「まだ玉狛は負けてない」
プロフィール
| ポジション | 完璧万能手 |
|---|---|
| ランク | 万能手1位 |
| 年齢 | 21歳 |
| 誕生日 | 7月2日 |
| 身長 | 191㎝ |
| 血液型 | A型 |
| 星座 | つるぎ座 |
| 職業 | 大学生 |
| 好きなもの | 自己鍛錬、料理 |
| 家族 | 祖父、祖母、父、母 |
| CV | 前野智昭 |
概要
ボーダー玉狛支部所属A級玉狛第一隊長のパーフェクトオールラウンダー。
宇佐美に「落ち着いた筋肉」と称されるガッシリとした肉体が特徴で、小南や迅と同様、旧ボーダー時代から所属し続けている古株の隊員である。
玉狛支部内で唯一狙撃手の経験があっため、雨取千佳の師匠になる。
人物像
泰然自若や冷静沈着と言った言葉が似合う、非常に落ち着いた性格。
体格に似合わない器用さを持っており、得意料理「肉肉肉野菜炒め」をはじめとした料理をこなしたり、陽太郎のかぶるヘルメットを作成したりと、日常でも遺憾なく発揮されている。
始めは小柄で温厚な千佳を「戦闘向きとは思えない」と評していたが、消費の激しい狙撃手用トリガーを日がな一日撃ち続けてもトリオン切れを起こさない驚異的なトリオン量と、それだけ長い時間撃ち続けられる集中力の高さを見て考えを改め、本来はB級昇格後に教えるような狙撃手の動作まで教えた。
父親はレスキュー隊員であり、9年前に小さな子供を庇う形で胸に傷を受け死亡している。(傷と状況から近界民によるものだとレイジは推測している。）
このことについて彼は父に対し「尊敬はしているが同じ死に方は出来ない」と語っている。
父親の「誰かを助けるとき1番役に立つのは鍛え上げた自分の体」・「生きて帰れないのならレスキューとして失格」という教えから体を鍛えている。
同じく旧ボーダー時代からの隊員であり、作中では長らく隊員スカウトで県外に出張していた林藤ゆりに対してかつてない程にそわそわしていた。
BBFに「好きな女性の前でうまく格好つけることが苦手」とあり、小南曰く「いつものこと」らしいので、まあそういうことなのだろう。
活躍
大規模侵攻の時は、ジープに烏丸と小南を乗せて、避難を手伝っている千佳や修の援護に登場。
その後現れたヴィザ・ヒュースと対峙し、1人で時間稼ぎに努めるもヴィザの黒トリガー「星の杖」に切り裂かれ敗北。しかし、ベイルアウト直前に入れた一撃と星の杖の能力を分析したことにより、その後ヴィザの相手をした遊真を優位に立たせた。
ガロプラ襲撃の際は本部屋上の狙撃手組のメンバーとして参加。アイドラへの狙撃と、途中から狙撃手を狙って投入されたドグの排除を担い、荒船と共に武闘派狙撃手として貢献した。
ガトリンらの本部侵入後は狙撃手組の半分を引き連れ地上に降り、引き続きトリオン兵の掃討に当たった。
ランク戦編中は話の随所で千佳達をサポートしている。
戦闘能力
ボーダー最強の部隊と称される玉狛第一の隊長なだけあり、非常に高い戦闘力を持つ。
攻撃手・銃手・狙撃手の全てでマスタークラス(個人ポイント8000点以上)の肩書きを持つ、ボーダー唯一の「完璧万能手」。
既存のトリガーホルダーの8枠では彼のポテンシャルが最大限発揮できないという理由から、チップの搭載数を14まで増やした特注品を使用している。
それゆえに非常に多彩な武器を扱っているのだが、素手(正確には刃のないレイガスト＆スラスターで加速したブースト筋肉パンチ)でラービットやヒュースを殴り飛ばした姿の方が印象的だという人も多いだろう。
殴られたヒュースも驚いているので、作中基準でも普通ではないようだ。
豊富なトリオン量と鍛え上げた肉体の感覚を元に肉弾戦から射撃戦、トラップを用いた防衛戦、専用トリガー「全武装」による圧倒的火力による殲滅戦をこなし、狙撃の心得まであるという近中遠全てに対応するボーダートップクラスの戦闘員の1人である。その実力に違わず、個人の万能手ランキングでは堂々の1位を取っている。
作者曰く、もし個人総合ランクが所持トリガーで最もポイントの高いトリガー同士の比較ではなく、全所持トリガーの合算ポイント式だった場合の一位はレイジらしい。
忍田、迅、小南と並び、防衛任務の際は「1人で1部隊」と数えられる。
パラメーター
| トリオン | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 | トータル |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11 | 9 | 10 | 7 | 9 | 7 | 8 | 5 | 66 |
トリガーセット
| メイントリガー | サブトリガー |
|---|---|
| レイガスト | レイガスト |
| スラスター | スラスター |
| シールド | シールド |
| メテオラ | アステロイド:突撃銃 |
| アステロイド:機関砲 | ハウンド:突撃銃 |
| バッグワーム | スパイダー |
| FREE TRIGGER | フルアームズ(試作) |
※ガロプラ襲撃時にはイーグレットを装備している。
全武装(フルアームズ)
レイジ専用の玉狛支部独自のトリガー。
一度にメイン・サブから1つづつしか使えないというボーダーのトリガー制約を無視し、トリガーセット内のトリガーを全て展開、使用する。
ただでさえトリガー枠が他の隊員より多いレイジが全てのトリガーを一度に使用する。
オプション＆防御(レイガストもここにカウント)トリガーを除く、射撃用トリガー４つを同時に使うので、一般的なフルアタックの倍の威力で攻撃を行う上、シールド及びレイガストも同時展開されるので通常フルアタック時に発生する防御の隙が一切無い。
使用時は
が装備され、更に背中から左右に伸びる2本のアームでレイガストを1つずつ装備するという、まさに完全武装な姿となる。
フルアタック×２及び、フルガード×２を使用してる状態の為、燃費は極めて悪い。持久戦には不向き。
なかでも全砲門からの一斉射撃はかなりのトリオンを消費するため、彼の豊富なトリオン量でも使い時を見定める必要があり、事実対アフトクラトル戦では足止め目的だった事もあり未使用に終わっており、ガロプラの本部襲撃時に初披露した。
小南がガロプラ遠征部隊の隊長ガトリンのトリガー「処刑者」を見て「レイジさんの全武装みたい」と言っていたが、持ちきれない武器を背後から生やしたアームにより装備するという点は確かに似たコンセプトになるかもしれない。
作者のキャラ評
| 筋肉万能説 【レイジ】 |
|---|
| 狙撃からサンドイッチ作りまでこなす器用系筋肉。「筋肉は使うもの派」の信徒であり、「筋肉は魅せるもの派」の信徒とは継続的な戦争状態にある。筋肉原理主義者だが、筋肉が弱い人間を見下すことはなく、むしろ弱い者のために鍛え上げた自分の筋肉を使おうとする理想的な筋肉。 |
(JC3巻 カバー裏より)
