「口先だけで主人ぶるならさっさとわたしを殺しなさいよ」
CV:能登麻美子
概要
プレイヤータウン〈ススキノ〉の街でデミクァスと共に暮らしている〈大地人〉の女性。
元々は〈大地人〉貴族の娘で、彼女を自分の召使いにしようとしたデミクァスによって誘拐されたのだが、〈大地人〉より遥かに強大な存在である〈冒険者〉を全く恐れない肝の据わった非常によく出来た女性であり、冒頭の言葉でデミクァスを黙らせてしまい(デミクァス自身も内心では(人間としての器で)負けたことを認めている)、現在は完全に彼を尻に敷き夫婦同然の関係に収まっている。
また、家事炊事が得意で〈ブリガンティア〉残党の暮らすギルドハウスの家事の一切を取り仕切っており、ギルドメンバー達も彼女にはメロメロで頭が上がらないとのこと。てとら曰く、彼女の作るメンチカツとハンバーグはデミクァスの大好物。
この「デミクァスのお嫁さん」はススキノの街でもかなりの有名人らしく、二人の関係を否定しているのはデミクァスだけである。
原作では台詞はあるものの名前が出ず、見た目に関してもデミによる「肉付きの悪い鶏がらのような身体つきの娘」という記述のみに留まっていたが、アニメ版2ndシーズンにて初めて名前と容姿が判明。二ヶ月に及ぶ〈奈落の参道〉攻略戦から帰還後、自身の(捏造含む)武勇伝を語るデミクァスを見て、その心境の変化を察して「いい顔になったね」と褒めるシーンが追加され、懐の深さと聡明さがより強調されている。
二年目の五月頃、ヤマト全域を襲った〈常蛾〉の群れが〈ススキノ〉にも現れた際、デミクァスや〈シルバーソード〉を手伝って〈大地人〉達の避難誘導に当たっていた最中に〈常蛾〉の燐粉を浴び一時昏睡してしまうが、シロエらアキバのシブヤ攻略部隊によって〈常蛾〉の大元が倒されたことで目を覚ました。
3rdシーズン「円卓崩壊」でもセリフなしのモブではあるがデミクァスとともに登場している。
なお、名前が明らかになる前は、てとらがデミクァスに付けた「デミデミ」というあだ名にちなんで、一部ファンからは「ヨメヨメ」などとも言われていた。