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概要

サッカー漫画の起源は古く、19世紀後半にヨーロッパ南アメリカ風刺画を用いたものが最初とされている。1950年代にはコミックストリップ形式のものが流行し、1960年代には日本でもサッカー漫画の雑誌掲載が始まった。

当初は釜本邦茂などの台頭やメキシコオリンピックにおけるサッカー日本代表の銅メダルなど好成績を収めていたことから「赤き血のイレブン」をはじめとしたサッカー漫画が多数連載されていた。当時のサッカー漫画は他のスポーツ作品同様スポ根が中心であり、才能や技術より精神論根性論を前面に打ち出していた。

しかし1970年代になると日本代表の成績不振や人気低迷もありサッカー漫画も暗黒期に入り、連載過多であった野球漫画に対してサッカー漫画は連載ゼロ、もしくは連載しても短期打ち切りが相次ぎ、この時の漫画界では「サッカーは鬼門」と呼ばれていた。

この流れが変わったのが1980年代より連載が開始された「キャプテン翼」で、これまでのスポ根から一変して才能と技術を前面に押し出すスタイルをとり、漫画界の変革も後押しした結果キャプテン翼は大ヒットし、再びサッカー漫画が増え始めるきっかけとなった。また、サッカー協会もJリーグ創設にあたりサッカー漫画を利用したことから1990年代には野球漫画よりサッカー漫画のほうが多くなり、サッカーブームが巻き起こった(この例は「スラムダンク」のヒットを協会が「変な目で見られる」と軽視・批判した結果、長年にわたり低迷したバスケットボールとよく比較されている)。

2000年以降サッカー漫画の連載は落ち着くようになったが、近年では女子サッカー、クラブユース、海外サッカー、クラブ経営をテーマにした作品、主人公も指導者、サポーター、クラブスタッフ、マスコットなど、多岐にわたる内容の作品が増えている。

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