「クソ生意気な新人だ ぶった斬ってやるぜ」
プロフィール
概要
4巻の入隊指導編にて初登場。佐鳥、東と共に、新人狙撃手に対する入隊指導に関わっていた。
いつも被っているつば付き帽と、ファスナーをきっちり上まであげた隊服が特徴。ちなみに帽子の下は短髪。
アニメでのカラーリングは濃い紫の眼に濃い茶色の髪。
人物像・活躍
B級にしては珍しい進学校組で、成績も優秀らしい。しかしアクション映画が好みである影響か、口調が少々荒い。
荒船隊の隊長を務めるマスタークラスの狙撃手であるが、元攻撃手で現在も弧月をセットしているという異色の経歴の持ち主。
大規模侵攻編では、東隊・来馬隊・柿崎隊とともに南部方面の防衛を担当。
7巻までの数回の出番で、二度もビルから飛び降りるシーンが出てくるというアクティブなスナイパーっぷりを見せた。
B級ランク戦では、二日目夜の部(第二戦目)において三雲隊・諏訪隊と対戦。
相手に位置を知られて、近距離まで詰められたため弧月を抜刀。
なお、なぜか抜刀した際の構えが逆手持ちだった。
遊真に近接戦を挑み、敗れたものの最後にスナイピングで千佳を仕留めて一点をもぎ取る。
ガロプラ襲撃の際は最初狙撃部隊の一員として屋上に配備されていたが、コスケロによって犬型トリオン兵「ドグ」を屋上に送り込まれると、イーグレットから弧月に切り替えてレイジと共にドグの排除に当たった。
その後はレイジ達と共に下に降り、嵐山隊・二宮隊・諏訪隊などの援護に回っている。
B級ランク戦Round8では穂刈・半崎とともに玉狛の試合を観戦していた。
遠征選抜試験では水上9番隊に指名されたため、今・樫尾・照屋とともに選抜試験に挑む。
犬が苦手…というか噛んでくる生き物全般が苦手という疑惑があり雷神丸が噛んでくると言われたら身構えてしまうらしい。
戦闘スタイル
狙撃手としての使用トリガーはイーグレット(8349pt)。
他の狙撃手同様バッグワームを付けている事が多い。
8ヶ月前まではアタッカーをしており、そちらでの使用トリガーは弧月(8266pt)。村上の師匠でありその腕前は確か。現在でも時折アタッカーとして個人ランク戦に参加する他、敵に接近された際はアタッカーとして弧月を抜く。寄られたら終わりの狙撃手の中で極めて異質な存在であり、ランク戦においても独特な駒であると言える。
パラメーター
トリオン | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 戦術 | トータル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6 | 8 | 8 | 5 | 8 | 7 | 5 | 5 | 52 |
トリガーセット
メイントリガー | サブトリガー |
---|---|
イーグレット | バッグワーム |
シールド | シールド |
弧月 | FREE TRIGGER |
旋空 | FREE TRIGGER |
スナイパーへの転向の時期がちょうど弟子の村上にランクを追い抜かされた直後だったために、古寺などの隊員に、アタッカーを辞めたのは弟子である村上に実力を抜かれてしまったせいであると思われている。
しかし実際は元から荒船はマスタークラス(8000pt)まで取れたらアタッカーを辞める予定であり、村上に抜かれたのはたまたま時期がかぶっただけであった。
荒船本人は言い訳のように取られることを嫌がったためこの事を他人に隠していた。
本人としては、村上に負けたこと自体は悔しかったが、「アタッカーはこいつに任せておけば良い」と思ったらしい。
また、現在のポジションであるスナイパーも、マスタークラスまで取れたら辞めて、次はガンナーでマスタークラスを目指すつもりである。
そして、木崎レイジ以来のパーフェクトオールラウンダーになった暁には、そこまで積み重ねてきた方式を理論で一般化し、パーフェクトオールラウンダーを量産するのが彼の目標である。