CV:能登麻美子
概要
碧陽学園新聞部部長。3年生。
「~ですわ」「~まし」などお嬢様口調で話すハーフの少女だが、英語は苦手。妹に藤堂エリスがいる。実家はかなりの豪邸でお金持ちらしい。
生徒会選挙の候補者だったが、(杉崎鍵ですらアタックをかけないほど)性格に問題がある人物だったため落選した。その恨みからか、生徒会のスキャンダルをいつも探し歩いており、何かにつけて新聞のネタにしようとする。そのためには手段を選ばず、妹を迷子に偽装して生徒会室に侵入させるほどである。
新聞のネタは鮮度が命というポリシーを持っており、噂が広まってからでは意味が無いと考えているため、ネタを手に入れると徹夜してでも記事にする。が、同時に「晒し上げ精神」というはた迷惑な行動精神を持ち合わせているため、記事の内容が時にエスカレートすることもしばしばである。
この行動精神の裏側には、自分の外国人似の名前がかつていじめのネタにされていたという事実があり、いじめの主犯格のスキャンダルをすっぱ抜いて停学に追い込んでから新聞づくりの楽しさに目覚めた。が、同時に他者を追い込む快感にも目覚めてしまったらしい。
彼女の強引な「晒し上げ」ゆえに桜野くりむとは犬猿の仲であるが、逆に紅葉知弦に対してはとても弱く、くりむや生徒会のことをあまり掘り返し過ぎて知弦からきついお仕置きを貰ってしまうことも。
性格は別にして趣味への全力投球ぶりを素直に褒めてくれる鍵のことは少しだけ気になっているようだ。
アニメ版では、過去に杉崎鍵を痛めつけた中学時代の同級生たちが登場。生徒会の女子たちをナンパしようとした際にそのことを語り、真冬の怒りを買い、更に深夏にボコボコにされている。その様を見ていたリリシアは同級生たちから生徒会の暴力を訴えられたが、「生徒会の記事をでっちあげるのが仕事」と返し、まったく取り合わなかった。