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林藤陽太郎

りんどうようたろう

林藤陽太郎とは、ジャンプSQ.で連載中の漫画『ワールドトリガー』の登場人物。
目次 [非表示]

「かえるならちゃんとかえるっていえ!」


プロフィール編集

誕生日9月22日
星座おおかみ座
年齢5歳
身長98cm
血液型AB型
好きなもの他人が食べているお菓子女の子・雷神丸に乗って散歩
CV浦和めぐみ

概要編集

三雲隊が所属することになった玉狛支部に住んでいるお子さま。

いつもレイジ特製のヘルメットを付け、カピバラ雷神丸に乗っている。

支部長の林藤匠と同姓だがまず関係としては元々は陽太郎の両親と林藤支部長が

交流があり、ある出来事をきっかけで陽太郎を林道支部長が預かることになった。

名字については営業部長が戸籍を何とかできるつてがあったらしくそれで名字をあわせた。


人物像編集

いつも生意気な悪童。初対面の千佳に対し結婚を要求したり、他人のお菓子を食べようとする悪い癖がある。そのため、小南が自分の食べようとしていたお菓子が無い場合、必ず最初に疑いをかけられて折檻されている。


玉狛支部はボーダー最強」だと思っているようで、支部のメンバーが敗れると烈火のごとく激怒して説教する。もっとも、ビッグマウスの度が過ぎるたびに宇佐美にチョップされているが。

とはいえ、第2次大規模侵攻後の記者会見でがスケープゴートにさせられた際には小南と共に憤慨しているように、隊員想いの一面も持つ。


BBFのコーナーでは今のボーダー本部が出来る前から玉狛で牙を研ぎ続けているという

発言があった。


最近の仕事は、捕虜として引き取ったヒュースのお世話係。ランク戦の記録映像を見せて教育しており、ヒュースの方もわりと懐いている。


また、アニメの『逃亡者編』では「陽太郎の冒険」という丸々1話主役の回が用意された。


副作用(サイドエフェクト)編集

「動物との意思疎通」

超技能に当たるためランクはA~B。どのように会話できるかは会話する動物の知能程度によるが、「YES」「NO」「オッケー」「アウト」くらいならどの動物からも読み取れる。ただし、あくまで話せるだけなので言うことを聞くとは限らない。


戦闘能力編集

言わずもがな5歳児なのでトリガーを使用した戦闘は出来ない為、パラメーターはかなり低いものの指揮だけは5とB級隊長並みに高い(なんならA級であっても平隊員には彼以下の数値の者もざらにいる)。玉狛第二が参加しているB級ランク戦の試合をヒュースと観戦している中使用された戦術や各チームが用いる戦略の感想をヒュースに聞く等戦闘に関する事はしっかりと勉強している。

またボーダーの使用トリガーに対する知識も豊富で各スナイパーライフルの特徴やその特性を利用した刺したふりスコーピオンをヒュースに仕込む等知恵も豊富、更にヒュースが倒したガロプラの敵兵が突然消えたのもベイルアウト機能だとすぐに見抜く洞察力も備えている。


パラメーター編集

トリオン攻撃防御・援護機動技術射程指揮特殊戦術トータル
7112215322

作者のキャラ評編集

カピバライダー 【陽太郎】
迅とレイジはそこそこ尊敬しているが、小南のことは舐めきっており、他の隊員は全員後輩だと思っている古株のお子さま。動物と会話できるサイドエフェクトを持っているが、意思疎通ができるだけで大体言うことを聞いてもらえない。雷神丸は犬だと信じ込んでいる。

(JC3巻 カバー裏より)

実力派エリート迅編集

ワールドトリガー』のプロトタイプ版である本作にも「陽太郎」という名前のお子さま隊員が登場している。

見た目も服装もほぼそのままで、ビッグマウスの度が過ぎるたびに折檻を食らう性格も同様。

ただし、目が常時○な『ワールドトリガー』と違って普通に描かれている点が異なる。


関連タグ編集
















ネタバレ注意編集

ここから先には陽太郎の正体に関する情報が含まれます。

















「ヘルメットがかっこいいのでうすうすバレてたかもしれませんが…」


レギー(いやわかんねーよ)


その素性は、戦乱によって滅びた旧ボーダーの同盟国である近界の国家・「アリステラ」の王族。

5年前、まだ赤子のころに姉の瑠花と従者(ミカエル・クローニンと思わしき人物)と共に滅びゆく母国から亡命し、姉は忍田の、陽太郎は林藤の親族という肩書で現在はボーダーの庇護下に入っている。

普段偉そうだったり複数人に求婚しているのは、王族ゆえのものと思われる(林藤やミカエルの教育の賜物ということも考えられるが)。

上述の通り、故郷が滅びてしまっている(本来帰るべき場所、帰りたいと願っても帰れる場所がもう存在しない)が故に、まだ帰る故郷があり、帰りたいと願う意志を持つヒュースには思うところがあるのか、彼に対して世話焼きであるのも、似た境遇である彼に同情しているためではないかと考えられる。



「ヒュースがかえりたいっていうなら、かえらせてやりたい。」



当初こそ単に、駄々をこねることなく相手を思いやって物分かりの良い発言をしたものと捉えられていたが、彼の境遇や背景が明らかになった今となっては、この言葉が当時以上の重みと意味を持つようになった。


アニメオリジナル回ではトリオン兵相手に挑むも吹っ飛ばされていたが無傷で立ち上がっており、「実は普段からトリオン体なのでは?」と推測されるもアニオリ回ということもあり大半の視聴者や読者からはスルーされていた。

しかし200話にてクローニンと「新しい『わざ』」を披露した際は派手に落下して瑠花の肝を冷やし怒られるも「トリオン体なのでだいじょうぶ」と平気な顔で立ち上がっていた。アニオリ回でさりげなくこの設定が使われていたのか、それともアニメからの逆輸入設定なのかは定かではない。


作者のキャラ評編集

立派なお子さま【ようたろう】
初登場から20巻を経て正体が判明したお子さま。数日ぶりに再会した姉に3次元的高速回転を見せつけており、ワールドトリガー史上最も「おれは何を描いているんだ…?」なシーンを生み出した。瑠花の判断と大人たちの都合で姉と離れて暮らしているが、玉狛支部ではなく本部で育ってたらどんな感じになってたのか、それはそれで興味がありますね。

(JC23巻 カバー裏より)

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