概要
1951年(昭和26年)3月21日に開園した、動物園である。1928年(昭和3年)6月22日の開園当初は、当園の前身である「諏訪山動物園」という名称であった。
総面積は約8万m2の豊かな緑に覆われた広い園内には、ゆったりとした動物達が暮らしている他、楽しみながら色々な動物のことを学べる「動物科学館」も併設され、子供向けの遊園地等が設置されている他、実物の蒸気機関車D51が展示保存されている。更には国の重要文化財に指定されている「旧ハンター住宅」があり、4月、8月、10月には館内公開される。
因みにこのメイン画像で示すかのように、かつては日本の動物園で唯一ジャイアントパンダとコアラ、そしてレッサーパンダを同時に見ることができる動物園でもあった。
現在はジャイアントパンダがいないため見ることはできない。しかし八木山動物公園がジャイアントパンダの導入計画を進めているため、取り急ぎ再導入する必要はないと思われる。
またリニューアル計画も始動中であり、第1弾として、2024年8月時点で飼育されている中ではキリン、シマウマ、シタツンガ、カバ、ヤマアラシの展示施設が整備されるサバンナゾーンの計画が進行中。(現時点で具体的な動物の新規・再導入があるかは不明)
以降はアジアゾウのような熱帯に暮らす動物やレッサーパンダなどの寒冷地に住む動物を展示しアジアの多様な環境を表現するアジアゾーン、アムールトラやライオンなど世界各地で食物連鎖の頂点に君臨するネコ科動物をまとめた世界のネコ科ゾーン、ヒトに近いグループでありながらオランウータンなど多様な進化を遂げた霊長類の違いを学ぶ世界の霊長類ゾーン、ホッキョクグマなど海に適応した哺乳類の行動展示を見られる海獣ゾーンなどが整備される予定。
主な飼育動物
- アカカンガルー
- アカコンゴウインコ
- アフリカタテガミヤマアラシ
- アムールトラ
- アムールヒョウ
- インドゾウ
- ウマグマ
- エミュー
- オオアリクイ
- カカバ
- カバ
- カピバラ
- カリフォルニアアシカ
- カンムリシロムク
- キリン
- キングペンギン
- キンシコウ
- グレビーシマウマ
- コアラ
- コツメカワウソ
- サバンナシマウマ
- シベリアオオヤマネコ
- ジャイアントパンダ※1
- ジャガー(ブラックジャガー)
- シュバシコウ
- シロオリックス
- シロフクロウ
- ダチョウ
- チンパンジー
- ニシローランドゴリラ
- フタユビナマケモノ
- フラミンゴ
- フンボルトペンギン
- ベネットアカクビワラビー
- ホッキョクグマ
- ボブキャット日本の動物園では唯一の飼育。
- ボルネオオランウータン
- マヌルネコ
- ミナミシロサイ
- ユキヒョウ
- ライオン※1
- レッサーパンダ
脚注
※1:ライオンとパンダは以前飼育していた個体が高齢で死亡し新規導入の目処が経っていないため飼育は現在の所、一時停止中。