第1空挺団

だいいちくうていだん

第1空挺団とは、陸上自衛隊の団のひとつ。誰が言ったか「第一狂ってる団」。

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目次 [非表示]

1 概要

2 逸話

3 Pixivでは

4 関連キャラ

5 公式動画

6 関連タグ

7 外部リンク

概要

第1空挺団とは、陸上自衛隊に所属する団の一つ。ごく大雑把に言えばパラシュート降下などの空挺作戦を行う空挺部隊である。団本部および本拠地は、千葉県船橋市の習志野駐屯地に置かれている。上級組織は陸上総隊。支援部隊なども含めた隊員約1,900人によって構成されている。

第1とついてはいるが第2や第3の空挺団は存在せず、本隊が唯一の空挺部隊である。

自衛隊の中でも特に厳しい選抜と非常にハードな訓練を受けねばならず、その質の高さは広く知られている。志望資格は、陸士で28歳以下、陸曹以上で36歳以下で、そのうち身長161cm以上などの体格制限と身体能力の検査をクリアした者達で、基礎訓練と5回の降下訓練を経由して隊員となる（新隊員から志願する場合は後期教育がその前にある）。

その精強さ故、かつては陸自特殊部隊である特殊作戦群の母体ともなった（現在は空挺団以外からも広く隊員を募集している）。

逸話

第1空挺団には、以下の逸話・事案・都市伝説がある……と言われている。

2階から飛び降りれば5000円やると言われて3階から飛び降り無傷で着地。
長距離走の際に84mm無反動砲を担いで、64式小銃を持つ一般隊員を笑顔で追い越す。もしくは無反動砲を持ったまま追い掛け回す。
空挺降下の際にナイフで誤って脚を傷付けてしまうが、包帯を巻いただけの処置で訓練を完了。
隊員がM2重機関銃の上に尻餅したところ、M2を尻で破壊。
とある戦車部隊が第1空挺団と対抗演習をした際、空挺団員が対戦車ミサイルを最低射程距離ギリギリで笑顔を浮かべながらぶっ放してきた。
北海道の某駐屯地において高体連出場者を含む前期教育隊の一個区隊が持久走訓練の実施中、同空挺団の出身者だった運用訓練幹部が訓練に参加、数分遅れのスタートにもかかわらず高体連出場者の先頭集団に追い付き、その後数回教育隊を追い越し、汗もかかずそのまま業務に復帰。なお、その幹部は特殊作戦群に転属した模様である。
居酒屋の二階部分（座敷タイプ）で宴会をやっていた時のこと。時間が来たので解散すると思ったら、窓からダイブ。
北海道河東郡鹿追町の民間牧場内で行われていた高度340mからの降下訓練で、1人の隊員がパラシュートの不調により十分開かなかいまま着地する事故が発生。しかし怪我もなくそのまま訓練を続行。当時膝までの積雪はあったものの、一般人であれば死亡するレベルである。
平成初期にもパラシュートの開傘不全による事故は頻繁に起こり、大腿骨、ろっ骨などを複雑骨折する隊員も出たが、全治3か月と言われながらも一週間で現場復帰した隊員もいた。

これらの逸話のおかげで、いつしか「第一狂ってる団」と通称されるようになった。

他にも地元のヤの付く自由業の方々が避けて通る、ヤの付く方々・過激派・習志野駐屯地、と地元警察（桜田門組）地図では実力のある勢力（堅気扱いされていない）として行動エリアもとい縄張りが認識されているとか、

流石に今では禁止されているが、かつてはヤクザ狩りを趣味として勝利の印に金バッジをコレクションしていた者もいたとか、前述のエピソードにある「飛び道具を使うときには確実に当てられる距離まで詰めてから相手の目を見てニッコリ笑ってぶっ放すのがセオリー」は、代々空挺団に伝わる家訓のようなもので、同団の助教が語っていた……らしい。

など、異常な都市伝説が語られやすい土壌であるとも思われ、枚挙にいとまがない。

余談であるが、有名人でもこの部隊の出身者は意外に多い。漫画『グラップラー刃牙』シリーズの作者である板垣恵介先生は、陸上自衛隊に在籍時代に約5年間この部隊に所属しており、その様子は自伝漫画『我が青春の陸上自衛隊』でも語られている。