ピクシブ百科事典

空挺

くうてい

輸送機から敵側戦線の後方へ、歩兵を降下させること。
目次[非表示]

概要

相手勢力の戦線の後方へ輸送機歩兵を送り込み、パラシュートグライダーで歩兵を降下させること。

ジリジリと地上を攻め進む手間をさっくり省いて敵の重要拠点に兵士を送り込むことができ、非常に奇襲効果が高く、上手く使えば戦況をひっくり返すこともできる。
要塞を急襲して地上部隊の進撃に対し無力化したり、上陸作戦時に守備側の背後に投入して混乱を狙ったり、油田を無傷で奪ったりと、第二次世界大戦で多用された。

しかしながら、パラシュート降下に当たって隊員が携行できる装備重量には制限がある。大型車両を投げ落とすわけにもいかないので(研究は行われているが)、基本的には生身と軽武装、あっても非装甲の車両程度が関の山の貧弱な武装しか与えられない。
潤沢な装備を活用できる機械化歩兵に対し、空挺兵はあらゆる事態に身一つで対処しなければならない。攪乱任務などの場合後方との通信が禁じられることもあるため自己裁量に頼る部分が大きく、一般歩兵よりも優れた判断力を求められる他、極力戦闘を避けるために隠密性も高くなければならず、一旦戦闘になれば多勢に無勢の状況下でも生存する戦闘力も必要になる。航空支援、砲撃支援の要請が前提であれば、歩兵としての技能だけでなく航空兵器、火砲に関する知識も求められる。
このため空挺兵には特殊部隊並みの練度が求められ、実際特殊部隊として扱う国家が多い。

また、使いどころも難しい。
特別に丹精込めた精鋭兵士を最も危険な鉄火場にほぼ生身で投げ込まなければならない。下手をすれば着地直後を滅多打ちにされて金と命の浪費に終わる。そのため天候、地形、敵の戦力図、ありとあらゆる情報を考慮した戦略的判断、航空優勢の確保や近接航空支援、砲撃支援の準備等々潤沢な支援が必要となる。

また精鋭であるために、戦後フランスアルジェリア独立戦争が政治上の大事でもあったのだが、これへの対応をめぐり政情が混乱、その中で「空挺部隊が急襲してくる」という噂も飛び交ったりもした。


別名・表記ゆれ

エアボーン

関連イラスト

夜戦



関連タグ

歩兵 パラシュート/落下傘 グライダー
空挺戦車
ヘリボーン
特殊部隊
第一空挺団 SAS SEALs 義烈空挺隊

関連してしまったタグ

飛空挺

関連記事

親記事

歩兵 ほへいまたはふひょう

子記事

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「空挺」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 140864

コメント