あの黒服はあたしと旦那様との甘い生活をずたずたにし、あたしの心も壊した。
あの惨劇の前から、あたしは旦那様にすべてを打ち明けようと考えてた。
あたしは普通の人間ではないと・・・
幾度も幾度も旦那様の元から去ろうと考えた・・・所詮人間と妖怪に未来は無い事などが分かっていた・・・
けれど・・・
あたしが打ち明けようとする度、旦那様はいつも優しく目で制してくれた。
あたしが逃げ出そうとする度に、暖かい愛情で引き留めてくれた。
(伝記一より)
概要
CV:能登麻美子
中華人民共和国のソーシャルゲーム『陰陽師』の登場キャラクター「桜の精」の中国語表記。
味方行動時に一定確率で鬼火消費なしで味方を回復でき、スキル3で敵に付与されているバフを解除できるだけでなく、一定確率でデバフを付与できる式神。
ストーリーでは8章から登場。花嫁になる寸前に黒い陰陽師によって恋人を永遠に失った。突然の出来事に悲しみで狂ってしまう。そして、安倍晴明の所へ仇を討ちにくるが・・・。
桃の精とは親友。
桜が化けた美しい妖。桜の森に住んでおり、やさしくも強い女性である。
花と共に舞うその姿は、人の心すら奪うほど美しいという。
かつて愛する者がいたが、彼女は彼を失ってしまった。幸いにもすべてが終わったわけではない。
輪廻転生、またいつか再会できるかもしれない。
(陰陽師「式神図鑑」より)