貴方のための物語(メルヒェン・マイネスレーベンス)
- ランク:C→C+
- 種別:対人宝具
- レンジ:0
- 最大捕捉:1人
「脱稿、即ち開放の時!」
「ではお前の人生を書き上げよう。タイトルは……そう、『貴方のための物語(メルヒェン・マイネスレーベンス)』だ。」
アンデルセンの書いた自伝『我が生涯の物語』の生原稿。彼の愛読者達からの魔力供給によりページから「読者の望むアンデルセン」を分身として生み出すことが出来る。
だがその真価はこの本を白紙に戻して彼に執筆して貰うことで、対象を1人の主役として育てることにあり、脱稿することが出来れば「その人間の究極の姿」へと成長させることも可能である。
もっともアンデルセンの人間性にはかなり難があり、基本遅筆な上に「人は死以外では幸せになれない」というバッドエンド志向で、ご都合主義を嫌い、王道は趣味ではないと語る彼に「人の理想の姿」を書かせるのは非常に困難な話である。
宝具の情報自体は通常ルートでも開示されるが、実際に使うのはCCCルートのみ。
マスターの殺生院キアラに対して使用し、彼女を魔人の如き姿へと変貌させる。
Fate/GrandOrderでは
こちらでもアンデルセンの宝具となっている。
種別はArtsで、効果は【味方全体に3ターンの間ランダムで攻撃UP+防御UPを付加&HP回復状態を付与】。さらに絆クエストをクリアすると、スター発生UPの効果も加わる。
能力UP効果はランダムなので、必ず全ての恩恵が得られるわけではないのが難点だが、それを嫌うのであれば、同じ子安サーヴァントのオジマンディアスが持つスキル「太陽神の加護(A)」と併用すれば確率を上げる事ができる。
また、各効果はオーバーチャージで向上する上に、アンデルセンは元々NP回収率が高いため、簡単にNPを200%以上貯めて高い状態で発動できる。
ここにジャンヌ・ダルクが加わると、宝具『我が神はここにありて』も合わさり、パーティー全体の耐久力が劇的に向上する。通称「ジャンヌ・アンデルセン・システム」(JAS)と呼ばれ、ここに耐久値の高いアタッカーが加われば、それだけで鉄壁の城塞が完成する。
後に超強化の入った諸葛孔明や、ストーリー進行によって万能ディフェンダーへと大出世したマシュとも噛みあい、最高のBusterサポーターであるマーリンがアンデルセンの上位互換の性能なのでそっちとのW運用でも活躍可能。
低ランク縛りでパーティーを組む際にも、この宝具が要として機能するため、低課金マスターにとって心強い味方になってくれるだろう。限定イベント周回でも、超級以上クエストでいるといないとでは耐久力が大きく変わってくるため、ここ一番で彼に仕事を依頼するマスターは少なくない。
低レア故にアンデルセン自身の耐久性が問題だったが、後に実装された「聖杯転臨」システムでのレベル限界突破が可能となったため、より運用しやすくなっている。ちなみにLv80でHPが素で10,000を突破するので、高難易度でもレアリティ問題がネックなマーリンや孔明の代打としても通用するようになった。
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