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泥だらけのストッパー

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どろだらけのすとっぱー

2023年3月22日に行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝戦の9回表にて、抑えとして登板した大谷翔平投手を表現した言葉。

概要

2023年3月22日にアメリカフロリダマイアミにて行われた野球の世界一決定戦であるWBCのアメリカ代表との決勝戦、9回表の時点で3対2とリードし、この回を守り切れば優勝という場面にて、クローザーとして大谷翔平投手が満を持してマウンドに上がった。

その彼の姿を見て、中継リポーターの中居正広氏は実況の清水俊輔アナウンサーへと興奮気味に話しかける。

「いや、清水さん」

「はい中居さん」

「泥だらけのストッパー 泥だらけのリリーフピッチャー 初めてです」

「ユニフォームが汚れてますからね。ただ中居さん、本当に、舞台はこれ以上ないという、そんな展開ですね」

「最高の、最高の場面、最高の試合ですね!!」

こうコメントしたのを皮切りに、SNS上で共感の声が続出しトレンドとなった。

なお、普通ならばクローザーなどのリリーフ投手は、登板するまで試合には参加せずブルペンで投球練習を行っているため、ユニフォームが汚れることはまずないが、大谷投手の場合は登板するまでに打者として塁に出た際のスライディング等で土埃がビッシリついていたため、そう呼ばれることとなった。

野手として全力で試合に臨んできた大谷が、投手として試合を締めるという、正に二刀流の極致ともいえる光景であり、多くの人の心を揺さぶるフレーズになった。

ちなみに中居は帰国するまでこの言葉がトレンドしている事に気付かず、さらに言えばこのタイミングを狙って作り上げたようなワードですらなかったとのこと。自身の冠番組『中居正広のキャスターな会』で周囲から意味を尋ねられた時、「むしろ自分がどういう意味なのか説明してほしい」と困惑した。

しかも、中居はこのコメントの後すぐ優勝インタビューの為に移動したせいで待機していた他の報道陣との間でもみくちゃにされてしまい、大谷がスライダーでトラウトを三振に抑える決定的瞬間を見逃してしまう悲劇に見舞われた。

なお、現在では抑え投手のことを「クローザー」と呼び、「ストッパー」という表現は死語に近い。だが中居自身は生粋の読売ジャイアンツファンであり、試合の中継などで古くから多用されてきた「ストッパー」の方が馴染みがあったと予想される。こうしたことからも「咄嗟に出てきたワード」であることが推測されるだろう。

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