概要
CV:玉川砂記子
レプリカと同様自立型トリオン兵で、白いボディに3つの青い眼、2つの尖った耳を持つ。
性格
敬語口調で話すが、残虐非道かつ快楽主義で、卑怯なやり方を好んで使用する下劣な性格。そのためギーヴが不利になってもあまり動揺したそぶりを見せず、寧ろあらゆる戦局を楽しんでいるように思わせる。
ゆえに冷酷な面も併せ持ち、声色一つ変えずに相手を痛めつけることを提案したりとかなり危険なキャラクター。性格面は同じ自立型トリオン兵でも温厚かつ協力的なレプリカとは真逆ともいえる。
ギーヴが黒トリガーを起動した際にはトリガーと一体となって共闘する。レプリカが遊真の黒トリガー起動時にサポートするのと同様である。
※以下、『逃亡者編』のネタバレがありますので注意
ギーヴがDr.ラミアが以前開発した人型トリオン兵の失敗作であることを実は知っている。
アニメ59話終盤でトリオン兵としての姿を現しリリスとの一騎打ちで激しい損傷を受けたギーヴを見て「これはもう長くはもたない」と発言している。
そして、ギーヴのことは時間稼ぎのための捨て駒として利用していたことが判明。彼が異形と化す際、この事実を笑いながら話していた。当然、今までの忠誠はすべて演技で、本心では下等な存在だと蔑んでいた。
彼の裏の目的は出来損ないと見切られたギーヴを最期くらい花を持たせてやれというラミアの指示を遂行することであり、漏洩したトリオン兵の情報(=リリス)を消去するためギーヴを自爆させようと画策する。
しかし、ギーヴの意識と彼に取り込まれたリリスの抵抗により思うように計画は進まず、リリスは救出される。その後自爆モードには移行させることには成功したが、ギーヴに拘束され、彼と同時に爆発に巻き込まれ、最期を遂げた。
なお、声優の玉川氏はリリスの開発者であるDr.ラミアの役を兼任している。