概要
食肉目ネコ科ヒョウ属ヒョウの1亜種。別称は「チョウセンヒョウ(朝鮮豹)」「シベリアヒョウ(西比利亜豹)」。
主にロシア極東部に生息する。かつては朝鮮半島にも生息したが絶滅したとみられている。
環境破壊や毛皮目当ての密猟で激減しており、野生では100頭前後とも言われている。
保護政策が進められており、飼育下で繁殖した個体を野生に戻すプロジェクトも行われている。
基本的に単独生活で、寿命は15年ほど。
2〜4頭の子供を出産する。
日本の動物園でも数は少ないものの飼育されており、繁殖がうまくいかない時期も長かったが近年は次々と子供が生まれている。
キタシナヒョウは、2017年にIUCNによりアムールヒョウと同亜種であるとされた。