATE(ゲート) 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり:自衛隊がファンタジー世界において銃で敵を薙ぎ払い、大軍勢を消し飛ばし、ドラゴンを叩き落としたりする、地球なめんなファンタジーの金字塔。使い捨ての旧式装備であるにもかかわらず結構無双する。また、戦闘面だけでなく文化面などでも地球なめんなファンタジー……と言うか「日本なめんなファンタジー」を行っている。
- ルーントルーパーズ 自衛隊漂流戦記:『GATE』と同じく異世界自衛隊モノ。『GATE』と違い燃料弾薬の補給は不可能かつ機材と人員数にも制限がある上、初戦から隕石落としで王都が消し飛びそうになるなど(主に敵側の)魔法の力もかなり凶悪になっている。だが、それでもなお自衛隊の方が強い。
- 日本国召喚:異世界に日本そのものが召喚されてしまう作品。陸海空すべての自衛隊が活躍する。ワイバーンやドラゴンを操る純粋なファンタジー文明よりも強大な、いわゆる魔法科学文明の敵が存在し、魔法により遺伝子操作された怪物、空中戦艦、核攻撃魔法等が存在している。また、純粋な科学文明を持つ敵も登場する。
- 魔法少女まどか☆マギカ:魔法ではなく銃や対艦ミサイルなどの現代兵器をメインウェポンとして戦う魔法少女が登場。もっともこれらの兵器は魔法によって手に入れている。
- Fate/Zero:魔術師でありながら銃をメインウェポンにしたり敵の魔術師が作った魔術工房を建物ごと爆薬で破壊したりする人物が登場。
- デモンベイン:クトゥルフ神話生物に魔法ではなく科学技術や人の意思で対抗している人物が登場。
- ドリフターズ:地球の偉人がファンタジー世界で大暴れする作品。地球の技術・戦術・火薬などがチート極まりない活躍をするが、それ以上にこの作品のファンタジー世界の成り立ちのことごとくに地球人が関与している上、この世界でぶつかり合っている世界を滅ぼさんとする勢力もそれに対抗する勢力も地球人が結成したものであるため、もはや地球なめんなファンタジーと言うよりも「地球のせいで世界がヤバいファンタジー」と言った方が正しい状況になっている。
- ノブナガン:通常兵器が通用しない敵に対してその敵に有効な能力を持つ能力者たちが対抗するという話なのだが、通常兵器が通用しない点を逆手にとって敵を爆散させたり、能力者の攻撃が通用しない装甲を現代兵器の火力で破壊したりと、この手の作品にしては珍しく現代兵器が活躍している。
- ジョジョの奇妙な冒険:バトル漫画の宿命として一般人や軍人は噛ませ犬になるのだが、波紋や吸血鬼化やスタンドに頼らずとも対抗できうる一般人や軍人、テクノロジーが存在している(場合によっては、ラスボスに多大なダメージを与えた一般人もいる)。また、チート級の能力を持つラスボスであろうと地球の自然現象や主人公側の人々の誇り高き魂に負けてしまうこともあるため、自然の力や人間の底力がいかに強いかが分かる。まさに「人間讃歌なめんなファンタジー」である。
- プロジェクトクロスゾーンシリーズ:現代の武器どころか素手でも、魔法や呪い更には宇宙や未来といった最新技術にも互角に対抗出来ている人物が登場する。
- スーパーロボット大戦シリーズ:参戦作品によるが、異星人や屈強な異世界人、怪獣や人類に敵対する知性体などを、身体能力が異常な方々がロボットなしで叩き伏せることがある。詳細は「スーパー生身大戦」を参照されたし。
- 仮面ライダークウガ:太古の超常的な力を持つグロンギ族に対し、現代の警察が奮戦する(「大活躍」と言っても過言ではない?)。
- ブルースワット:特撮ヒーローとしてはリアル寄りな作風となっており、変身のような便利な機能も巨大マシンも無く、エイリアンに対して比較的ローテクな装備で対抗する(しかし子供受けはイマイチで、後半は特撮ヒーローらしい戦力も加わった。一方で、更なるローテクな装備で勝利した事もあるが、これはこれで色々おかしいと批判がある)。
- SCP_Foundation:科学も常識も一切合財がクソ程も通じない不条理の権化というべきSCPオブジェクト達に謎の超科学で収容を試みる財団や、破壊を試みるGOC。尤も彼らの扱う"科学技術"も、現実改変関連を筆頭とした「そもそも科学かどうかすら怪しい」としか言えないものも少なくないのだが…
……等々、創作物に関しては挙げだしたらキリがない。
関連タグ
魔法(物理) 超能力(物理) 女子力(物理) 除霊(物理) 魔法の杖(鈍器)
ファンタジー世界舐めんな地球:対義語。上記の関連創作物も少しその要素を孕んでいたりする。
動物戦隊ジュウオウジャー:「この星(地球)を舐めるなよ!」が決め台詞のファンタジー作品であり、語感だけは似ているが性質的には真逆の作品。