概要
ウマグマは、ヒグマの亜種で、チベットの高原や山地に生息するクマ科の大型動物である。
標準和名ではチベットヒグマとも呼ばれる。
ウマのような走り方をすることからこの名前が付いたと言われている。
ヒグマの中では小型の方。
日本では飼育展示されている動物園が少なく、2020年に熊本市動植物園にいた「コジロウ」の死去により、現在は神戸市の王子動物園のみで見られる状況となっている。
「イエティ(g.ya' dred)」等の「ティ(dred)」はチベット語で本種を指すと言われ、雪男(UMA)の正体……というか、イエティ等を大型類人猿型UMAと解釈すること自体が単に本種が人間のように振舞う民話を真に受けた結果ではないかとの説もある。