概要
情けは人の為ならず（本来の意味）、巡り巡って己がため精神で「他人に親切にしていればいずれは巡って自分に返ってくる」「幸運を呼び込むために日々徳を積み美しく生きる」ことをモットーとしている人もいる。
悪用される事例
同調圧力、やりがい搾取、組織・集団への強制加入、責任の棚上げなど都合よく安価でこき使うこと理由として用いられる場合も多いので注意。
「～するのが普通」「～しなくてはならない」「～するのが恥」と勝手に価値観を押し付け、本来自由な行動や選択に対して強い罪悪感を感じることでそれを制限・強制するなど。
安全や効率化をなぐり捨て苦しむことが美徳なんて根性論を行うクズ上司やスポーツ指導者も未だに大勢いる。
対策
相手が親だろうが上司、スポーツ等の指導者だろうが、「ああこれが普通なんだ」と納得せず、違和感や理不尽があれば鵜呑みにせず疑ってみよう。普通に法律に違反している場合もある。（サービス残業など）
自殺、過労死、うつ病、熱中症、体を壊してぶっ倒れるまで文句を言わずに耐えて頑張りました！…なんて誰も褒めてくれない、美徳どころか最高につまらないブラックジョークである。
悪用された場合には大抵現代的な価値観である効率化・安全・権利等と言うものが入っておらず、「逃げる」「疑う」「調べる」（検索）といった選択肢を持つことも重要となる。
「自分自身のために清く生きている人」はだいたい自分に不利益をもたらす者からは距離を取って生きている。悪縁は断ち切るに限るのである。
