概要
ゴッドイーター、ゴッドイーターバーストから続くシリーズ第3作。
PSP、PSVitaのマルチプラットフォームで展開。前作同様、「序盤まるごと体験版」が配信され。また、一ヶ月をスパンに、追加コンテンツやシステム面のアップグレード等が発売後に無料配信された。
また、本作に追加要素・アフターストーリーなどを追加した『ゴッドイーター2レイジバースト』が2015年2月19日に発売。こちらはPS4とPSVitaによるマルチプラットフォーム展開となるため、「PSPで展開されたゴッドイーターシリーズ」としては無印のゴッドイーター2が最後の作品となる。
本作は前作から大幅な要素の追加が行われており、『一旦立ち止まり、GEシリーズがストーリーとハイスピードなアクションの二つの柱で成り立っているとの認識の上でつくっていく』と富澤P、吉村D両氏は発言している。
フェイシャルモーションを採用したグラフィックの向上、ブラッドアーツと呼ばれる必殺技の追加といったシステム・グラフィック面でのパワーアップが特に際立つ。
ブラッドアーツは神機に装備される刀身パーツのカテゴリによって使用出来る技が異なり、戦闘中に特定の攻撃を行っていく事によって成長・派生していく。
またストーリー面ではNPCキャラクターとの交流を描いた「キャラクターエピソード」が追加され、これをこなしていく事でNPCキャラクターにスキルや技が追加されていく。
登場人物
特殊部隊ブラッド所属
神威ヒロ(=プレイヤー)
cv:-
ヘリから見た時も思ったけど…豪勢な設備だな…
コミカライズ主人公で今作プレイヤーにあたる人物。一人称はユウと異なり「俺」で、第二期ブラッド候補生でナナとは同期。
あまりしゃべらず温厚な性格で、実地訓練でナナを庇う、焦らずにアラガミに対処する等、咄嗟の行動や機転に優れた人物像で描かれている。
ゲーム中では前作同様、性別や容姿も含めて自由に作成されたアバターが主人公となる。
cv:浪川大輔
お前は不思議なやつだ…お前の周りには自然と人が集まってくる
本作の主な舞台である特殊部隊ブラッドの隊長。20歳。ブラッド最初の適合者であり、ラケル博士の運営する児童養護施設「マグノリア=コンパス」ではエリートの部類に入り、高い戦闘能力、軍事的判断力、決断力を兼ね備えた人物。加えて仲間想い。
cv:能登麻美子
君の行動は常に…私の予想の遥か上を行くようです
16歳のブラッド隊員。ジュリウスと同じく「マグノリア=コンパス」で厳しい訓練を積み、高い戦術知識やバレットエディットへの深い理解力を持つが、反面人付き合いは苦手としている。
以前からジュリウスとは面識があったが、正式にブラッドに入隊するのは最も遅い。普段は口数が少なく落ち着いた人物。
cv:森川智之
このクソガキがムカついたから殴った…それだけだ
グラスゴー支部で5年の実戦経験を持つブラッド隊員。
実力派で任務では頼れる兄貴分のような存在だが、5年の実戦のせいかチームメンバーと衝突することも多い。
ちなみにグラスゴーはイギリスの地名。その支部所属の時には第一世代の槍型神機を使用していた。
cv:加藤英美里
緊急事態発生……私のおでんパンがどっかいった!!
ブラッドの隊員で、今作の主人公の同期。17歳。
今作の新刀身である「ブーストハンマー」を軽々と持ち上げ、豪快に戦う。
明るく朗らかな性格で、これまでに紹介された他のブラッドのメンバーのクールな雰囲気とは一線を画す。食い意地の張った大食漢。
cv:成瀬誠
ブラッドは甘くないぞ…覚悟しとけよ!
ブラッドの隊員の一人。主人公の一年先輩で、調子の良い性格。
マグノリア=コンパスの出身で、実は二番目に配属されていたためブラッド隊員としては古株にあたる。
ミーハーでファッションやアイドル事情に詳しいところや明るく気さくな人柄など、前作キャラクターのコウタに似ている。
特殊部隊クレイドル所属
cv:坂本真綾
自分になにができるか、少しづつ分かってきた気がするんです
前作のヒロイン。公式コミック「the 2nd break」にも登場。本作では新たな任務、極東地域の各地で支援活動を行う。前作初期の高圧的な態度は消え去り、人のためにできることを探し実行する強さを手に入れている。しかし同時に自分を疎かにしがちになったようで、無理を押して倒れたり、頼まれごとを一人で抱え込んだりと心配な面も。
cv:阪口大助
困ったことや分からないことがあったら、何でも聞いてくれよ!
前作の第一部隊所属の旧型神機使い。公式コミック「the 2nd break」にも登場。
現在は出払っていることの多い神薙ユウから第一部隊隊長を引き継いでおり、新米神機使いを指導する立場にあるため、クレイドル所属の中では珍しく極東支部を中心に活動している。
エリナやエミールをはじめ、多くの新人育成に貢献しているようで、三年が経ちただのイケメンになった。
cv:中井和哉
お前はどことなく、俺のダチに似た匂いがするな…
コウタ、アリサと同じく前作の第一部隊所属の旧型神機使い。
前作と同じくクールで無愛想だが、コウタの軽口に笑ってこたえるなど雰囲気が柔和になり、
他人を気遣う素振りも見せるようになった。
特殊な能力を持つブラッドを除き、その特異な偏食因子の関係で物語序盤で感応種に対抗できる神機使いでもある。
cv:平田広明
人に教わるのは、ずいぶん久しぶりだなぁ…
フェンリル極東支部最古参にして前々第一部隊隊長のおなじみの神機使い。
今作では部隊の指揮官を務めつつ最前線に立ち、あるアラガミを追っている。
その任務に後述の神薙ユウや、雨宮ツバキらも同行している様子が公式コミカライズ「the 2nd break」で描かれており、ゴッドイーターマガジン内のコミカライズ作品、GODEATER2 undercoverにも登場している。
前第一部隊隊長の神機使いで、前作の主人公にあたる人物。アリサの想い人。
GEマガジン内のコミカライズ作品「GODEATER2 undercover」によれば、新しいミッションに旅立つ際に隊長をコウタに(半ば無理に)引き継いでいる。
激戦区の極東支部において、死亡率が極めて低い実績を持つ第一部隊。その隊長という肩書きは伊達ではなく、ヴァジュラの雷撃を見切り紙一重でかわす、シユウを人一人抱えた状態で一刀両断など、まさに人を超えた破格の戦闘力を持つ。
前作からの引き継ぎを行わなかった場合、彼が第一部隊隊長としてデータベースに記述される。
引き継いだ場合は、引き継ぎ元のデータの主人公となる。
その他の神機使い
cv:阿澄佳奈
子ども扱いしないでよ!私だって華麗に戦えるんだからッ!
かの有名なエリック・デア=フォーゲルヴァイデの妹。
前作では「裕福な少女」というモブキャラであり、今回は「チャージスピア」の神機使いとして登場する。対抗心が強く、何かとつっかかるエミールやブラッドメンバーに負けじとばかりの発言も目立つ。
そんな、先輩達に対して背伸びしがちだが、自分の神機を青くペイントし「オスカー」と名付ける等、時折子供らしい一面も見せる最年少14歳。
cv:福山潤
共に戦おうッ!人類の輝かしい未来の為にッ!!
フォーゲルヴァイデ家とライバル関係にある(本人談)名門シュトラスブルク家出身で、エリック・デア=フォーゲルヴァイデの終生のライバル(本人談)。
皆の先頭に立ち導くのが騎士道(本人談)とし、失敗を明日への希望へ変える(本人談)。終生のライバルであるエリック(本人談)の妹エリナの事をなにかと気にかけている。
・・・が、アラガミを「闇の眷属」、少々間違った「騎士道」精神、前髪を手で揺らし優雅にフルネームで名乗る、暑苦しく叫ぶ、登場時に背景に薔薇が咲き乱れる、黒マント黒仮面で革命でも起こしそうな声等、非常に鬱陶し…もとい熱い意思力と強いタレント性を持った人柄であるため、エリナからは露骨に嫌われている。
エリナ同様、自らの神機に「ポラーシュターン」という名前をつけている。
華麗な彼の活躍を今すぐ知りたい方は、2nd break三巻を購入するか、こちらのプレイ動画を見ていただくといいだろう。
cv:三木眞一郎
ギルが何かやらかした時は、遠慮なく言ってくれ
極東支部第四部隊隊長。
現在のカノンの上官。また同じくグラスゴー支部所属だったためギルバートとは既知の仲。
普段は気さくでスケベなお兄さんで、彼のキャラクターエピソードは様々な支部を渡り歩いてきた結果得た広い人脈を盛大に無駄遣いするもの。
そのことや第一世代から第二世代に神機を更新したこと等、ベテランの経歴の割に残念な面が強い人物。
cv:広橋涼
あれ?今日の討伐対象って何でしたっけ?
前作の防衛班所属の旧型神機使い。入隊して5年が経つ中堅のはずがドジが多く、後輩のエリナにも気を使われるほど。
通称「誤射姫」と呼ばれ一部から絶大な人気がある彼女。
前作のメインを差し置いてサブキャラの彼女の登場が専用PVつきで公開され、公式ラジオのパーソナリティにも抜擢、ついでにアリサの次にフィギュア化というところを見ると、開発陣の中での評判もかなり良いのだろう。
cv:能登麻美子
諦めなければ、きっとそのうち成功するでしょ
グラスゴー支部の神機使い部隊の隊長。
ハルオミの嫁。心優しく意思の強い人物で、隊員わすか数人の、小規模で人員不足気味のグラスゴー支部で、活動限界が迫るなか任務にあたっていた。
泣かない!怒らない!寂しくなったら、おでんパン食べる!
元極東支部所属の神機使い。ナナの母親。
料理上手で、ナナにおでんパンの作り方を伝授した他、神機使いの任務で一人にしがちだったナナに、食べることで元気さを失わない秘訣を教えた。
過去の任務で行方不明となっており、ナナ自身も詳しいことは覚えていない。
………!!
極東支部に出没する謎のキグルミ。
凄腕の神機使いであること以外、詳細は一切不明である。
神機使い以外の登場人物
こうやって同年代の人とお話しするの……久しぶり
cv:桑島法子、歌パート:yuyu(テーマソングアーティスト)
公式コミック「the 2nd break」でも登場している、今作で強い意味を持つという「歌」に
関連する人物。
「サテライト拠点」と呼ばれる独立居住区の発展を促進すべくフェンリルの広報活動に協力し、世界中にその名が知れ渡っているほどの有名な人物。
cv:伊藤かな恵
ご武運をお祈りしています。無事に戻ってきてくださいね
極東支部オペレーター。今作では髪を下ろし、無線システムでのナビゲートでプレイヤーをサポートする。未だに適合する神機は見つかっていないようだ。
cv:小見川千明
神機あっての神機使い、神機使いあっての神機だからね!
極東支部の整備担当。神機整備室第一班の副班長を務め、今作では亡き父の考案した「リンクサポートデバイス」の実用化に向けて研究を進めている。
お仕事、気をつけて行ってきてね
cv:阿久津加菜
極東支部にラウンジを切り盛りする弱冠9歳の少女。この歳にして調理師免許を取得しており、以前より豊かになったとはいえ、充分とは言えない配給品や食材を組み合わせ、料理を極東支部の面々に提供している。コウタによればその味は極東地域の「お袋の味」で絶品とのこと。
弱い自分に何度でも向き合う…
cv:増谷康紀
元第一世代神機使い。
現在は若手の指導と「リンクサポートデバイス」の運用試験を担当している。
一部の難しいミッション前に彼に話しかけると、ミッションクリアのコツやアラガミの習性について教えてくれる。
cv:斉藤佑圭
次はもう少し難しい任務でもこなせるんじゃないですか?
フライアのオペレーター。入隊から浅く16歳という若さだが非常に優秀で、ミッションに関係する業務はほぼ彼女が行っている。
反面、心配性で緊急時や新種出現時の対応にはいくつか課題が見られる。
cv:悠木碧
世界を導く子どもたちを得て、私は幸せに思っていますよ
フライアの開発室長レアの妹で副開発室長。
フェンリルにおいて最高レベルの頭脳を持つ科学者とされており、ブラッドの創設者でもある。
またマグノリア=コンパスを運営し、暗い過去を持つものが多いブラッド隊員たちに対して母親のように優しく接する。
cv:井上喜久子
フフッ……あんまりロビーではしゃがないでね?
フライアの開発室長。留守の多いグレム局長に代わって実質的なフライアの長を務める。
神機兵の最高開発責任者であり、神機兵の有人制御に関する研究を行っている。
cv:玄田哲章
俺が、ここの最高責任者だ、いいから、命令を守れ!
フライア(フェンリル極致化技術開発局)局長兼フェンリル本部特別顧問。
恰幅がよく常に葉巻をくわえており、他人に対して高圧的な物言いも多い人物。
二人の博士が推し進める神機兵とブラッドを中心とした計画に多額の出資を行っている。
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cv:西脇保
その一歩というのが最大の難関なんですがね…!
神機兵の無人制御研究の第一人者。
痩躯で後退気味の髪の薄幸そうな人物で、有人と無人ということでレア博士とはライバル関係にある。
cv:根谷美智子
アラガミに怯える人達を放っておくのがフツーなんですかね?
フリージャーナリストで、歌手として活動するユノのマネージャーも務める女性。
フェンリルの広報で働いていた過去を持ち、世間の裏側の事情にも詳しい。
アラガミ
本作では新規に登場した感応種と呼ばれる新種のアラガミが複数登場する。
マルドゥーク
マルドゥークはイヌ系の動物をモチーフにしたと思われる新アラガミ。
「感応種」とは前作の主人公とアリサに起きた「感応現象」をアラガミ同士で引き起こす種らしく、それぞれフィールド全体に大きく影響する能力を持つため、感応種との戦闘ではより戦略性を求められる。
このマルドゥークは周囲のアラガミを統率し、集合させるなどの集団行動を可能にする能力があるようだ。基本種に「ガルム」がおり、こちらはたてがみが逆立ち、腕は石のようである。
カバラ・カバラ
グボロ・グボロ神属の感応種。
髭の生えた人面魚のような外見で、雷撃による攻撃を繰り出す。
感応種としての能力は周囲のオラクル細胞を強制的に活性化させる「踊り」。結果アラガミは怒り状態、神機使いはバースト状態となるため、わざと後回しにして能力を利用することも考えられる。
ニュクス・アルヴァ
サリエル神属の感応種。
ローブを纏った聖母のような外見で、近接攻撃を全て無効という謎の特性を持つ(インパルスエッジは一部BAのみ有効)。
感応種としての能力は他のアラガミの状態回復。ダウンやホールド状態から復帰させるため放置すると非常に厄介だが、この回復弾はゴッドイーターにも効果があるため横取りも可能。
スパルタカス
ハンニバル神属の感応種。
雷撃や雷球、ハンニバル神属特有の素早い近接攻撃などで攻撃してくる。
感応種としての能力は周囲のアラガミからパワーを吸収すること。結果スパルタカスに羽根が形成され、回数毎に枚数が増え、スパルタカスの攻撃力は上昇するが他のアラガミの能力は弱体化するため、他アラガミを優先して片付ける場合は放置するのも手。
この吸収行動は頭部を集中攻撃することで妨害が可能。
イエン・ツィー
シユウ神属の感応種。
青い羽毛に覆われた女性のような外見のアラガミで、冷気を操り、爆発する氷の羽根などを駆使する。
感応種としての能力は周囲のアラガミの敵意を一人のゴッドイーターに集中させること。
後述のチョウワンを呼び出すことも出来る。
チョウワン
オウガテイル神属の感応種。
見た目はイエン・ツィーに似ており、イエン・ツィーの指示で呼び出される。
キュウビ
出現経路、場所等が一切不明の新アラガミ。名前の通り狐のような外見で、三本の尾と、腹部から伸びる6本のオラクルの炎の形態から「九尾」と名付けられた。
その炎を灯しての突進やレーザー等で攻撃や、しなやかな動きでの撹乱など油断できない強さを持つ。特殊なコアを持っているらしく、その有用性からリンドウをはじめとしたクレイドルメンバーが長い間追い続けているアラガミ。
アバドン
突如現れ何もせず去っていく、見た目がプレデターモードの神機によく似た謎のアラガミ。
撃破するとレアなアイテムを入手できる。
ウコンバサラ
ワニのような形状の中型アラガミ。
攻撃方法は電撃や大きく開く口による噛みつき等。基本的な動きこそ普通だが体全体が固く、結合崩壊しなければクリティカルは望めない。
デミウルゴス
石膏像のような顔とトドやゾウを思わせる巨体を持つアラガミ。
目から冷気を放出したり、伸縮する腕の質量を活かした殴打などを繰り出す。
全身が硬い装甲で覆われているが、腕を伸縮させた際にむき出しとなる内部組織、および顔面が弱点。
小ネタ程度だが今までのアラガミにない特徴を持っており、顔を結合崩壊させた場合は観察してみると面白い発見がある。
本作から追加されたステージ
黎明の亡都
「贖罪の街」とは印象の異なる廃墟のステージ。植物園や図書館らしき建物がある。
蒼氷の峡谷
壊れかけたダムのステージ。かなり長い一本道の特殊なステージ構造になっている。
創痕の防壁
居住区一歩手前の、アラガミに侵攻され炎の燃え盛るアラガミ防壁が特徴のステージ。
武器
旧作からの武器のモーションが変化したもの
新武器とのバランスを考慮し、感触もかなり違うものになっているとのこと。
ショート
R+□で飛び上がる斬り上げ攻撃ライジングエッジ、空中での移動を可能にするエリアルステップが追加され、より素早い動きが可能になった。空中行動回数を回復させるブラッドアーツも豊富で、空中戦能力が大幅に強化されている。
ロング
ゼロスタンスというR+□での特殊な構えが追加。地上の各行動から派生でき、それか別の行動へ派生できるので、スタミナが切れるか吹き飛ばされるまで永遠にコンボをつなげることが出来る。
また、ゼロスタンス時にスタミナも弱冠回復し、インパルスエッジがゼロスタンスからR+□での派生に変更された。
バスター
R+□で装甲を展開し、即座に振り上げを行うパリングアッパーが追加。もちろん装甲展開時には短いながらも防御の判定があるので、タイミングを見極めれば強力な戦法になることは間違いない。
アサルト
基本バレットにOP消費なしで怯みを誘発する連射弾が追加。
また、移動しながらの射撃、ドローバックショットという真後ろへ大きく飛び退くアクションが追加され、より素早い取り回しが可能になっている。
連射性の反面、近~中距離弾種がメインとなるため遠距離までは狙えないほか、バレットエディットではモジュール上限が3と少なく、一撃の高威力化は難しい。
変異チップの習得を進めることで、モジュール上限を+1することができるが、当然チップ枠を使ってしまうため他のチップが使えなくなるデメリットもある。
2013年12月のアップデートでモジュール上限が4に増加した。
スナイパー
基本バレットは射程と弾速が速く、クリティカル時のダメージ倍率が非常に高い狙撃弾。
エイムモード時に射程方向を拡大表示するスナイパーサイト、一定時間敵に見つからなくなるステルスフィールド(射撃や剣形態への変形、時間経過で解除)が追加され、より狙撃に特化された。
バレットエディットでは狙撃弾が起点となり、自動追尾する弾種は扱えない。モジュール上限は5と平均的。
2013年12月のアップデートでモジュール上限が6に増加した。
ブラスト
基本バレットは中距離を直進し、着弾と同時に爆発する高燃費高威力のロケット弾。
OPを最大1000まで予備領域へ移すオラクルリザーブが追加され、より高威力なバレットを運用できるようになった。極端な話、消費OP1000のバレットを撃つことも可能である。
バレットエディットは基本的に自由。モジュール上限も8と高く、チップごとの消費OPも高め。
ブラッドバレットを活用すれば、一撃で中型アラガミを葬りかねないほどの、とてつもないダメージを叩き出すバレットも作ることもできる。
新武器
チャージスピア
直線的な動きに特化。溜めを活かし、敵の弱点を連続的に攻撃できる。
コンボ中にバックステップ(ほぼバク転)することができ、そこから空中、着地ともに
さらなる連携につなげることができる。
またチャージグライドという突進技も備えており、この際に刀身が展開し攻撃力が上昇する。
そこからコンボやステップなどのアクションをつなげることで展開状態を維持できるので、高威力のコンボを叩き込むことも可能。
突きだけではなく、長い刀身を活かした薙ぎ払いもあり、範囲重視の攻撃も得意。
ブーストハンマー
重圧感とスピード感に特化。特殊な二段階変形のギミックを搭載する。
スタミナを消費して何度も振り回したり、ブースターを使って一気に距離をつめたりと、
豪快なアクションが可能。
普段の攻撃は鈍重で間合いもさほど長くはないが、このブーストを活用することで全刀身最速の移動や怒濤のラッシュ攻撃が可能となるため、スタミナをいかに管理するかが肝となる。
ショットガン
遠距離形態の新たな武器種。
その名の通り近接使用に特化しており、基本バレットは射程が短く威力が高い散弾、
アサルトと同じく移動射撃が可能で、前方に突進し追加入力で射撃するラッシュファイアなど、密着した戦闘を可能にする。
バレットエディットは極短射程の弾種がメインで近距離しか狙えず、モジュール上限はスナイパー同様に5と平均的だが、至近距離で撃つことでクリティカル判定となり、ブラスト並の大ダメージを叩き出す散弾が使用できる。
2013年12月のアップデートでモジュール上限が6に増加した。
関連用語
赤い雨
前作におけるアーク事件以降、世界各地で見られるようになった異常気象。
『赤乱雲』と呼ばれる真っ赤な雨雲から降り注ぐ文字通りの赤い水の雨であり、この雨を浴びた者は一般人・神機使いを問わず『黒蛛病』と呼ばれる不治の病に感染してしまう。
このため、赤乱雲発生時には戒厳令が敷かれ、如何なる事由による外出も禁じられる。
黒蛛病
赤い雨を浴びることによって高確率で発症する謎の奇病。
患者には肌に黒い蜘蛛のような痣が浮かび上がることから、この名前が付けられた。
風邪に似た症状に始まり、病状の進行に伴って急激に衰弱、最終的には死に至る。
更には感染者に触れることでも発症する強力な伝染病であり、治療法はおろか症状を抑制する手段すら不明であることから、大きな社会問題となっている。
感応種
赤い雨の発生と時を同じくして突如出現した新種のアラガミ。
偏食場パルスを操って感応現象を引き起こすという、これまでに見られなかった特殊能力を持つ。
このアラガミの前では、従来の神機使いは神機の制御を狂わされて戦うことが出来なくなるため、フェンリル全体で極大的脅威として認識されている。
極致化技術開発局(フライア)
「人類を生命の頂点へ回帰させる」ことを目的とする『極致化計画』遂行・実現のため、クラウディウス姉妹博士主導の下に結成された組織。
英訳の頭文字を読んで通称『フライア』とも呼ばれ、同名の移動要塞を拠点とする。
組織自体がフェンリルの一支部として扱われ、局長は同計画の出資者であるグレゴリーが務める。
神機兵の開発や赤い雨及び感応種への研究対策も進めており、特に後者の最たる産物が『血の力』により感応種の力を無効化することが可能な特殊部隊『ブラッド』である。
血の力
第二世代神機使いに見られた感応現象を強化・発展させた新世代の特殊能力。
人の思いを感応現象により増幅・伝達することで発現する、人の限界を超えた力であるとされる。
ブラッドアーツやブラッドバレットは基本的な『血の力』の一端であり、これに覚醒することが出来た者は感応種による神機制御の妨害を無効化出来る。
広範囲に作用する更に強力な力に目覚める者も居り、そのような上位の『血の力』の才能を有した者が集められて結成されたのが特殊部隊『ブラッド』である。
フライアではラケル博士総指揮の下で研究が進められており、本作開始時点では既に実用段階に至っており、ブラッドの実戦投入が開始されるところから物語は始まる。
コミカライズ
GODEATER the 2nd break
GEBとGE2の中間のストーリーを描くコミカライズ作品。作画は片桐いくみが担当する。
前作から3年経ち、成長した極東支部第一部隊の活躍をメインに展開する。前作のメインキャラクターであるソーマ、コウタ、アリサをはじめ、第一部隊はクレイドルの制服であるジャケットを着ている。デザインは白を基調に黄と黒のライン、背面におなじみのフェンリルの紋章があるが、前作の制式シリーズのものとは若干異なっている。
単行本第三巻で完結。その後公式コミカライズへとつながっている。
関連動画
関連イラスト
関連項目
シリーズ | ゴッドイーター ゴッドイーターバースト ゴッドイーター2レイジバースト ゴッドイーターリザレクション ゴッドイーター3 |
---|---|
users入り | GE100users入り |
二次創作 | 【ピク新型】 |
外部参戦作 | プロジェクトクロスゾーン2※ |
※ナナ、シエルがペアユニットで、アリサがソロユニットで参戦、ナナ&シエルが初登場時のマップが蒼氷の峡谷と思われる壊れかけのダムになっている。ちなみに、プロジェクトクロスゾーンでは、GODEATER準拠のアリサ、ソーマ、リンドウがプレイアブルキャラで登場している〈アリサ、ソーマがペアユニット、リンドウはソロユニット〉。