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概要

正式名称はスロベニア共和国(Republika Slovenija、英語表記:Republic of Slovenia)

首都リュブリャナ

経済・歴史的区分として東ヨーロッパ東欧)に区分される。

バルカン半島北西端の付け根に位置し、イタリアオーストリアハンガリークロアチアと接する。

ソバ栽培が盛んで消費が多い(ガレットなどにする)。カルスト地形が発達しており、観光資源ではシュコツィアン洞窟群(世界自然遺産)、ポストイナ鍾乳洞といった世界屈指の洞窟群が有名。

略史

成立

6世紀に南スラヴ人が定着し神聖ローマ帝国領となり、15世紀ハプスブルク家の所領となる。

1867年オーストリア=ハンガリー帝国が成立するとオーストリア帝国領となる。

1918年オーストリア=ハンガリー帝国から独立しセルビア・クロアチア・スロベニア王国となる。

ユーゴ時代

1929年ユーゴスラビア王国に改称、1941年にユーゴスラビアに枢軸国が侵入すると、スロベニアはナチス・ドイツの占領下に置かれ、1943年ユーゴスラビア社会主義連邦共和国に組み込まれ、1945年にスロベニア人民共和国に改名。1991年に十日間戦争を経てユーゴスラビアから分離独立。

EU加盟

2004年に欧州連合に加盟。2007年にユーロ導入、2008年東欧諸国初のEU議長国に就任した。(1月~6月まで)

スポーツ

バスケットボールが盛んで多数のNBA選手やヨーロッパを代表する選手を輩出している、欧州でも有数の強豪国。

世界屈指の自転車(ロードレース)大国にもなっており、特に近年はツール・ド・フランス2連覇を果たしたタディ・ポガチャルブエルタ・ア・エスパーニャ3連覇中のプリモシュ・ログリッチといった若手の強豪を輩出。

サッカーにおいては強豪とは言い難いが、サミール・ハンダノビッチヤン・オブラクなどゴールキーパーに関してはワールドクラスの選手を輩出している。

世界遺産

国内にはユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が2件、自然遺産が1件存在する。

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