『ダメで元々』『負けも経験』
いかにも三流の考えそうなことね
勝つつもりでやらなきゃ勝つための経験は得られないわ
プロフィール
ポジション | オールラウンダー |
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年齢 | 15歳 |
誕生日 | 6月26日 |
身長 | 161㎝ |
血液型 | A型 |
星座 | つるぎ座 |
職業 | 中学生 |
好きなもの | 自己鍛錬、辛いもの |
家族 | 祖父、祖母、父、母 |
CV | 花澤香菜 |
概要
右に多めに流した前髪と、きつめな顔つきが特徴。原作のカラーリングは、黒髪に紫の目。
普段は小南桐絵と同じくボーダーと提携していないお嬢様学校の星輪女学院の中等部に通っている。
人物像
プライドが高く自他ともに厳しい性格の持ち主であり、中学生でA級になったエリート隊員であることに誇り(と強いエリート意識)を持っている。
そのため、当時C級の三雲修がC級用トリガーでモールモッドを倒した(本当は彼のトリガーを借りた空閑遊真が倒した)ことにより、一方的にライバル意識を抱く。
その後、遊真がボーダーに入った事で修も隠し事をする必要がなくなったため、実際にモールモッドを倒したのは空閑だと知ったことで修への対抗心は解けるのだが、直後に彼が自分の憧れの人である烏丸先輩の弟子になったと知り、今度は嫉妬心を抱くようになる。
また、ナルシストな一面もあるようで、修が通う学校の生徒から写真撮影をせががまれた際、口では断っておきながらしっかりとポーズを決めており、ジャンプNEXTの番外編でも週刊少年ジャンプに掲載された佐伯俊(食戟のソーマの作画担当)によるジャンプヒロインの水着絵ポスターに描かれている自分の姿を見て「我ながらセクシーだわ」と自画自賛している。(第4巻収録)
なお、彼女の対人欲求は
- 年上→舐められたくない
- 同年代→負けたくない
- 年下→慕われたい
らしく、加古隊の黒江双葉(13歳)に冷たくあしらわれたときは心に大ダメージを喰らっていた。
活躍
1巻にて、修らの学校を襲撃したモールモッドの討伐に来たのが初登場。
自分達が到着する前に隊規違反を犯してモールモッドと交戦した修を咎め、同日放課後にはわざわざ本部へ連行するために校門の前で待っていた。
しかし、その道中でイレギュラー門が開き、爆撃型トリオン兵・イルガーが現れた事から1人で迎撃へ向かう。難なく追い詰めたかに見えたが、自爆モードへと移行されてしまい、一転して危機に追いやられるが、下で待機していた遊真が川へと引きずり落として事なきを得た。
そして、交戦中に修が民間人の避難誘導をしていた事や、その事を自慢しようとはしない態度から彼への見方を改め、上層部にも口添えをしている。
黒トリガー争奪戦では、忍田本部長の命により嵐山隊のメンバーと共に迅と玉狛支部の側に付く。
佐鳥を狙うと見せかけた米屋によって一騎討ちに引き込まれるもどうにか撃破したが、ベイルアウト直前に出水と当真の連携攻撃へと繋がれてしまい、フォローに回った時枝は撃破され、彼女も片足を無くす事に。だが、最後は狙撃体制に入った当真を奇襲で撃破した。
大規模侵攻編では、嵐山隊一同で行動していたが、イルガー戦での借りを返すため、警戒区域から出られない遊真に代わって修と共にC級隊員のフォローへと向かう。
そこで、新型トリオン兵のラービットと交戦し、分厚い装甲の前に苦戦を強いられるが、片足を犠牲に勝利する。
しかし、その直後に新たな門が開き、さらに3体の改造体ラービットが現れる。明らかな異常事態に敵の狙いがC級隊員の捕獲である事に気付き、修達に知らせたがすぐに捕まり、キューブ化されている。
その後キューブは小南に回収され、エンジニア班によって元に戻った。
B級ランク戦編では、修がROUND4前に嵐山や時枝に教えを請いた際は何も言わなかったが、ROUND5前にスパイダーを用いた戦術を勧めて、三雲隊の革新に助力した。
この時、修が周囲の優しさにすっかり甘えてしまっていることを厳しく糾弾しており、綾辻からそのことを指摘された時は「修のような人間は負けが続けば無償の優しさが重荷になる」という旨の答えを返している。
ガロプラの襲撃時は序盤は銃手、途中からは黒江と共に、ヨミが操る人型トリオン兵「アイドラ」の足止めに当たる。アイドラの動きに黒江が焦っていたところを落ち着いて諭し、彼女の離脱を回避させた。
B級ランク戦最終roundでは隊の仲間とともに玉狛の試合を観戦。出水と佐鳥の気遣いによって烏丸の隣に座ることができた。
B級ランク戦終了後の遠征選抜試験では、A級隊員でありながらなぜか試験に参加している。所属部隊は古寺6番隊。また、事前アンケートでも嵐山隊で唯一名前を選択する事が出来ており、修は「一緒に遠征に行きたい人」の項目で真っ先に彼女を選択している。
なお、選択された側の木虎は修を選択していないとみられている(公式曰く「厳しいから」)。
戦闘能力
ポジションは万能手で、主にスコーピオンと拳銃型トリガーを扱う。
火力の低さを手数と搦め手で補う技巧派。
入隊時に3600もの初期ポイント(通常は1000)を与えられ逸材と見なされていたが、トリオン量の少なさから挫折も経験し銃手から近距離万能手へと転向した経緯を持つ。
努力と工夫を重ねて実力を伸ばして柿崎が脱退した嵐山隊へ加入、エースと隊長を兼任していた嵐山に代わり部隊のエースとしての役割を受け持つと、嵐山隊は戦績を大きく伸ばし、A級入りを果たした。
「A級でも単独では食われる」と称された初見のモッド体ラービットを単騎で撃破するなど確かな実力を持ち、スパイダーを足場や拘束手段として利用した機動戦でその真価を発揮する。
なお、トリオンの「4」というパラメータは判明している正隊員の中では修に次ぐ低さであり、同値に三輪隊の米屋と東隊の小荒井が存在する。
「トリオン量は平均の範囲内であり、トリオンで劣っていたのは昔の話である」という旨のセリフから推測するに、入隊時点では「3」であり成長したものと思われる。
余談となるが、修の数値が「2」で足切りを喰らっていることから、ここが足切りラインと思われる。
パラメーター
トリオン | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 | トータル |
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4 | 8 | 7 | 8 | 9 | 3 | 6 | 4 | 49 |
トリガーセット
メイントリガー | サブトリガー |
---|---|
アステロイド:拳銃 | スコーピオン(改)※ |
スパイダー(改):拳銃※ | FREE TRIGGER |
シールド | シールド |
FREE TRIGGER | バッグワーム |
※スコーピオンは持ち手を中心に風車のように回転させる機能を、スパイダーは拳銃にワイヤーの巻き取り機能がつけられた改造型になっている。
関連イラスト
関連タグ
常守朱:アニメ版・舞台版共に演者が同じ。