概要
1990年5月18日生まれ。何か一つの要素が突出しているわけではないが、全ての能力が高い万能ストライカーである。後述の「大迫半端ないって」でも知られる。
鹿児島城西高校時代、第61回全国高等学校サッカー選手権大会で4試合連続2得点という離れ業を成し遂げ、チームの準優勝に貢献。なお、この大会で大迫は10得点10アシストを記録し、1大会での最多得点者となった。この記録は未だに破られていない。
ちなみに、3年間のトータルでは「平成の怪物」こと平山相太の17得点が最多。
2009年~2013年に鹿島アントラーズでプレー。2013年には19得点を達成した。
2014年にドイツ・ブンデスリーガ2部のTSV1860ミュンヘンに移籍。同年のFIFAワールドカップ日本代表に選出される。
ワールドカップ後、1部に昇格した1FCケルンへ移籍。
2018年にはケルン二部降格に伴い、ヴェルダー・ブレーメンへ移籍。
2021年夏には、ヴィッセル神戸へ武藤嘉紀らと共に完全移籍することが発表された。年俸は4億円とされており、イニエスタの20億に次ぐJリーグ2位の高さ。10試合で4得点4アシスト。
2022年はケガやチーム全体の不調に巻き込まれる。神戸は前半戦を断トツの最下位で折り返すものの、後半戦に復活して3試合連続得点や逆転勝利へ繋げたドッペルなどで崖っぷちだったチームの残留に大いに貢献。
2023年は神戸でJ1リーグで大暴れ。2013年に記録した19得点を更新し、33歳にしてキャリアハイを塗り替えた。月間MVPにも2回選ばれており、サッカー人生初めての直接FKにも挑戦。見事に入った。
本年は圧巻のパフォーマンスを年間通じて披露し、得点王・ベストイレブン・年間MVPを総なめにした。
余談
かの有名な「大迫半端ないって」は、上記の高校サッカー選手権大会で大迫擁する鹿児島城西に敗れた相手校の主将がロッカールームで号泣しながら叫んだ。それがワールドカップで大迫が活躍して再び掘り返されて更に有名な言葉になったわけである。
大迫本人は「大迫半端ないって」と言われるのは好意的である模様。
妻は2歳年上のモデル。2女のパパ。
娘とディズニーランドに行った際、30分くらいで帰ろうとしたことをダウンタウンなうで妻からタレこまれた。
内田篤人との対談で、「Jリーグがもっとレベルアップするためにはどうすればいいか」という話題になった際、「もっと外国人選手を連れてくればいいんじゃないですか」と回答。内田が「有望な若手の出場機会が減ってしまいそう」と懸念したら、「それはもうその人の実力がそこまでと思わないとダメ」とバッサリ。
神戸ではチームメイトから「サコ」と呼ばれている。