概要
『天命』とは、崩壊3rdに登場する崩壊と立ち向かう組織の一つ。紀元前から4000年をかけて崩壊から人類を守ってきた。その影響力は絶大でほぼ世界の全てに勢力図を広げている。
500年前にオットー・アポカリプスが大主教となってからは彼のワンマンで組織が動かされており、実質私物化されている。オットーは秘密裏に行っている研究に専念するために「審議会」を設立し雑事を任せていた。
漫画では免罪符を発行していたことなどから、カトリック的側面も強いと思われる。
現在はヨーロッパにある本部と、5つの支部により構成されている。
- 天命本部
- 極東支部
- オセアニア支部
- 南米支部
- 西アジア支部
- 不明
過去には北米支部が存在したが離反。『ネゲントロピー』という別組織として天命と対立する対崩壊組織として存在している。そのため天命の勢力圏に北米は入っていない。またこの一件でオットーは「審議会」を廃止し、直接組織を動かすようになった。
第一部の戦いの後、組織を私物化していたオットーの死亡、ネゲントロピーとの併合などで組織は刷新され、新しい主教にはテレサ・アポカリプスが就いた。
1.5部以降は大崩壊が終わってなおも頻発する崩壊現象の抑止と世界の混乱に乗じて悪事をなそうとする者たちの監視を行っている。
また、聖フレイヤ学園のような戦乙女たちの教育機関を設立し、若者たちの育成も行っている。
第二部の主要人物であるコラリーとヘリアは第一部の戦いが終わった後に入った世代の戦乙女である。
戦乙女(ヴァルキリー)
崩壊に対抗するための主力である少女たち。
人工聖痕と呼ばれるものを身体に埋め込むことで身体能力の強化と崩壊エネルギー耐性を得ている。
ただし、身体にかかる負担は大きく、寿命が削られていき最後には崩壊エネルギーにより消滅する、あるいはゾンビと化してしまう。そのため戦乙女は短命。
御三家
組織を創設した、3つの一族である天命の御三家により支えられている。
- 『主教』を司る「アポカリプス一族」
- 『聖女』を司る「シャニアテ一族」
- 『騎士』を司る「カスラナ一族」
シャニアテ一族は崩壊を制御できる聖血を、カスラナ一族は崩壊獣パールバティーのDNAと強い崩壊耐性を持っており、アポカリプス一族は他の一族と違い崩壊に対抗する特殊能力を持ってはいないものの、組織の管理を任されている。