「……問題は、城戸さんより“正しい方法”を考え付けなかった私たちのほうにあるのよね……」
概要
CV:能登麻美子※
※ 能登氏はリリス役も担当
林藤支部長の「姪」。
後姿は7巻の時点で描かれていたが、名前が判明したのは18巻の最後で、本格的な登場となったのは19巻から。
それまではエンジニアのミカエル・クローニンや草壁隊、片桐隊と共に県外スカウト活動に出ていた。
旧ボーダー時代から在籍している古参隊員の一人で、162話ではかつて城戸司令が使っていた部屋から当時の写真を見つけた三雲修に、玉狛支部が旧ボーダーの本部だったことや、玉狛支部のエンブレムに込められた旧ボーダーの理念、そして5年前に起きた戦いで多くの仲間を失ったことで城戸が現在のような強硬姿勢をとるようになったことなどを語った。
旧ボーダー時代から木崎レイジに想いを寄せられているが、ゆり本人はそれを知ってか知らずか、自分の前だと落ち着きをなくすレイジを見て楽しんでいる様子。
レイジのみならず、21歳組の面々もゆりには頭が上がらないようで、彼女に笑顔で頼み事をされると断れる者は居ないという(ただ、あまり頼み事はしない)。
作中トップクラスの酒豪で、酒が入ると少しだけSになるらしい。
柿崎隊の照屋文香と容姿が似ているが、親戚なのかただの偶然なのかは不明。
閉鎖環境試験では玉狛第一のオペレーターを務める。
作者のキャラ評
過去話の鬼【ゆりさん】 |
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登場早々に激重過去話を笑顔で語った女傑。半径10m以内のレイジの防御力を大幅に下げる能力を持つ。そのオーラは21歳組の面々にも畏れられ、笑顔のゆりさんが頼みごとをすれば断れる者はいないが、そもそもあまり頼みごとはしない。登場キャラ中トップクラスの酒豪で、アルコールが入るとちょっとだけSの人格が現れる。合掌。 |
(JC20巻 カバー裏)