オウサマペンギン
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おうさまぺんぎん
ペンギンの種類のひとつ。
「キングペンギン」とも呼ばれるペンギンで、現生するペンギンの中では二番目に大きい。
体長は85-95cmほどで体重は10-16kg。成鳥は頭部とフリッパーと尾羽が黒、背中は灰色、腹部は白色、下嘴の嘴鞘(ししょう)と耳の周辺、喉が橙色をしている。
成鳥は同属に分類されるコウテイペンギンと似た姿をしているが、コウテイより細身であり、暖かい気候にもある程度の耐性がある。
よく誤解されるが「馬鹿でかくて茶色い雛」はオウサマペンギンの雛(成長期)である。コウテイペンギンはあの白黒灰色模様の雛がそのまま大きくなり、やがて成鳥になる。どちらの種類(というか鳥類全般)も幼少期の羽毛の下から成鳥の羽毛が生えてくるため、時期が来て雛の時期の羽毛が抜け出すと、中からそのまま成鳥の姿があらわれる。
下嘴のオレンジの嘴鞘は、繁殖期に雄と雌が互いの気を引きあう為の飾りであり、換毛期に入ると羽毛と同時に剥がれ落ちて新しい嘴鞘が現れ、その後繁殖期に入ると言う。
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