「見ました?おれの必殺ツイン狙撃」
プロフィール
ポジション | スナイパー |
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年齢 | 16歳 |
誕生日 | 7月1日 |
身長 | 171㎝ |
血液型 | O型 |
星座 | つるぎ座 |
職業 | 高校生 |
好きなもの | 女の子、ハンバーガー |
家族 | 父、母、兄、妹 |
CV | 根本幸多 |
概要
ボーダー本部所属A級5位嵐山隊隊員のスナイパー。一人称は「おれ」。
両脇に振り分けた髪と細めの目が特徴。原作のカラーリングは、黄土色の髪に緑の目。
1巻にて登場した他の嵐山隊隊員から遅れて、4巻の黒トリガー奪取作戦編にて初登場する。
現在柿崎隊を率いている柿崎国治は、嵐山隊が広報部隊になる以前のチームメイト。柿崎が嵐山隊を脱退する時には涙を流すなど、彼を慕っていたことが窺える。
人物像・活躍
女好きのお調子者。ウザったい態度のせいか、作品内外問わず、割とぞんざいに扱われる事も多い三枚目。
また、比較的出番が多い嵐山隊の一員でありながら何かと理由を付けてハブられる事が多いという不遇ポジション。
学級写真の日に学校を欠席してしまった生徒のような顔窓扱いを2度も受けており、人気投票結果発表の際にも作者コメントで「安定の顔窓」と言われてしまった。
初登場時は出水を奇襲したが全攻撃に見せかけた全防御に引っ掛かって居場所を晒してしまい、そのせいで隊の陣形を崩してしまった。
だが、その後混戦のどさくさに紛れて隠れ直し、最後は三輪と出水を撃ち抜いて勝負を決めた。
その後の入隊式では新人狙撃手の指導を担当。しかし、何も知らずに千佳にアイビスを使わせた事で基地の壁をぶち抜かれてしまい、危うく責任を取るハメになりかけた。
この時、土下座する千佳に土下座で返した事により夏目出穂から「土下座返し先輩」とあだ名を付けられた。
大規模侵攻では市街地の防衛に向かい、トリオン兵から市民を守り嵐山隊として一級戦功を獲得。高難度のアクロバティックツイン狙撃も披露した。
B級ランク戦編ではROUND1「吉里隊vs間宮隊vs三雲隊」で怪我により欠場した修と共に解説を担当。珍しい単独出番であったが、三雲隊(というか遊真)が強すぎたため、わずか1話で終わってしまった。
後日行われたROUND2では、前回解説役を引き受けた分仕事がたまっており、それを片づけていたため作戦室で綾辻と共に留守番していた。
ガロプラ襲撃の際には、狙撃手組として参戦。アイドラが連携してシールドを張るトリオン兵だと分かると、すぐさまツイン狙撃に切り替え、集中攻撃を提案。判断の速さが垣間見えた。
後半は銃手・射手たちと共に地上からアイドラの撃破に貢献した。
B級ランク戦最終ROUNDでは中位戦の実況役である綾辻以外のチームメイトと玉狛の試合を観戦している。この時、とりまるに声をかけて木虎の隣に座らせるという気遣いを見せた。
戦闘能力
イーグレットを両手で2丁同時に構える「ツイン狙撃(スナイプ)」(自称)というスタイルを得意としている。言うなれば二丁狙撃銃の使い手である。
これは佐鳥が真剣に(←重要)火力とかっこよさの両立を追求し、弛まぬ努力を重ねた結果習得した賜物である!
…実際のところ2人を同時に狙えたり、集中シールドを回避してガードの薄い部分を狙えたりするなど、少なくともトリガーでの戦闘においてはネタ要素以上に有用なものではあるのだが、その「求められる技術の無駄な高さ」と「狙撃手の要であるバッグワームを同時展開できない」という致命的欠点のせいで誰も真似してくれない。
空中に放り出され、逆さの体勢でも行える辺り、その技量はもはや曲芸師の域である。
実際、スコープを覗かずに狙撃銃で目標に弾を命中させることは非常に困難な技であり、それを2丁同時で行う彼の技術は、もはや一般常識では計り知れない。「精密身体操作」のサイドエフェクトを持ち、走りながらでも狙撃を命中させられる草壁隊の狙撃手・宇野隼人でも佐鳥のツイン狙撃を再現できなかったほどである。
ツイン狙撃ばかりに目が行くが通常の狙撃技術に関してもトップレベルであり、劇中の訓練では(一部真面目に参加していないメンバーもいるが)上位に食い込んでいる。
ボーダーの狙撃手は、師弟関係を遡るとほとんど全員が東に辿り着くのであるが、その中でほとんど唯一と言っても良い師弟関係を持たない独学の狙撃手と言う点を見ても、こんな扱いではあるが異端の天才と言える人物である。
パラメーター
トリオン | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 | トータル |
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6 | 8 | 6 | 5 | 9 | 8 | 2 | 4 | 48 |
トリガーセット
メイントリガー | サブトリガー |
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イーグレット | イーグレット |
FREE TRIGGER | FREE TRIGGER |
シールド | シールド |
FREE TRIGGER | バッグワーム |
なお、ゲーム『ボーダレスミッション』では、狙撃銃は全て両手持ちという仕様からツイン狙撃が不可能なせいか、はたまた選出枠のバランスを考えてか、プレイアブルキャラから外されている。
ただし、通信シーンで出番が多くあるので、フォローはされている。そこではアクロバティックツインスナイプというセリフもある。
作者のキャラ評
見ました?オレの必殺土下座返し 【さとけん】 |
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ボーダー屈指の女たらしで嵐山隊ファンの女子は佐鳥にキャーキャー、という設定だったはずなのに、いつの間にか土下座していた最強の2.9枚目。これは気づいたら嵐山がけっこう女子にキャーキャー言われていたため、ポジション被りを避けた結果であり、佐鳥には何の落ち度もないことを、ここに明記しておきます。 |
(JC5巻 カバー裏より)
余談
オフィシャルデータブック「BORDER BRIEFING FILE」で、「佐鳥に異性の好みはありますか?」という読者からの質問に対して、作者は「ありません。あらゆるタイプの女子を平等に好きになります。」と答えている。事実、BBFに記載されている「異性の好み傾向グラフ」では、丁度ど真ん中に君臨している。