概要
『ペネロペ』は、擬人化した動物を登場人物とした子供向け絵本である。
2002年に「3~4歳児向けのキャラクター」を制作するためのプロジェクトを立ち上げ、2003年秋に絵本がフランスで出版された。日本では2005年に出版開始。
主人公ペネロペは女の子であるにもかかわらず、体色が青であるが、これは作者が男女振り分けされにくい中性的なキャラクター設定をするように心がけたためである。
作者アン・グットマンいわく、子供に何か特定のメッセージを伝えることを目的とした絵本ではないという。ペネロペの原案は、黄色のネコのキャラクターであったが、試行錯誤の末、青色のコアラに落ち着いた。同じ作者の『リサとガスパール』の主人公の住む町はパリであるが、本作の主人公の住む地域に関しては、実在する特定の地名・場所は明示していない。ただし、シリーズ中に主人公がパリに遊びに行くシーンが何度かみられるため、パリ近郊に住んでいると推定される。
アニメ『うっかりペネロペ』は、2006年11月から12月まで5分番組としてNHK教育テレビで放送された。全26回。
このアニメ作品『ペネロペのいちにち』に初登場するキツネは、元々はゲオルグ・ハレンスレーベンがアニメのためにデザインしたキャラクターである
ストーリー
青色コアラのペネロペは、3歳の女の子。うっかりやさんで、いろいろな騒動を巻き起こす。
登場キャラクター
- ペネロペ(CV:工藤あかり)
- パパ(CV:山口太郎)
- ママ(CV:井上喜久子)
- おじいちゃん(CV:関根信昭)
- おばあちゃん(CV:鳳芳野)
- おじいちゃん、八百屋のおじさん(CV:辻親八)
- リリーローズ(CV:松岡由貴)
- セザリーヌ、マリ・クリスティーヌ(CV:高橋美佳子)
- ストロンボリ(CV:小林由美子)
- アラジン、幼稚園の保母さん(CV:渡辺明乃)
- パン屋のおばさん(CV:斉藤貴美子)
- 花屋のおじさん(CV:矢部雅史)
- 薬屋のおばさん(CV:立野香菜子)
- ミロ(CV:高木礼子)
- マドレーヌ(CV:折笠富美子)
- ナレーション(CV:能登麻美子)
関連イラスト
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アニメ ゲオルグ・ハレンスレーベン アン・グットマン 絵本 NHK教育テレビ