概要
一般家庭で人と共に暮らす自律型ロボットの日常を描いた作品。
ドラえもんに似た世界観を持つ、どころか、「オバケのQ太郎とドラえもんを足して2で割った様な作品になっちゃいました」と、アニメーション制作を手掛けたサンライズ(放送当時創映社→日本サンライズ)の関係者が後に語っている。
TBS系列25局(うち福島テレビは1979年当時フジテレビ系列とのクロスネット、テレビ山口は1979年当時フジテレビ系列とテレビ朝日系列とのトリプルクロスネット)にて、1976年10月からから1977年9月にかけて放送された。
コミカライズが、小学館の学年誌3誌(低学年向け)と「てれびくん」、秋田書店の「冒険王」に掲載された。
本作の企画書補遺、キャラ表、ゲスト・キャラクターデザイン、作画監督を担当した安彦良和は後に『無敵超人ザンボット3』のキャラクターデザイナーとして参加した時にはビートンに参加した時の癖があったのか、ザンボット3の主要キャラクター(神勝平、神江宇宙太、神北恵子)の初稿をビートンと同じ2~3頭身スタイルに描いて提出したのか、監督の富野由悠季に「もう少し、足長くならない!?」と咎められ、富野総監督にリテイクを食らった事もあった。
登場人物
ビートン - 子供っぽいロボット
正夫(マーちゃん) - ビートンの持ち主であり親友でもある少年
トン子 - 正夫の妹
うららちゃん - ヒロイン
ネンネン - 中盤から加わって何かと話題になった美少女型ロボット
ガキオヤジ - ビートンにちょっかいを出してくる中年現役ガキ大将
ブリキン - ガキオヤジが従えているロボット
余談
本作の放送終了直後に玩具スポンサーだったブルマァクが倒産し、まるで本作の終了を待っていた様に見えた。
関連タグ
竹村よしひこ - てれびくん版を手がけた。