概要
冷やした生の豆腐を大きめに切り、画像の様に薬味と調味料で味をつけた日本料理。酒の肴や夏の食べ物として食べられることが多い。
薬味にはネギ、ショウガ、鰹節など、調味料には醤油や唐辛子味噌などを用いる。
ちなみに冷奴の「やっこ」とは江戸時代にあった役職で、武家に仕えた雑用係の事。彼らが着ていた服の柄(釘抜紋)が四角いのでこれにちなんだものとされる。
ただし異説として「冷たいから冷奴(ヒヤッとするもの→ひややっこ)」だという説も。なお東北地方の方言として「冷たい」を意味する「ひゃっこい」という言葉もある。
食べ方のコツ
これを防止するには、豆腐を対角線に沿って切ると良い。
キャラクターとしての冷奴。
漫画家の永井豪が自身の自画像を、漫画家本人ではなく、スターシステムとして登場させるときの変名。フルネームは「炎天下冷奴」だが、「冷奴先生」という教師役での登場が多い。
教師役でも和服に扇子を持ち、教卓上に座布団を敷いて座る等、落語家のような身なりで描かれる。これは70年代当時の人気落語家、三遊亭歌奴(後の三代目圓歌)にちなむ。