”邪魔させない、強い想い。奪わせない――歌のカケラ(フラグメント)”
概要
2025年放送開始予定のオリジナルアニメ。キングレコード、アリア・エンターテインメント、タカラトミー共同制作。戦姫絶唱シンフォギアシリーズを手掛けた金子彰史と上松範康が再び手を組んでのメディアミックス作品となる。
現時点で公開されている情報では女児向け変身ヒロインアニメの雄であるプリキュアシリーズを強く意識していると思わせる要素が多く、両方を愛好する層からは驚かれつつも期待を集めている。
あらすじ
アリスピア――そう呼ばれる不思議の国は、
今よりもずっと昔から世界のどこかに存在していた。
そこには楽しいことが大好きな住民アリスピアンたちが暮らしていたが、
いつしか謎の怪物ジャマオックが現れるようになり、
穏やかだったアリスピアの平和は、少しずつ脅かされるようになっていった。
このままではアリスピアからキラキラとした輝きが失われてしまう――。
そんなピンチにあっても、胸に歌を忘れない『プリンセス』たちの冒険を描いた物語。
勇気と元気がたくさん詰まった、ポップソング・ファンタジア――プリンセッション・オーケストラ!
(公式サイト・イントロダクションより抜粋)
キャラクター
キーワード
公式より引用、改訂。
- アリスピア
『アリスピアch』を介して現実世界と繋がっている不思議の国。その存在は、女の子たちだけの秘密とされている。
そこでは歌やダンス、料理やメイクなど、誰もが自由に好きなことをしてなりたい自分を叶えることができる。
後述のアリスピアンと呼ばれる住民たちも来訪を歓迎しており、彼らが運営するスタジオや図書館、ライブ会場などの施設も利用可能。
- アリスピアch
現実世界とアリスピアを繋ぐ、インターネット上の動画配信サイト。
大人や男の子たちにとってはただの動画サイトだが、女の子たちは『エントランス』という動画を再生するとアリスピアに行くことができる。
好きなことに打ち込む女の子たちの様子が日々アップロードされている。
インターネットが普及する以前は、廃墟の扉や使われていないトンネルがアリスピアへの入口だった。
- アリスピアン
アリスピアの住民たちの総称。
大きいものや小さいもの、飛ぶものや歩くもの、虫や動物など、その姿は多種多様だが、総じて小さなぬいぐるみ風。
人間の女の子たちが作り出す“楽しいもの”が大好きで、アリスピアでの活動を応援してくれている。
ただし現実世界に来ることはできない。
- ミューチカラ
アリスピアに満ちている不思議なエネルギー。人が「楽しい」「嬉しい」と感じた時に発生する。
プリンセスの力の源でもあり、特に歌や踊りなど音楽に関連するもので高まりやすい。
ミューチカラを奪われると、「楽しい」「嬉しい」といった感情が弱まり、無気力・無関心な状態になってしまう。
- プリンセス
アリスピアに危機が迫ると現れ、脅威を追い払うとされる伝説の歌姫の総称。
専用の衣装を纏い、歌で自身のミューチカラを高めながら戦う。
特別強いミューチカラを持つ女の子がプリンセスになるとされているが、詳しい条件は不明。
その強さや成長についても計り知れない可能性を秘めている。
- ジャマオック
アリスピアに現れるようになった怪物。
プリンセスにしか倒せない謎の存在で、アリスピアにやって来る女の子からミューチカラを奪う。
ミューチカラを得ると「幼体」から強力な「成体」へと成長する。
倒されると、奪ったミューチカラの大半は持ち主の元に戻り、プリンセスのミューチカラと反応して結晶化したものが後述の歌のカケラとなる。
名称は「邪魔+ジャバウォック」からか。
- 歌のカケラ
ミューチカラの結晶。公式サイトにて「フラグメント」というルビがふられている。
ミューチカラの持ち主の個性に応じた形状になる。
主にプリンセスとなった女の子が自力で生成するタイプと、ジャマオックから取り戻したミューチカラの一部から生成されるタイプの2種類がある。
前者はプリンセスの変身に必要で、後者はプリンセスの強化に使用される。
スタッフ
- 原作:UNISON×キングレコード
- 企画原案:金子彰史
- 製作総指揮:上松範康
- 監督:大沼心
- シリーズ構成・脚本:逢空万太
- キャラクター原案:島崎麻里
- キャラクターデザイン:秋山由樹子
- 音楽:ElementsGarden
- アニメーション制作:SILVERLINK.
関連動画
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不思議の国のアリス:「女の子の憧れ」の定番としてか、同作由来と思しき名称が見られる。