概要
正式なタイトルは、『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』。
2023年8月4日に公開。クレヨンしんちゃん初の全編3DCG映画。大根仁が監督し、白組が制作を手掛ける。
『映画クレヨンしんちゃん』という銘打っていた過去30作とはタイトルが異なり、そのロゴやしんのすけの服装は原作漫画に準拠したものになっている。
ストーリーは単行本第26巻収録の番外編『しんのすけとひまわりのエスパー兄妹』を原案としており、第28作『激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』以来の原作漫画をベースにした作品となるが、本作のエピソードは2001年にテレビシリーズでアニメ化されている。したがって本作は映画初のリメイク作品である。
また、当初から夏公開とされたのは第1作『アクション仮面VSハイグレ魔王』以来(前々作『謎メキ!花の天カス学園』は春公開の予定がコロナの影響で夏映画になった)。8月に公開されるのはシリーズ初。
本作以降、映画の公開時期が夏に変更となった。
通算31作目の作品という位置づけではあるが、毎年の劇場版とは別ラインで制作されており、制作に約7年をかけている。
同年9月19日には興行収入が23億円に達し、第23作『オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』を上回り歴代最高記録を更新したことが発表された。最終興行収入は24.7億円。
あらすじ
40年前に発見された、ノストラダムスの隣町に住むヌスットラダマスが記した予言書には、こう書かれていた。
「20と23が並ぶ年に天から2つの光が降るであろう。1つは暗黒の光、もう1つは小さな白い光…やがて暗黒の光は強大な力を持ち、平和をごっつ乱し、世界にめっちゃ混乱を招くことになるんやでえ」
そして2023年夏、予言書の通り宇宙から2つの光が接近。夕飯を待ちわびつつ、おもちゃで遊んでいたしんのすけは白い光を浴びる。それにより彼は、熱くなったお尻に意識を集中させることで、物を宙に浮かすことができる超能力を手に入れたのだ。
一方、黒い光を浴びて暗黒のエスパーとなった男の名は「非理谷充(ひりやみつる)」。アルバイトは上手くいかず、推しだったアイドルは結婚してしまい、さらには暴行犯に間違われ警察に追われていた彼は、超能力を手に入れたことでこの世界への復讐を誓う。
世界の破滅を望む非理谷と、絶望に立ち向かうしんのすけによる超能力大決戦が今、幕を開ける!
ゲストキャラクター
主題歌
Future is Yours/サンボマスター
ちなみに劇場版シリーズ初のオープニング無しである。
関連動画
予告1
予告2
関連項目
もののけニンジャ珍風伝←前作 次作→オラたちの恐竜日記