CV:高橋美佳子
概要
遠月学園教師。遠月学園卒業生で極星寮OG。34歳。
一見中学生と見間違えるほど幼い顔立ちをしている小柄な女性。ただし胸は結構ある。容姿は遠月学園入学の頃からほぼ変わっておらず、本人曰く「昔から美容効果があるスパイスを口にし続けたため」との事。
主に高等部2年の授業を担当しており、授業の傍ら香辛料全般を研究するゼミで教授を務めている。スパイスに関する知識が非常に豊富で、史上最年少で学園の教授に抜擢されたほどの天才として名高い。
その一方、日常の生活力はほとんどないに等しく、研究しながらの寝落ちは日常茶飯事、水やりを忘れてスパイスの苗を枯らしかけたり、来客の応対をすっぽかすなど、助手の葉山アキラからは「スパイスをいじる以外何もできない」と評されている。アキラからは「潤」と名前で呼ばれタメ口を使われているが、仕事での失敗をよくフォローされているため頭が上がらない。しかし、その一方で自分以外の人間に関心がないアキラの姿勢を気にかけている。
そのアキラとは、8年前に外国で出会って以来、身元引受人兼保護者として育て続けてきた。親の名前も知らずに捨て子としてスラムで暮らしてきたアキラにとって、潤は救いの手を差し延べてくれた女神であり、ある時は師弟、ある時は母子、そしてある時は恋人のように、深い愛情と信頼の絆で結ばれた仲である。
在学時代、事あるごとに幸平城一郎の新作ゲテモノ料理の実験台にされ続けたため、城一郎のことを毛嫌いしている。その息子である幸平創真に対しても異常なまでの嫌悪感を示し、初対面で創真が「城一郎の息子」と名乗った次の瞬間に、右ストレート一発でKOした程。
しかし「秋の選抜」終了後は、決勝戦でアキラと戦った創真(と黒木場リョウ)が親しげに料理談義をしに訪れるようになったため、「アキラに友達が出来た」として高級クッキーでもてなすなど、態度は軟化している。