CV:本多真梨子
概要
生徒会長であり3年生でA組所属。前年は生徒会副会長。一応本作のメインヒロイン。
高校3年生だが、体型、言動、いずれもお子ちゃま。その点を皆にいじられては涙目になっている。
しかしカリスマ性だけはある。故に誰に対しても偉そうに振る舞う。
ピンク色のショートボブにアホ毛が生えており、ワンポイントとしてワインレッドの色をしたリボンを左側の髪の毛に結んでいる。足元はフリル付きのニーソに白いTストラップシューズを履いている。
成績も「都道府県は面積に比例して人口が多い」「錯角、対頂角、金角銀角」などと発言するレベルで芳しくなく、運動もできず(好きではあるらしい)、典型的な真面目人間でありながら、高校3年生にして何から何までお子様スケールのダメ人間。
しかし、何事にも必要以上に一生懸命に取り組む。よく他の生徒会メンバーを振り回しているが、その分子ども扱いされてイジられることも多い。子ども扱いされると怒るが、知弦に対しては甘える態度を見せる。
何かと本か何かから引っ張ってきた名言を言う。お菓子につられることも多い。
身長がやたらと変わる人でもある。(原作→140cm アニメ→142cm 漫画→145cm)
ウサマロというお菓子を気に入っている。椎名深夏曰く「クソ甘い」らしい……
生徒会の会議(雑談)は主にくりむがホワイトボードにどこからかとってきた「名言」を書き、胸を張って宣言することから始まる。
杉崎が今の性格となるきっかけとなった「四季の出会い」の春担当。当時の会長はギャルゲーに嵌っており、杉崎の悩みに対してギャルゲーを勧めた。
しかし当の会長は、この時の相手が杉崎だと気づいておらず(荷物を運んでいたので顔を見ていなかった)、杉崎からそのことを聞かされても当初は言った覚えがないと否定していた。
原作で表紙を飾ったのは「生徒会の一存」「生徒会の六花」「生徒会の十代」の3つ。
生徒会メンバー中最多である。
番外編では「生徒会の日常」と、最終巻である「生徒会の祝日」も、新生徒会長である西園寺つくしとともに表紙を飾る。
メインヒロインの割に読者人気はあまり無いらしく、読者投票では生徒会メンバーでは最下位になったり、生徒会の土産では飛鳥から「人気無いのに表紙は多い」としばしばネタにされてしまっている。
人気が低い理由はおそらく、作中での空気が読めない上、自分の言動を棚上げにする発言や、中身が伴わない正論を繰り返すことが原因であると考えられる。実際、作中でも彼女がテスト勉強をせず赤点をとった上に屁理屈ばかりこねる言動に(あの女好きの鍵を含めた)生徒会たちがブチギレるシーンが存在する。(鍵曰く「どんだけ自分にあめぇんだ?!コノヤロー!!」)
アニメ版
基本的な役回りは原作準拠だが、パンチラ要員として何度か純白を披露した。
余談
- 同じ作者の後作品の主要キャラに親戚が何人か出てくるが、親戚の中でも「暴走する人」と思われている。また「ゼ◯ダの伝説の、鶏のような存在」とも思われている
- 声を演じる本多真梨子は出身校AMGのYouTubeチャンネルにゲスト出演した際、くりむ役のオーディションに受かったのは父親のおかげだったことを語った。