「親の言う事が正しいと思うな」
概要
CV:田中秀幸
空閑遊真の父親。故人であり、回想シーンにしか登場しない。
回想でも後ろ姿だったり顔が見切れていたりしているため、顔が映った事はない。
旧ボーダー創設メンバーであり、城戸正宗及び最上宗一とは同輩で林藤匠・忍田真史の先輩に当たる。経緯は不明だがボーダーを抜けて一人で近界を巡る旅へ出ており、互いに音信不通だった事もあって「ボーダーは近界との外交官のような存在」だと遊真に伝えていた。(これは旧ボーダー時代の活動方針に基づく情報であり、実際には城戸司令の方針転換により友好的な相互交流はほぼ断絶し、街を守る軍隊組織としての色を強くしていた。)
迅や小南のような旧ボーダー時代からの隊員ですら彼の事を知らないため、かなり初期の段階で抜けたようだが、ランク戦のシステムを始め彼が残したものは林藤たち後輩が形にして現在のボーダーを支えている。
4年前まで息子の遊真と自作のトリオン兵レプリカと共に近界の国々を巡りながら傭兵生活を送っていたが、遊真が11歳の時、瀕死の彼を助けるために自ら黒トリガーとなり絶命した。
遊真の「相手の嘘を見抜く」サイドエフェクトは元々有吾のものであり、黒トリガーとなった事で継承された。
なお、遊真の母親に当たる人物についての情報は一切不明である。
ボーダーを抜けた経緯も含めて謎は多い。
戦闘能力
現在作中での戦闘描写はほぼ存在せず、使用トリガーやステータスの情報もない。
作者によれば現在の忍田真史とほぼ同等の強さだったらしい。
生前は有吾の方が強かったが、有吾の死後忍田も鍛錬を積んだことで追いついた、とのこと。