プロフィール
名前 | テレサ・アポカリプス |
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英語表記 | Theresa Apokalypse |
原語表記 | 德丽莎・阿波卡利斯 |
年齢 | ???歳(学園)/ヒ・ミ・ツ(3rd) |
身長 | 145cm(共通) |
体重 | 38kg(共通) |
スリーサイズ | 70-58-73(共通) |
誕生日 | 3月28日 |
好きなもの | 漫画、ホム、ゴーヤジュース(3rd) |
苦手なもの | おばけ |
声優 | 田村ゆかり |
概説
miHoYoのスマートフォンアプリ『崩壊学園』及び『崩壊3rd』のキャラクター。
対崩壊の中核「天命組織」の極東支部「聖フレイヤ学園」の学園長を務める。
幼い見た目をしているが、実年齢ははっきりしておらず、また自身も必要に迫られれば前線指揮官として戦場に立つ歴戦の戦士である。
一方で一人称が「てりてり」だったり、漫画好きでブローニャ同様にホム愛好家だったりと、見た目相応の子供っぽさも併せ持つ。
本シリーズにおいてブローニャ・ザイチクに次ぐロリータ枠であり、同時にクールなブローニャとは対を成すあざとい可愛さを担当する。
崩壊学園におけるテレサ
天命組織極東支部「聖フレイヤ学園」学園長。
前線ではヴァルキリー部隊を率いて指揮を執り、崩壊に対処し続けている。
自らを「てれてり」と称し、わがままかつ気まぐれ、オテンバなお姫様のような性格。可愛い見た目に反して結構口が悪く、戦闘時は好戦的なところを見せることが多い。
八重桜と出会い、不思議な力を得る。同時に髪も桜色になって狐耳も生えた。
得意武器は設置砲台で、特に「誓約の十字架」を装備することでより強力なスキルを発現する。
崩壊3rdにおけるテレサ
天命組織極東支部「聖フレイヤ学園」の創始者にして学園長。
天命組織の三大家「アポカリプス」の出身だが、血縁上は三大家「カスラナ」に属する。
元S級戦乙女でもあり、第一線を退いた現在でもその実力は健在。
煌びやかドレス姿から一転、修道女を思わせる旧式の戦乙女制服を愛用する。
相も変わらず年齢不詳の美少女だが、公然の秘密として崩壊獣ヴィシュヌの細胞を取り込んだ改造人間となっており、事実上の不老不死を獲得している。
その正体は500年前に天命組織を離反した最強の聖女のクローンであり、天命組織のトップである大主教オットー・アポカリプスが、聖女復活計画の実験として用意した実験体の一体「A-310」。崩壊獣の細胞は、複製体の脆弱性を克服するための処置であり、結果的に前文明の「融合戦士」と同じ特性を得ることとなった。
本来なら他の個体同様に廃棄するつもりだったが、他に比べて優秀な結果を残し、かつ今までの個体にはない「個性」と「人格」を備えた存在だったことから、いつしかオットー自身もA-310へ情が湧いてしまった。
一連の実験を終了したのち、オットーの孫「テレサ・アポカリプス」として受け入れられ、その後は戦乙女として前線で活躍を続けた。
しかし第二次崩壊で空の律者討伐に参加するが、ジークフリート・カスラナの妻で無二の親友だったセシリア・シャニアテを喪い、悲しみの中で予てから疑問を抱いていた天命組織の人命軽視の方針に異を唱え、オットーとも距離を置くようになる。
そして「人命を第一とする戦乙女」の養成を目的に、聖フレイヤ学園を創設。
以後は第一線から退き、学園の運営と人材育成に心血を注ぐようになる。
性格
一人称は「あたくし」。
『学園』時代からの勝気で挑発的な気質はそのままに、自身の出生と親友セシリアとの絆から、より感受性が強く責任感の強い淑女として育ち、わがままなお姫様ぶりは鳴りを潜めるようになった。
特にセシリアからの影響は強く、元は希薄で内気な少女だったテレサを現在の性格に仕立てたのは、他ならぬセシリアとの友情である。
カスラナの「正義と守護者」の血統を受け、セシリアから貰った優しさも手伝ってか、目下の人間への庇護欲求の強さも秘めており、学園の生徒と職員を家族のように大切にしている。
一方で『学園』時代からの子供っぽさもしっかり残しており、職務上表立って言えないが漫画が大好きで、ブローニャと同じく「ホム」シリーズの熱烈な愛好家。
自分を「世界で一番可愛い」と公言してみせる傲岸不遜なところも健在。
歴戦の戦士であるにもかかわらず、実は大のおばけ嫌い。崩壊現象によるゾンビは全く平気なのに、幽霊の類いになると途端に涙目になる。
ただパニックになると拳が出るため、下手にお化け屋敷に連れていくのは禁物。
プライベートでは「魔法少女TeRiRi」を名乗って、密かにヒーローごっこに興じている。それが高じて学園祭などでは、アイドル的なパフォーマンスもこなしている。
私生活ではリタ・ロスヴァイセが定期的に出向いて世話を焼いており、身の回りのことは大抵リタが済ませてしまう。
女子力もファッションセンスこそリタのお陰でそれなりだが、その他の部分はオットーが全面的に甘やかしたせいもあって芳しくない。
なお料理については、テレサが昼寝をしている間にオットーがすべて終わらせるため、「料理は寝て待てば出来上がる」と本気で信じている。どうしてこうなった。
なお崩壊獣との融合の意外なデメリットとして、苦味以外の味覚に鈍感というハンデを持っている。つまり料理したくても、味が分からないためまともなものを作れないという事情もある。
艦長とは、割と典型的な上司と部下の関係。
セクハラやサボりの常習犯である艦長に対し、「全部知っている」と釘を刺してくる。一方で学園の経営に四苦八苦しているせいか、艦長の給料の捻出に苦心しているらしく、深夜帯にプレイしていると「残業代はでないからね?」と狼狽えたり、給料が出せない可能性に悩んだりと、端々で苦労性な一面を窺わせる。
総じて上司としては自愛に溢れた理想的な人物だが、「皆の守護者」としてのアイデンティティが強い為、起こる問題に対しては受動的で、人智を超えた本編の事態には翻弄され通し。特にオットーの様な"ある種の開拓者"に抗するビジョンには乏しく、作中では終ぞ彼の掌から脱する事は出来なかった。
ふれあい機能では、頭を撫でようとすると「背が伸びなくなる」と抗議してくる。
親睦が深まってくるとプライベートでの趣味を隠さなくなり、おどけた態度もよく見せるようになる。ふれあい機能でも、おさわりする艦長を「甘えん坊さん」と言ったり、頭を撫でると自分が艦長の頭を撫でようとするなど、庇護欲求が各所に滲み出てくる。
能力
帝王級崩壊獣の細胞を持つため、常人離れした身体能力を有する。
中でも膂力については抜きんでており、身の丈大の武器を軽々と振り回す怪力を発揮する。
また崩壊獣との融合によって驚異的な再生能力も有しており、肉体の崩壊因子の汚染に特に高い抵抗力を示し、さらには手足程度なら吹っ飛ばされようとものの数分あれば再生するという規格外。
戦場では「十字架」と呼ばれる、戦乙女伝統のウェポンラックを使用。
これを自慢の腕っぷしで振り回し、内部の武器を取り出して格闘戦に、またそれを抜群の投擲能力で投げつけ中距離に対応したりと、距離を選ばない自在な戦闘スタイルを採る。
キャラカード
戦乙女・誓約(イクサオトメ・セイヤク)
テレサの基本フォームで、旧式の戦乙女制服をまとった姿。
異能属性。A級。
漆黒の法衣に尼僧頭巾(コイフ)を被り、背中に十字架を背負う姿は、どこか巡礼者を彷彿とさせる。
サブシナリオ「編年史」をクリアすることで、頭巾なしバージョンが着せ替えコスチュームに加わる。
手槍の投擲による中距離攻撃を主体とした雷元素アタッカーで、雷電芽衣の「雷の律者」や符華の「霧の都の異邦人」が登場するまでは、序盤から入手できるキャラでありながらトップクラスの雷元素アタッカーとして君臨していた。
ただしモチーフ武器である「神の鍵・誓約の十字架」の有無で性能が決まるため、長らく「誓約の十字架が本体」とネタにされてきた。
桜火輪舞曲(サクラビロンド)
聖痕空間実験で八重桜の記憶に触れて発現した特殊形態。
異能属性。A級。
『学園』時代の設定を反映して髪色が変わり狐耳も生えた一方、衣装は巫女服をモチーフにした和装にアレンジされている。
日本刀を投擲し、十字架から剣気を放って敵を斬裂する炎元素アタッカー。極限回避で剣圧を放出してダメージを与え、通常攻撃で「緋桜の印」を付与してチャージ攻撃で印の付いた標的を爆発させる。
基本的にはサブアタッカー向けだが、聖痕次第では主力を張れるほどの爆発力を発揮する。
処刑装・紫苑(ショケイソウ・シオン)
テレサにとってのバトルスーツ姿であり、本気を出すことを意味する決戦装甲。
機械属性。S級。
限定キャラだったが、3.5.verの大規模更新で基地補給から恒常入手可能になった。
厳めしい棘付きのスカートを備え、接触する相手を遠心力で切り刻む。本装備は「神殺し装甲」の第四世代型【血騎士・月煌(ケッキシ・ゲッコウ)】のテストタイプであり、ここで得られたデータは全て月煌へとバックアップされている。月煌も本キャラカード解放と同時に、着せ替えコスチュームとして入手できる。
銃斧を投擲する中距離アタッカーで、チャージ攻撃では複数の銃斧を一列に地面から召喚して敵を串刺しにする。必殺技では上空から十字架の幻影を無数にぶつけ、標的を圧殺する。
状態異常「流血」によるスリップダメージに加え、さらに流血状態の相手に強烈な追加ダメージを叩き込む。登場時は機械属性でもトップクラスの物理アタッカーであり、コア共振実装以前では最強クラスの一角を担った。
神恩頌歌(シンオンショウカ)
聖痕空間で緋獄丸の悪夢から抜け出したテレサが得た、聖女としての力。
生物属性。S級。
白亜と緋色をベースとし、十字架の刺繍を散りばめた姿は、かつて最強と謳われた聖女の再来を彷彿とさせる。
剣を投げつけて戦う中距離物理サポーターで、全キャラ屈指のEP効率と防御力ダウンの状態異常「脆弱」を付与する方法が豊富。数々のサポーターが登場しながらも、今なお第一線で活躍し続ける縁の下の力持ち。
しかしながら、やはりというか真価を発揮するにはモチーフ武器「11th聖遺物」(その超限武器「11thオリジン」)の装備が課題となり、現状ではピックアップ補給を待つか基地装備補給で運に任せるかになる。
暮光騎士・月煌(ボコウキシ・ゲッコウ)
ver.3.4より実装。
何重ものリミッターとリスクを踏み倒し、テレサが解禁した「血騎士・月煌」の真の姿。
蒼と黒を基調としたエレガントなドレス型のスーツで、スカートの周囲に月煌で用いられていた剣型スカートパーツを流用。テレサの思念を感じ取り、斬撃や刺突での波状攻撃を仕掛ける。
コア共振キャラ初のS級戦乙女。そのため着せ替えコスチュームの専用バトルスーツはコア共振Lv.3で解放可能。
通常攻撃で「沸血ゲージ」をチャージし、攻撃ボダン長押しでゲージを解放することで、一定時間のあいだ攻撃性能を向上させて怒涛のコンボを仕掛けることが出来るようなった。さらにコンボ数100以上の状態でゲージ開放中にボタン長押しで、コンボ数をリセットする替わりに通常の何倍もの威力を持つ一撃を繰り出す。
ただ元の処刑装のような爆発力よりも、継続的な火力に寄っているため、沸血ゲージを解放するタイミングを考慮しなければ真価を発揮させづらい。
エンゲージワーカー
ver.7.7より実装予定。
初登場は期間限定イベントだが、後に第二部本編にてこの装甲にて登場。
過労状態のテレサ。目にクマができてたりと病んでいる。
第二部本編では洛星というシステムへの介入のために、現実の主教としての姿のアカウントを作っていたのだがヴィタのいたずらでこの姿にされて洛星へと入ることなる。
量子属性。S級。
武器はそれまでの十字架とは違い、連節剣。第二部開始以降の新規キャラとして、ジャンプ、アストラルリングにも対応している。
別世界のテレサたち
期間限定イベントで艦長が出会ったテレサの同位体の少女たち。
見た目こそよく似ているが、やはりそれぞれに性質が異なっている。
月下の抱擁(ゲッカノホウヨウ)
ある世界で艦長が出会った吸血鬼の姫君。
ひょんなことから異世界へと飛ばされてしまった艦長が出会った、テレサそっくりの真祖の末裔。実験体番号は本編時空テレサとは違う「A-872」。通称月下テレサ。
生物属性。A級。
艦長を「人間」「人類」と呼び、長きに亘って居城で幽閉生活を送っていたため、世間に疎い箱入り娘となった。
姉の手引きで城を脱走し、艦長と出会って世界を知るも、やがて残酷な運命によって終幕を迎えた。
「戦乙女・誓約」の【霊魂覚醒キャラクター】であり、これまでのテレサとは違って完全な接近格闘戦タイプ。通常攻撃で細剣を振るって「血の印」ゲージを貯め、攻撃ボダン長押しでチャージ攻撃に移って身の丈の倍もある巨大な戦斧を振り回す。
流血状態を利用して大ダメージを与える物理アタッカーだが、処刑装に比して瞬間火力は控え目。ただ継戦能力が高く、モチーフ聖痕「ドラキュラ」のOne Suiteでの戦闘復帰も手伝えば吸血鬼らしい不死身ぶりを発揮する。
諸葛孔明・星詠の朔夜(ショカツコウメイ・ホシヨミノサクヤ)
神州にかつて存在した煌帝国の伝説的な軍師にして君主。
艦長の度重なる異世界転移のせいで因果律が狂い、その修正に艦長が挑み続けた末、時代を超えてハイペリオンへと招かれた。通称伏龍テレサ。
生物属性。A級。
夜隠ノ霞に次ぐ「SPキャラ」第2段。
神恩と同様に完全な物理サポーター向けで、特に控えに待機中でも攻撃や回避の成功回数に応じて召喚され、味方に加勢して追撃するという前代未聞の特性を発揮する。
自身の攻撃力や移動能力は低いものの、SSランクまで強化すれば大抵の物理環境で活躍できる、新機軸のサポーターとして采配を振るってくれる。
月下の誓い・真紅の愛(ゲッカノチカイ・シンクノアイ)
身長 | 165cm |
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体重 | 52kg |
月下テレサがとある理由で1万年も世界の泡の間で過ごし、成長した姿。メインストーリー第一部終盤に登場した大人テレサとプロポーションが違う。
見た目は大人になったものの、殆どのしがらみから開放された後のため、以前よりも子供らしさが増している。
自分と同じ見た目で精神年齢が自分より子どもなのに、身体的特徴で負けていることで伏龍テレサからは嫉妬の目を向けられている。
異能属性。S級。
月下の抱擁と同様近接格闘タイプだが、巨大戦斧からチェンソーに持ち替え、かなり荒々しいファイトスタイルになっている。(武器種は変わらず十字架)
雷属性のアタッカー兼サポーターであり、通常攻撃や武器スキル、QTEで「噛み付きの印」を溜め、最大になったところで武器スキルを連打することで、凶暴化状態に移行し、狂気的な笑い声を上げながらチェンソー二刀流で相手を切り刻む。基礎攻撃力がS0(無凸)時点でSS(3凸)雷の律者よりも高く、武器や聖痕も鍛造で十分運用可能な域にあるため、手に入れるだけでも非常に強力な雷アタッカーである。
必殺技は敵に最大45回ヒットする雷攻撃をし、味方の雷特徴を持つキャラに元素耐性貫通の付与や、流血ダメージを受けている敵に対して雷ダメージアップバフを付与することも可能なため、QTE→凶暴化状態→必殺技のローテーションでサポーターとしても活躍する。
実装記念でショートアニメが作られており、彼女が愛する人とのデートをしている非常に可愛らしい様子が見られる。
また、好感度メッセージも特殊なものになっており、通常の好感度最大時のメッセージは「〇〇(キャラ名)とはすでに強い絆を築いている」だが、このキャラのみ「あなたと変わらない誓いを交わした」となっている。必殺技発動時や戦闘勝利画面で、ウェディングベールのような赤いオーラが発生しており、装束も相まって完全に花嫁のそれとなっている。
性能
十字架を設置することで、武器スキルを展開しつつ波状攻撃を仕掛けるサブアタッカー。
十字架は設置するとテレサが退場しても作動時間いっぱいまで場に残るため、味方に即交替しても効果を発揮し続けてくれる。
攻撃力の低さを手数や特殊スキル、デバフ等で補うテクニカルなキャラ性能をしており、キャラ本体以上にモチーフ装備をどれだけ揃えられるかで、性能面に大きな差が出てくる傾向にある。
特に「誓約の十字架」は“テレサの本体”というネタが生まれるほど、基本的にどのテレサのキャラカードとも相性が良く、またver.3.6から「神の鍵の座」にも正式に登録されてスコアアタックでのバフ効果も期待できるので、入手機会があれば出来る限りゲットしておきたい。
一方で挙動全体がゆったりしており、回避もその場で旋回しながら小さく左右に避けるタイプと、機動力は低い。ただ回避は舞う様に2連続で対応するため、意外に初心者でも慣れればヒラヒラと華麗なステップが刻めるようになる。
一方で神恩や孔明のように、高性能のサポーターとして機能するスタイルも少なくない上に、困難ではあるが武器と聖痕さえ揃えられるなら、愛でカバー出来るだけの自力はどのキャラカードも秘めている。
てりてりを世界一可愛く出来るかは、艦長のプロデュース力にかかっている。
関連人物
創造主であり、戸籍上の祖父。
上司であり経営者として敬意を抱き、また唯一の親類として慕ってこそいるが、時折見せる酷薄な一面に不信感が過ってしまう。
一方のオットー側はテレサを猫可愛がりしており、稀に見せる反抗的な態度も子供のへそ曲がり程度に見て寛容な姿勢を崩さない。
生涯最大の親友。
彼女の与えてくれた優しさと友情は、その後のテレサの人生において大きな支えとなった。
後に彼女の娘を拾い、学園の生徒として迎え入れることになる。
親友の夫である、行方知れずの戦友。
憎まれ口を叩けるくらいには親しく、その大雑把さには呆れつつも戦士としての腕前は信頼している。
ジークフリートから娘の行く末を頼まれていたようで、第三次崩壊でその娘と邂逅した際に自身の学園の生徒となってA級戦乙女として活躍する事を条件に、その安否を教える契約を交わす。
現役の戦乙女で学園の教師。
長らく父の死の謎と復讐を追う半生だったが、それらを終えて無理の祟った身体を持て余していたところを、優秀な学歴と戦歴を見込んで教育者の道に誘った。
見返りとして彼女の延命策を模索し、有力な情報が出れば積極的に提供している。
ただ酒癖の悪さには眉を顰めており、姫子もたまに降って湧いて来るテレサの無茶振りや資金難には頭を痛めている。
なお姫子よりもテレサの方が歳上である。
学園の生徒たち。
キアナは亡き親友の忘れ形見で、血縁としても遠い縁戚だが繋がっている。学園長の自分に平然とタメ口を利いて生意気を吹かすため、才能は認めつつも座学と常識力の低さについては釘を刺している。
芽衣は第三次崩壊の震源ながら、現状は本人の意思で律者を押さえ込めているため、監視下に置きつつも一人の生徒として真っ当に接している。
ブローニャは先の二人と共に雪崩れ込むように入学して来る。ネゲントロピーの元刺客というきな臭い経歴はあるものの、問題なく学園に馴染んでいるので保護観察という形式で受け入れている。またホム愛好家の同志でもある。
フカは学園でも稀に見る優秀な生徒であり、A級戦乙女として既に潜入操作などの秘匿性の高い任務も任せ、成果を上げている。しかし不透明な経歴、また祖父オットーの陰など、信頼しつつも不安に思うところはある。
祖父の秘書官も務めるS級戦乙女。
趣味と実益を兼ね、祖父との連絡役のついでに身の回りの世話を焼いてくれる。
聖痕空間で再現された、500年前の極東の擬似第十二律者。
彼女の記憶を辿ることで、いつの間にか桜火輪舞曲への転身が可能になった。
桜はテレサがカレンの写し身であるせいか、好意的に接してくる。
自身の原体である、500年前を生きたカスラナ家史上最強の聖女。
その関係からテレサは幼少期のカレンに酷似している。
彼女の聖女としての能力を受け継いだため、聖痕空間の悪夢を抜けた先で神恩頌歌の力に目覚めた。
オットーはテレサにカレンの「魂」を幻視したらしく、現在もその感覚に禅問答を続けている。
余談
公式のお気に入りキャラの一人であり、UIのアイコンや特に期間限定イベントでは度々主役に抜擢され、パラレルワールド出身のキャラカードを2種も用意されるなど、かなりの高待遇を受けている。
銀髪碧眼、ロリ(外見)、シスター、cvゆかりん、壮絶な半生、淑女の立ち振る舞いと子供っぽさの同居、不意に見せる力強さとか弱さのギャップなど、まさに萌えと燃えの昇天ペガサスMIX盛り状態と言える。
そのおかげなのか、pixivでも投稿作品数はかなりの数を記録しており、人気キャラクターの面目を躍如している。
Twitterでの公式4コマ漫画『よんこまさーど!』では、2度も誓約の十字架を紛失する憂き目に遭っている。1度目は装備ロック機能のし忘れだったが、2度目はカレンの激ヤバ料理がコマの底辺を貫通して溶解するというとばっちりを受けることに……。