ワールドトリガーC級隊員一覧
わーるどとりがーしーきゅうたいいんいちらん
界境防衛機関「ボーダー」における訓練生のランク。総数400名以上。
戦闘員の最も低い階級に位置し、訓練時を除きトリガーを使用しての戦闘は行えず、基本的に防衛任務に参加する事はない。
装備として正隊員(A級隊員、B級隊員)に与えられるトリガーより性能の低い訓練用トリガーが支給されている。訓練用トリガーは緊急脱出(ベイルアウト)がなく、装備が1つしかセットできない。
大規模侵攻戦選ではこの点に目を付けたアフトクラトルが狙いをつけ「雛鳥」と評している。
(雨取千佳の使用していた訓練生用トリガーは玉狛支部で用意されていたもので、本部のものと異なり狙撃手用トリガー3種とバッグワームが装備されている。)
規則で訓練以外でのトリガーの使用は一切禁止であったが、修の一件以降救助活動や避難誘導目的の使用であれば限定的に許可されるようになった。
一定の基準(ポジションにより異なる)を満たすことでB級に昇格することができ、攻撃手、銃手、射手はランク戦と週2回の合同訓練で個人ポイントを1000点から4000点以上にすること、狙撃手は正隊員との合同訓練で3週連続で上位15%以内に入ることが条件とされている
(ただし狙撃手の千佳は修と遊真の個人ポイントを移譲されて昇格している)。
訓練生によっては正式入隊日の前に仮入隊をしている隊員もおり、即戦力を素早くB級に引き上げるための措置として、高い素質を認められた者には 通常の1000点よりも上乗せされたポイントからスタートされる。
大規模侵攻戦以降は入隊希望者が5倍に増えたためか、仮入隊の期間が取れなくなり、5人の隊員が仮想空間内で戦うバトルロイヤルを4試合繰り返す戦力テストの結果から点数を上乗せすることになった。
このランクでは公式に部隊を組むことは制度上不可能だが、中にはこの頃から既に自分の部隊を決めて仮の隊を構成している者もいる。
なお、見習い扱いのため給与や報酬は存在しない。