概要
CV:能登麻美子
フェンリル・グラスゴー支部所属の女性神機使い。作中時間軸の3年前に死亡。享年25歳。
ギルバート・マクレインと真壁ハルオミがグラスゴー支部所属だった時の同僚で、特に同い年のハルオミとは事実婚を結んだ間柄で、彼の子も宿していた。
闊達で面倒見のいい性格から、ギルにとっても姉的存在の憧れの先輩であった。
ハルオミ同様に神機を旧型から第二世代に更新した乗り換え組だが、元々彼ほど適性が高かったわけではなく、グラスゴー支部の人手不足を少しでも補うために半ば無理をして更新したもの。
しかも、長い間神機使いを務めたベテランであったことも祟り、3年前の時点では既に神機使いとして限界を迎えており、早急に引退しなければ命の危険を伴うと警告されていた。
しかし、グラスゴー支部に配属される予定だった新人神機使いが急遽極東支部に送られ、なかなか後任が決まらず、それもケイトの引退が遅々として進まない原因となっていた。
悲劇
そしてある時、ギルバートとハルオミのその後の運命を変える悲劇が起こってしまう。
特にどうということはないはずだったアラガミの駆除任務の最中、それまでグラスゴー支部ではほとんど確認されたことがなかった接触禁忌クラスの大型アラガミが突如出現。
後に『ルフス・カリギュラ』と呼ばれることになる赤い人竜型のアラガミの戦闘力は凄まじく、普段であれば後衛を担ってくれるはずのハルオミが別行動中だったことも災いし、遭遇したケイトとギルバートの連携を容易く退け、一気に追い込む。
ハルオミの救援も間に合わず、ギルバートがトドメを刺される寸前、ケイトの捨身の攻撃によりルフス・カリギュラに重傷を負わせ、追い払うことに成功する。
しかし、既に神機使いとして限界を迎えていた彼女の肉体は、ルフス・カリギュラに負わされた重傷と腕輪からの侵喰に耐え切れず、ついにアラガミ化が始まってしまう。
任務中にアラガミ化が始まった神機使いは仲間が責任を以て『処理する』ことが絶対の決まりであり、ケイトは自身を殺すことをギルバートに懇願、彼は泣く泣くトドメを刺し、ケイトはお腹の中のハルオミの子と共に帰らぬ人となってしまう。
以降、ギルバートはこの一件が様々な方面で曲解され『フラッギング・ギル』の二つ名で呼ばれるようになり、ハルオミは仇討ちのため世界各地の支部を転々とし続けるようになる。
この一件の決着は、彼らが極東支部で揃い踏みになる3年後を待たなければならなかった。
アニメ版
アニメ版ゴッドイーターのメテオライト編にて、台詞はないがちょこっとだけハルオミと共に、極東への援軍として登場している。