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COVID-19変異体

こびっとないんてぃーんへんいたい

2021年1月から確認されている、新型コロナウイルス感染症の変異体の総称。
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概要

2021年1月から確認されている、新型コロナウイルス感染症の変異体の総称。
同年6月以降、それぞれの変異株は「α/アルファ(英国、B.1.1.7)」「β/ベータ(南アフリカ、B.1.351)」「γ/ガンマ(ブラジル、P.1)」、「Δ/デルタ(インド、B.1.617.2)」など、ギリシャ語のアルファベットを使って区別されるようになった。
これは、地名を使うとその地域に対する風評被害や差別を助長するためでありそれを回避し差別を生まないためである。
ギリシャ文字を全て使い切った場合は、星座による呼称に切り替えられる可能性があるとのこと(WHOが「新型コロナ変異株の異名にギリシャ文字を使い果たしたら星座名を使うかも」と明かす)。ただ、現状ではオミクロン以降の変異は確認されていないため、呼称について当面は心配しなくてもよいだろう。
ただし、代わりにオミクロン株亜系統の流行が拡大しており、こちらには統一された命名規則はないが、通称として「ケンタウロス」をはじめ「ケルベロス」や「グリフォン」など幻獣の名前が付けられることも多い。

現時点で変異体については遺伝子の配列に関する情報に限られており、感染性や病原性、検査法やワクチンへの影響等は現時点では判断が困難。


厚生労働省は、引き続き、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、諸外国の感染状況を注視しながら、機動的な感染拡大防止対策に努めていく模様。

変異株への対策

どの株であるかは即時判定することはできず、数日を要することもある。
感染者は個室での管理下におき、感染源、濃厚接触者の追跡と管理、臨床経過等を含めた積極的疫学調査を行うことが望ましい。

パンデミック初期には「高齢者や基礎疾患持ちが重症化しやすい」と言われていたが、変異に伴いそれまで健康だった若者も感染しやすくなる事例が多発している。特にデルタ株以降はそれが顕著で、「年寄りじゃないから悪化しない、かからない」との思い込みを修正できていない若年層が無軌道な飲み会などをしてクラスターを起こしたり重症化したり後遺症に苦しむ事例が多発している。

変異株であっても、個人の基本的な感染予防策を年齢や健康状態に問わず徹底すること。
従来と同様に、3密の回避、マスクの着用、手洗い、換気などが推奨される。
感染状況も日々ニュースや自治体の公式サイトで確認しておき、増加傾向に見られる時は実店舗での会食を自粛しテイクアウトやオンライン飲み会に転換するなど状況に合わせた対応を行おう。
コロナワクチンを打った後でもブレイクスルー感染を防ぐため対策を継続し、年齢や体質的に打てない人を伴った旅行や会食はより慎重を期することが望ましい。

変異株の分類

WHOが示す変異株の分類は、「懸念される変異株(VOC)」「注目すべき変異株(VOI)」の2段階に分けられており、2021年9月以降はこれらに加えて「監視下の変異株(VUM)」という分類も追加した。
なお、警戒度はVOC>VOI(≧VUM)となっている。

懸念される変異株(VOC)

COVID-19の変異株の中でも、WHOが特に警戒するべきだと判断したものが分類されている。2022年8月現在では、2021年冬頃から世界中で爆発的な感染拡大を見せているオミクロン株のみが指定されているが、かつては国内でも一時期は医療崩壊をもたらすほどの猛威を振るったデルタ株などもこれに指定されていた。

  • オミクロン株
2021年11月上旬に初めて検出され、同月下旬にVOCに認定された新型コロナウイルスの変異株。未だ不明な点が多いものの、2022年1月11日時点では、デルタ株以上の感染力を持ち、いくつかの部位で今までの変異株には存在しない新規の変異が確認されている、ということが判明している。また、この変異株はワクチンの効果を下げる可能性があるという指摘もある。
こうした特性から、デルタ株以上に厄介な存在ではないかと危惧されており、それゆえ、オミクロン株の登場は、脱コロナ禍に向けて動き出していた世界各国に大きな衝撃を与えた。
ただし、入院率・重症化率・死亡率はデルタ株と比べると大幅に低下しているとの報告が相次いでいるため、オミクロン株は弱毒化したという見解が定着しつつある(とはいえ、それでもアルファ株と同等程度の病毒性はあるとみなされているが)。そのため、従来までの変異株とは異なり、人類にとって絶望的な要素だけではないことが窺える。
2022年8月1日現在ではCOVID-19として検出されるほぼ唯一の変異株となっているため、このことからデルタ株を含む過去に話題となった変異株はオミクロン株によって軒並み駆逐されたものと考えられている。
詳細はオミクロン株を参照。

注目すべき変異株(VOI)

2022年8月1日現在でこれに指定されている変異株は存在しない。
ただし、過去にはアルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、オミクロン以外のギリシャ文字が割り当てられた変異株の多くがこれに指定されていた。

監視下の変異株(VUM)

WHOが2021年9月に新設したCOVID-19変異体の分類。日本では同年10月に導入された。
国立感染症研究所は2022年8月1日現在では以下の2つの変異株を指定している。なお、いずれもWHOの分類では「Previously circulating VOC(かつて流行していた懸念すべき変異株)」となっている。

  • アルファ株
2020年9月頃から存在し、同年11月にイギリスで初めて確認されたタイプの変異株。のちに全世界に蔓延し、2021年春ごろには感染者の大半がオリジナルからアルファ株へと置き換わり、新型コロナウイルス流行のスタンダードとなった。日本では、新型コロナ感染拡大第4波を引き起こした。なお、これが流行しだした当初は、変異株をギリシャ文字で呼ぶというルールが存在しなかったために、「イギリス型変異株」や「N501Y型変異株」などの名称で呼ばれることが多かった。
なお、2021年夏頃にはデルタ株への置き換えが進行したことで徐々に駆逐されていき、2021年9月以降はほとんど検出されなくなったため、2021年10月に国立感染症研究所は「監視下の変異株(VUM)」へと警戒度を引き下げた。

  • デルタ株
2020年10月頃から存在し、インドで初めて確認されたタイプの変異株。変異株の中でも特に感染力・毒性のいずれもが強力であり、従来は感染しても軽症で済むとされていた若年層が次々と重症化していった。こうしたこともあって、2021年前半期は世界レベルで「最強」とみなされた変異株であり、同年の夏ごろには、アルファ株に代わり、世界の新型コロナウイルス流行のスタンダードとなった。
日本国内では新型コロナ感染拡大第5波を引き起こし、2021年7月下旬から9月上旬にかけては、かつてないレベルの医療崩壊を引き起こした。しかし、9月下旬頃から急激に感染者数が減少し、10月に入ると国内の感染者数が3桁になるという、あの医療崩壊が嘘だったのではと思うくらいに感染者数が激減した。ただし、2021年11月末時点では日本国内の感染者数が激減した理由は不明である。
なお、2022年にはオミクロン株への置き換えが進行したことに伴ってほとんど検出されなくなったため、同年7月に国立感染症研究所は「監視下の変異株(VUM)」へと警戒度を引き下げた。
詳細はデルタ株を参照。

かつて流行していた懸念すべき変異体(Previously circulating VOC)

かつて世界規模で大きな被害をもたらした(orもたらすと考えられていた)もののうち、2022年8月1日現在で国立感染症研究所によってVOC、VOI、VUMのいずれにも指定されていない変異株の一覧。
なお、2022年8月1日現在では他の変異体への置き換えに伴う自然消滅等の理由からほとんど検出されていないためにいずれもVOCの指定が解除されている。

  • ベータ株
2020年10月に南アフリカで初めて確認されたタイプの変異株。日本でも、国内でのベータ株の感染拡大は危惧されていたものの、幸いなことにもベータ株の蔓延は抑えられた。これが流行しだした当初は、変異株をギリシャ文字で呼ぶというルールが存在しなかったために、「南アフリカ型変異株」などと呼ばれることが多かった。
後の調査では、ベータ株が検出されたもっとも古い検体が2020年5月のものであることが明らかにされており、このことから、実はアルファ株よりも早い段階から存在していた変異株であることが窺える。
国立感染症研究所の分類では2022年3月よりVUMに引き下げられ、同年5月にはVUMから除外された。また、WHOの分類では2022年4月をもってVOC指定が解除された。

  • ガンマ株
2020年11月頃から存在し、翌年1月に日本の空港検疫にてブラジルからの来日客から初めて検出されたタイプの変異株。日本でも、国内でのガンマ株の感染拡大は危惧されていたものの、幸いなことにもベータ株同様、ガンマ株の蔓延も抑えられた。なお、これが流行しだした当初は、変異株をギリシャ文字で呼ぶというルールが存在しなかったために、「ブラジル型変異株」などと呼ばれることが多かった。
国立感染症研究所の分類では2022年3月よりVUMに引き下げられ、同年5月にはVUMから除外された。また、WHOの分類では2022年4月をもってVOC指定が解除された。

余談

前出のオミクロン株についてだが、これの直前に当たる変異株はミュー株であり、ギリシャ文字のν/Ν(ニュー)とξ/Ξ(クサイ)が飛ばされている。これについてWHOは公式には理由を明かしていないものの、イギリスのメディア「テレグラフ」のシニア編集委員はTwitterで以下のように発言したので、そのまま記載する。

「WHO関係者によると、ギリシャ文字のニューとクサイは意図的に避けられた。ニューは「new」という言葉と混同するため、クサイは『ある地域汚名を着せないようにする』ためにそれぞれスキップされた」

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