プロフィール
| 名前 | ビアンカ・デュランダル・アタジナ |
|---|---|
| 英語表記 | Durandal/Bianka Ataegina |
| 原語表記 | 幽兰黛尔 |
| 年齢 | 16歳→18歳 |
| 身長 | 165cm |
| 体重 | 54kg |
| スリーサイズ | 88-59-89cm |
| 誕生日 | 1月1日(天命組織の記録) |
| 一人称 | 私 |
| 二人称 | あなた |
| 好きなもの | 訓練、猫、リタ |
| 苦手なもの | 砕けた表現 |
| 声優 | 能登麻美子 |
概説
miHoYoのスマートフォンアプリ『崩壊3rd』の登場キャラクター。
前作である崩壊学園には(今のところ)登場しておらず、「金髪碧眼の謎の美女」として話題をさらった。
今世代における最強の戦乙女。
天命組織が率いる戦乙女部隊でも、その最精鋭である「不朽なる刃」の隊長で、自ら陣頭に立って勇猛果敢に戦う戦場の女神。
人物
本名はビアンカ・アタジナであり、デュランダルは通名。
同時に彼女にとっては、自らの宿命を意味する符号でもある。
10歳以前の記憶は失っており、主治医兼後見人であるオットー・アポカリプスの示すところでは他の多くの戦乙女たちにあるように、彼女もまた「崩壊」によって身寄りを失った孤児であった。
崩壊の影響で脳に厄介な腫瘍を患い、名医もお手上げという病状だったが、オットーの考案した新たな治療を受けて1年の昏睡の後に完治。
本人は失った記憶のことをあまり気にしていない。
その後、孤児院に慰問に訪れた戦乙女ラグナ・ロッドブロックの影響から12歳で戦乙女部隊へ入隊。
不断の努力で素質を開花させ、史上最年少(12歳)のA級戦乙女となる。
その後オットーの量子の海への潜入実験にリタ・ロスヴァイセと共に参加し、「世界の泡」と呼ばれる並行次元世界での数々の冒険を経て精神的にも成長を遂げる。
その冒険の果てに消滅の危機に陥った世界を救うため、「聖剣デュランダル」の力で世界の泡を自身の身体に宿す。
「世界の泡」から帰還したのち、「デュランダル」と名乗るようになった少女はリタと共にS級に昇進して「不朽なる刃」の隊長となる。
それからは「崩壊の駆逐」という人類の悲願を達成し、多くの人々が平和に暮らせる世界の実現のため奔走している。
性格
常に完璧を目指し、決して油断なく物事に対処する鋼の精神の持ち主。
常に冷静沈着であり、優れた観察力と度胸の強さで目標を達成する。
未だ十代後半でありながら、その精神は世間の大人さえたじろぐ成熟度であり、その雰囲気は同年代の少女たちとは隔絶したものを纏っている。
その完璧超人ぶりに「不朽なる刃」の隊員たちをはじめとする多くの戦乙女は彼女のことを尊敬している。
もはやその人気はアイドルの域に達しており、彼女の誕生日には部屋の廊下がプレゼントで溢れかえっている。
あらゆる武術と知識を貪欲に吸収し、最強の称号をほしいままにしてなお、崩壊の駆逐を実現すべく一切の努力を怠らない。
食事も相棒であるリタによって栄養価を完璧に計算して接種しており、常にスケジュール通りに日程をこなし、いつでも完全に実力を発揮できるよう自身を律し続けている。
昨今ではある戦乙女から教わった瞑想とそれを利用したイメージトレーニングを積極的に取り入れており、更なる高みを目指し続けている。
努力で色々と解決してきたせいで脳筋になっており、周りも自分と同じように出来ると考えている節がある。
あまりの生真面目さに一時期デュランダルの上司だったテレサは若干トラウマになっている。
このように、一見して遊びの無い頑なさが目立つものの、本質は誠実さに重きを置き常に善悪の河岸を問い続ける温和な少女。
「世界の泡」に突入するまではとんだじゃじゃ馬娘で、直情径行の負けず嫌い、議論でも正論を屁理屈の質問攻めで打ち返して自分の優位を掴もうと小賢しく知恵を捻るなど、現在の彼女からは考えられないほどお転婆だった。
のちにラグナに次ぐ恩師となった冒険家シェイクスピア、そして彼女たちに同行した戦乙女時雨綺羅との交流が、じゃじゃ馬娘を高潔で善良な戦士へと導いている。
余暇もトレーニングを欠かさず、何より「崩壊の駆逐」と「史上最強」の目標のために寸暇を惜しむため、あまり休暇らしい休暇は取っていない。
それでも愛猫のスタン(猫種はヒマラヤン?)をとても可愛がっており、またリタの不意打ち的な小悪魔対応に困ったり、真夜中に誕生日ケーキのカロリーに悩んで「明日のランニングを1km増やす」と言い聞かせて一口だけ口にしたりと、少女らしさは失っていない。
猫が大好きだが動物には懐かれず、顔を引っかかれたりしている。
少女らしい青春を経験できず早熟な身であるが、それを悲観せずむしろここに至れた身の上を誇りとしている。
能力
他のS級2人と比べると「凡才」であり、強力な素質は持ち合わせていなかった。
だが入隊以前から自らに過酷な訓練を貸し、「世界の泡」を経験してからはさらにその努力に磨きをかけた。
結果、眠っていた天性の素質を叩き起こすことに成功し、常人離れした戦闘能力を獲得した。
「世界の泡」の冒険で聖剣デュランダルに選ばれ、その力を解放することで更なるパワーを発揮する。
基本的には神殺し装甲「輝騎士・月魄」を装着しているが、なくても異常に強い。
戦乙女小隊が死ぬ覚悟で挑む帝王型崩壊獣を私服でワンパン出来る。
神殺し装甲込みでお互いステゴロなら前文明最強であるケビン・カスラナと互角に戦える。
流石に天火聖裁や人為的崩落を使われると厳しい。
神の鍵「黒淵白花」の適合者でもあり、聖剣の力と並んで彼女の切り札となっている。
キャラカード
ver3.8より実装。
新武装ランスを武器とした突進力、さらに相手を突き刺して振り回す「投げ技」が使用可能。
戦乙女・栄光
量子属性。A級。
デュランダルの戦乙女としての制服姿。
炎元素アタッカーであり、KPゲージが貯まればボタン長押しで槍を構えて突進攻撃を敢行する。
極限回避時の挙動が独特で、時空断裂を発生させてからバックステップし、さらに回避直後に攻撃ボタンを押すとカウンターを繰り出す。
必殺技では上空から飛び上がって槍を投げ、着弾地点の周囲の敵を吸い寄せて連続付きを繰り出す。
輝騎士・月魄
機械属性。S級。
デュランダルの戦闘スーツ姿であり、対律者装備「第四世代神殺し装甲」の一つ。
リタの神殺し兵装「蒼騎士・月魂」と双璧を成し、スカートパーツに仕込まれたマルチスラスターを利用することで、短時間ながら単独飛行も可能。
複数の神殺し装甲の特徴を併せ持っているが、扱いが難しいせいでデュランダルしか使えない。
基本的な操作性は栄光と大差はないが、回避がブローニャの「駆動装・山吹」同様にシールド展開へ変化しており、敵の攻撃を無効すると直後に時空断裂を発動させて槍投げによるカウンターに移る物理タイプ。
必殺技では剣の騎士「キング」と盾の騎士「クイーン」を召喚し、低空飛行しながら怒涛の連撃を展開する。
不滅のスターアンカー
「この一撃は、星を貫通します！」
生物属性。S級。
聖剣デュランダルの力を解放し、星の鎧を纏った「ビアンカ・アタジナ」としての本気の姿。
もともとは数分程度しか使えなかったが、スウとの邂逅により安定して使えるようになった。
鎧の重さはその責任とは真逆に軽い。
それまでのランス主体の重攻撃から一転、徒手空拳を軸とした猛撃を主体とする炎元素のインファイター。
戦闘開始時は軽装だが、分岐攻撃でKPゲージを満タンにして通常攻撃ボタンを長押しすることで一定時間鎧を顕現させる。
必殺技は星鎧の顕現中に分岐攻撃を展開し、特定のコマンドからフィニッシュブローを放つ。その様は己を弩に槍を灼熱の矢として放つ射手座の一射そのもの。
天元のパラディン
「天元の道ここにて、切り拓け！」
ver5.5実装。虚数属性S級物理アタッカー。
ある血族の秘奥の力。
デュランダルの出生にまつわる、重大な秘密を握っている。戦闘では「クリシュナ」を駆るナイト形態とランサー形態を使い分ける。
強い突進力と高い機動性が同居した、かなり攻撃的な性能を基本とする。
どのスタイルでも高い攻撃力を発揮するが、一方でどのスタイルでも防御・回避の操作性のクセが強く、無闇に突っ込んでいくと手痛いしっぺ返しを受けることになる。
また月魄と天元以外は炎元素攻撃を軸にするため、優秀な代理聖痕の多い物理タイプに対し、炎元素はスタイルに適した聖痕がないと火力が下火になりがちなのも辛い。
幸いにも、ランスはどのスタイルでも代理になる無課金で製造可能な武器が2つもあるため、装備配給でガチャを狙うチャンスを待つのも選択肢だろう。
天光の先駆者
ver.8.0実装。虚数属性S級物理アタッカー兼サポーター。
第一部から六年後の彼女本人は存命していた頃の母と同じ髪型の大人になっていたが、洛星への作戦でのシステム内のアバターの姿はなんと小さくなった。戦闘では地上戦用の奔放形態とホバーボードに乗る天駆形態を使い分ける。
関連人物
組織のトップであり、命の恩人。
彼女の任務は基本的にオットーからの派遣要請であることが多い。
自身の野望のために他者を犠牲に出来る歪んだ精神性についても知っている。
それでも自身が最強に至れた道筋で彼から多くの手助けがあったこと、彼が無駄な犠牲は強いない主義であることも熟知しており、「崩壊の駆逐」という共通認識の下で命に従っている。
子供扱いされることもあるが、なんだかんだで信用している。
「不朽なる刃」の副隊長であり、公私共に苦楽を共にしてきた「相棒」とも言い得る最愛の友人。
同棲してる。
何かと隠し事も多い一方、それが彼女なりに最善であると信じての行動と理解しており、咎めることはしない。
ただ稀に彼女の遊び心に振り回されることもあり、彼女なりの自分への労わりだと分かりつつも困惑している。
スタン
デュランダルがイギリスでの崩壊獣討伐の帰りに拾った、ワインレッドの目を持つヒマラヤンっぽい猫。
もともとはヨルムンガンドが放った崩壊獣だったが、デュランダルに一撃で倒された。
デュランダルとの生物としての格の差にビビり、猫として振る舞って全力で媚を売ってたら飼われた。
自分から逃げない猫というのが嬉しかったのだろう。
あまりに無邪気に自分に構い倒すデュランダルの姿に困惑するうちに毒気を抜かれた。
そのため喋ることは出来ないが、人間レベルの高度な知能と観察力を有する。
リタのことはしもべだと思っている。
当初はオットーの計画の最重要項目として、その存在を追っていた。
しかし出会ったころから、デュランダルのキアナへの態度は「戦士としての成長を見守る」導き手のそれであり、アフリカの実験場からキアナが脱走を図った際も敢えてそれを見逃している。
カロスタンで再開した際には、アフリカで交わした約束を果たすように互いの成長を示すため一線を交えた。
――のちに、この二人には28章で当人らさえ知らない重大な秘密が明らかとなった。
ラグナ・ロッドブロック
孤児院時代に出会い、自身の人生の師の一人に数える戦乙女。
突撃部隊の隊長だったが、とある秘密任務で死亡する。
後に孤児院を訪れた無量塔姫子もラグナを人生の師と仰ぐ一人である。
シェイクスピア
「世界の泡」で出会い、彼女の冒険に長く関わった冒険家。こちらの世界では詩人・作家。
ラグナに次ぐ人生の師の一人であり、「人生の意味」について一つの道を示し、デュランダルの人生哲学に大きな影響を与えている。
天命組織の戦乙女であり、紆余曲折あってアイドル志望だったはずがいつの間にか戦乙女になっていた女性。
セシリア・シャニアテの熱烈なファンの一人でもあり、彼女の率いた部隊の一員でもあった。
第二次崩壊で重傷を負った際に異星人であるシュガーズに救われ、量子の海を彷徨う。
デュランダルの「世界の泡」の旅にも同行し、現在は諸事情からあちら側に居ついている。
余談
- イベントシナリオのギャグパートでも真面目な性格である一方、輝騎士・月魄のキングとクイーンがハッチャけて周囲に迷惑をこうむったり、真面目ゆえに天然ボケをかましたりと、キャラ崩壊こそ少ないが順調にカオス時空に溶け込んでいる。
- タグに関しては識別子なしデュランダルでタグ付けがされている場合が多いのだが、ウマ娘プリティーダービーの同じ名前のウマ娘などと検索で混ざることもあるため、作品識別子ありのタグへの差し替えを検討することも推奨する。
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以下、重大なネタバレを含みます
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