概要
ランク戦開始時点8位。ROUND8終了時点9位。
攻撃手の村上をエースに、隊長で銃手の来馬が作戦を立て、狙撃手を1人有しているという、ヒュース加入までの三雲隊とよく似た構築の部隊。
来馬以外の隊員は県外からのスカウト組。また、鈴鳴支部の基地は来馬家が提供したものである。
隊長への信頼のもと固い結束を持った部隊。太刀川曰く、「村上と太一はどんな状況でも来馬を庇うよ。鈴鳴第一ってのはそういうチームだ」
6巻の大規模侵攻編において、南西部方面の防衛部隊の一つとして登場。
新型トリオン兵ラービットの予想外の戦闘力の前に形勢不利と判断し、村上に足止めを任せ、残る2名は南部のB級合同部隊へと合流。
人型近界民ランバネインに遭遇し、太一がベイルアウトしたものの、B級連合部隊とA級達の即席部隊との連携により撃破した。この際、隊長である来馬が囮役を務めている。
この間足止めを務めた村上は単身でラービット4体を抑え、その間に太刀川と合流した事により撃破に成功している。
B級ランク戦編では、三日目昼の部(第三戦)において、三雲隊・那須隊と対戦。
設定による暴風雨と、修の作戦による橋の破壊で来馬・太一の二人と村上が分断される。
来馬は那須による全方位バイパーの猛攻に耐えつつ、遊真を倒した村上が合流してくるのを待つ判断を下す。
試合は敗北で終わったものの、解説の太刀川が来馬の奮戦を褒めており、進化の兆しがあると評された。
実際、第四戦の後は三雲隊と入れ替わる形で6位に上がり、上位グループ入りを果たしている。
その後も上位グループに留まっており、第七戦では影浦隊・東隊と共に再び三雲隊と対戦。
来馬と村上の新フォーメーションや太一考案の策で影浦を追い詰めたが、遊真とヒュースの前に各個撃破され敗北し、中位グループへ落ちてしまった。
隊服
黒地に左に細いラインの入ったシャツに、背部に深いスリットが入ったショートジャケット状の上着を羽織っている。(トップ画像参考)
ジャケットの色は褪せたエメラルドグリーン。
両肩脇にボーダーのエンブレムが付いている。
メンバー
- 来馬辰也(イラスト中央右)
CV:高塚正也
隊長でポジションはガンナー。20歳の大学生。身長176cm。
2月18日生まれ。かえる座のA型。
対ランバネインの際におとり役を務めた。
アクアリウムとマカロニグラタンが好き。
家が超金持ちで甘やかされて育ったが、傲慢やわがままとは無縁の聖人。
太一に趣味のアクアリウムをいじられて熱帯魚を白茹で状態にされても、血涙を流しつつ許したという逸話を持つ。
というか人生で怒ったことがないらしい。
メンバーの中では唯一の三門市出身。
- 村上鋼(イラスト右)
CV:野島裕史
ポジションはアタッカー。18歳の高校生。身長172cm。
6月15日生まれ。うさぎ座のB型。
弧月とレイガストの二種類の攻撃手用トリガーを扱うNO.4攻撃手で、鈴鳴第一の絶対的エース。風刃の使用候補者の一人。
ざるそばと白米と自己鍛錬が好きな、己の分を知る武士系男子。
「強化睡眠記憶」のサイドエフェクトの持ち主であり、ボーダー内では新参に入る部類ながらトップクラスの戦闘力を持つ。
出身は愛媛県。
- 別役太一(イラスト中央左)
ポジションはスナイパー。16歳の高校生。身長168cm。
11月27日生まれ。くじら座のB型。
生身・換装体を問わず、耳たれ付きの帽子をかぶっている。
ナポリタンなどのトマト系、ジオラマ作りが好き。
天性のドジっ子らしく、良かれと思ってやったことで時に壊滅的な被害を及ぼす。
作者曰く「本物の悪」。
出身は高知県。
- 今結花(イラスト左)
CV:鎌田梢
ポジションはオペレーター。18歳の高校生。身長159cm。Aカップ。
9月1日生まれ。おおかみ座のO型。
黒髪を尼削ぎにしたおかっぱ少女。他の女子キャラよりやや寸胴。
しっかり者のようで、よくドジを踏む太一を叱っている様子がうかがえる。
普通校組だが成績はきわめて優秀。当真や国近のやばい成績を救済したことも。
好きなものは料理、書道、抹茶と大和撫子風。鈴鳴支部では様々な手料理を振る舞っている。
出身は千葉県。