CV:能登麻美子※
※ 能登氏は林藤ゆり役も担当
概要
原作には登場しない、アニメ版のオリジナルキャラクター。
天真爛漫な性格の持ち主で、その屈託の無い笑顔で遊真たちともすぐに仲良くなり、コミュニケーションの不得手なゼノの間を取り持とうする。
その一方で一度言い出したら自分の意見を曲げない頑固さも持っているため、ゼノは基本的に彼女に頭が上がらない。
ゼノともどもエルガテスからの刺客に狙われており、刺客の攻撃によって故障した船が直るまでの間、四塚市で合宿中の三雲隊と行動を共にすることになる。
二人を追っているギーヴからは「麗しき破壊の女神」と呼ばれているが…?
ネタバレ
この先、ネタバレがあります。アニメ未視聴の方は注意!
一見普通の人間に見えるリリスだが、その正体はエルガテスの科学者Dr.ラミアによって開発された
人間タイプの自律型トリオン兵である。
戦闘モードになると姿が変化し、凄まじい戦闘能力を発揮する。ブレードのように変化した両腕は高い切れ味を誇り、胸元に出現する円型の装置からは強力なビームを発射できる。その威力はギーヴが放った液体型トリオン兵を一撃で跡形もなく消滅させてしまうほど。また、戦闘モードになると空を飛べるようになる。
ラミアとその部下の会話から、単なる兵器としての運用以外にも、その容姿を生かした敵国でのスパイ活動や破壊工作をさせることも視野に入れて開発されていたようである。
ゼノとはエルガテスの研究所で出会い、度々研究所に忍び込んでは自分に会いに来てくれるゼノと心を通わせるが、とうとう実戦投入されることになり、ゼノとの思い出も消されそうになったため、それを知ったゼノによって研究所から連れ出され、二人で船を奪ってこちらの世界にやって来た。
欠点は普段の状態からトリオンの消費が激しいことで、定期的にトリオンの供給を受けなければならない。劇中ではゼノからトリオンを分けてもらう際、リリスが吸血鬼のようにゼノの首筋に噛み付いていたため、その光景を目撃した千佳を驚かせたが、後に千佳がリリスにトリオンを分けてあげた時は彼女の胸元に手を当てていたため、別に噛み付く必要はないようである。
そうした事情に加えてリリスが戦闘モードの自分を嫌っているため、ゼノはリリスを極力戦闘に参加させないようにしていたが、三雲隊のピンチを救うために自らの意志で戦いに身を投じる。