「それを決めるのは私ではない ユーマ自身だ」
概要
空閑遊真のお目付け役を名乗る自律型トリオン兵で、遊真の父・空閑有吾が作成した。
その姿、機能を見たヴィザからは「トロポイの自律型トリオン兵」で「非常に珍しい」と称されており、アフトクラトルの水準からいっても希少な存在である事が窺える。
「先生」という愛称の由来は迅悠一や林藤匠が彼をこう呼ぶ事から。
遊真がボーダーに入った後は、「玉狛支部所属の特別顧問」という扱いになっている。
モデルは作者の家にある炊飯器である。作中でも机に乗ってたら炊飯器と間違えられた。
人物(?)像
ロボット然とした他のトリオン兵と違って明確な自我を持ち、遊真や修に対して様々な助言を与える。もっとも、あくまで決断は本人に委ねているため、たとえ危険な事であっても警告するだけで拒否はしない。だからと言って完全に機械的というわけでもなく、遊真が目的を失くした際に修に「遊真に新しい目的を与えて欲しい」と頼んでいる。
アフトクラトルからの大規模侵攻の際、ヴィザとの戦闘中に修と千佳の援護を命じられ遊真と別行動を取る。
そして、修の奇策で相手の遠征艇へ侵入して強制帰還命令を出させる事で撃退の決め手を打ったが、そのまま連れ去られてしまった。「お別れだ ユーマを頼む」と言葉を残し行方不明となっている。
機能
多様な機能を持つ遊真の黒トリガーと連動させており、トリガーを使う時には黒い服のようなものになって纏わり付き、印の発動を補助する。
他にもトリオンの測定器を出したり、有吾が旅した近界の国々の情報を記録したデーターベース機能も持つ。
また、「ちびレプリカ」と呼ばれる分身を創る事も可能で、分身を通じて通信や印の伝達などが行える。本体との距離がかなり開けば機能しなくなるが、本体の任意/死亡が無い限り分身は消滅せずに残る。今や生存確認の印となっている。
関連タグ
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