概要
灰色熊は、ヒグマの亜種で、北アメリカの森林に生息するクマ科の大型動物である
英語圏ではグリズリーと呼ばれる。
ヒグマに絶滅種であるホラアナグマが混血して生まれた亜種。とりわけ荒い気性や独特の毛色はホラアナグマから受け継いだものなのかもしれないが、ホラアナグマの完全な標本や生態観察記録がないため真相は闇の中である。
全身灰褐色をしており、肩のコブがより盛り上がっている。体長約2.5m、体重360kgで、時速50km/h程の速度で走り、泳ぎも得意とする。そして性質が荒い。
雑食性だが、肉食性・魚食性の傾向が強く、家畜などを襲うことも度々ある。ただし、例えば牛を襲うのは熊にとっても危険らしく、健康なアメリカバイソンやヘラジカやワピチの成獣はヒグマが敵う相手ではない。また、ロバやイノシシ(正確にはノブタ)やウマなどの反撃でグリズリーが敗北して殺される事が知られている(アフリカでもライオンがシマウマに蹴り殺されることがあるように大型の被捕食者の反撃は侮れないものがある)。住宅地の近くに棲む個体はゴミを漁ることもある。
MTG
マナ・コスト | (1)(緑) |
---|---|
カード・タイプ | クリーチャー - 熊 |
パワー/タフネス | 2/2 |
能力 | なし |
2マナ・2/2のバニラ(何の能力もない)クリーチャー。
MTGの初期からいる代表的なクリーチャーで、「2マナ・2/2・シングルシンボルのクリーチャー」が「熊」と呼ばれるのはこれが由来である。クリーチャー・タイプは問わないので犬でもゾンビでもスリヴァーでも熊と呼ばれる。
関連イラスト
関連タグ
シートン動物記:灰色熊を題材にした作品『タラク山の熊王 ( Monarch the Big Bear of Tallac )』『灰色熊の伝記 ( The Biography of A Grizzly )』がある。