概要
エリナ・デア=フォーゲルヴァイデとは、ゴッドイーターの登場人物であり、エリック・デア=フォーゲルヴァイデの実妹である。9月19日生まれ。 11歳(GE)→14歳(GE2)
CV:阿澄佳奈
GE本編では『裕福そうな少女』という名で登場し、モブとしてアナグラにいた。ドラマCDでは生まれつき体が弱く、家族の住む欧州の空気が合わず、遠く離れた極東に住む叔母(もしくは伯母)の元で静養していた事、彼女が寂しがらないように周りの反対を押し切って、兄エリックが自ら志願して欧州地区から極東支部へと転属した事が彼の口から語られる。兄妹仲はかなり良好だったようで、エリックが死亡する直前に新しい洋服を買ってもらう約束をしていたらしい。
エリックの死亡直後は、「エリックが会ってくれない」、「みんながエリックが死んだなんて嘘を言う」などと発言してその事実を中々認めようとしなかったが、息子を失って悲しむ父を見て、最終的にアラガミのいない世界を作ることを決意する。
ゴッドイーターリザレクションにおいては、シナリオ終盤からサポートメンバーとして使用できるようになっている。
ゴッドイーター2
「子供扱いしないでよ!私だって華麗に戦えるんだからッ!」
なんとゴッドイーターになって登場することが判明した。口癖はしっかり兄から受け継いだようだ。
極東支部初のチャージスピア使い。第1部隊所属。身長155cm。
新武器チャージスピアと、エリック譲りのガット系銃身(初期PVではガトリング系のアサルトだったが体験版で変更されている)、バックラーを備えた新型神機を操る。
ガット系銃身は前作ではブラストだったが、GE2ではショットガン扱いであり、チャージスピアともども突撃能力に特化した仕様になっている。
なお、どうやら神機に「オスカー」という名をつけているようだ。
当初は主人公たちブラッドに対して「エリートを鼻に掛けたイヤな奴ら」と思い込んで対抗意識を燃やしており、主人公に対する態度はいささかそっけなかった。これに関してはサブイベントを進めていくことで改善され、上記の思い込みの件を詫びる。余りストーリーには関わらないが、ツンデレな後輩キャラということでユーザー人気も高い。
また、ソーマからはエリックの死による負い目からやや遠ざけられているが、エリナ自身は最初の頃こそ思うところはあったものの兄から「誤解されやすいが人の痛みが分かる男」というソーマの人物評を聞いていた事や経験を積むに連れて「戦場で神機使いは自分の身は自分で守るもの」と学んだ事で敵意や恨みは抱いておらず、一人前の戦士として認めてほしいと思っている。
序盤はデータベースでの解説通りに未熟さや危うさが際立つが、キャラクターエピソードを進めることで様々なアクションが解禁されてゆき、最終的には頼れる戦力となっていく。
なお、使用ブラッドアーツは地上△攻撃の強化版であるガトリングスパイク。
各種行動のバランスがよく堅実な戦闘スタイルな上に、バースト時に体力が自動回復するスキルや味方戦闘不能時に自身をバースト化させるスキルを所持しているため、同じチャージスピア使いのギルバートと比べると遥かにタフ。
むしろバースト状態であればナナ並かそれ以上のタフネスを誇る上、スキルの関係上、味方へリンクエイドをかけて減ったHPが直後からモリモリ回復していくため、すぐ戦力として復帰してくれるのも強み。
ただし銃がショットガンであるため遠距離用の弾が撃てず、銃形態時でも近距離戦を余儀なくされるため、銃形態時の被弾率は高い。
なお、2014年6月に追加されたサバイバルミッションにおいては、補給なしの連続ミッションである性質上、後半に消耗品を使い果たしている状態がほとんどであり、消耗品に頼らずHPを回復させることができる彼女はNPCとして非常に頼りになる存在となった。
『GOD EATER -the 2nd break-』では、亡き兄の友人たちに保護されていると感じ焦燥していた新兵時代の姿が見られる。早く一人前のゴッドイーターとなり兄のように戦いと願い、新型神機チャージスピアの使用者に立候補して研鑚を重ね、やがて周囲に第一線級の実力を持つと認めさせるに至った。なおチャージスピア「オスカー」は極東支部で初めて組み立てられたプロトタイプであるが、実戦中に絆を感じたことで使用し続けている。突きや突進を主体とするチャージスピアの性質上、戦闘シーンの随所でパンチラを披露する侮れないニューフェイス。
ゴッドイーターレゾナントオプス
極東支部から支部長代理となったアリサと共に派遣される。
主人公が所属する事になる第14部隊隊長に就任する。