プロフィール
概要
高校通算73本塁打のスラッガー。奈良・智弁学園高校から2014年ドラフト1位で読売ジャイアンツ(巨人)へ入団。2015年8月に1軍公式戦デビューを果たし、DeNA戦ではプロ初ホームランを放つが、不調で2017年シーズンまでの3年間は2軍暮らしが続き、ホームランもその1本だけだった。
チームを退団した村田修一の背番号「25」を引き継いで臨んだ2018年シーズンは、一塁手として阿部慎之助からレギュラーの座を奪う形で開幕1軍入りを果たし、オリックス戦から4番打者に座り30本塁打も達成。
97打点で臨んだ阪神とのシーズン最終戦(10月9日)では、7回の第4打席にソロ本塁打で98打点目。8回の続く第5打席(シーズン最終打席)で2ラン本塁打を放ち、最後の最後で100打点に到達。
巨人の選手で唯一全試合に出場し、史上最年少(22歳)で打率3割(.309)・30本塁打(33本)・100打点(100打点)を達成した。
監督が原辰徳に替わった2019年も開幕戦で4番に入ったが、シーズン前半は調子が上がらず一時は二軍降格も味わったが、夏場に徐々に復調し、最終的には前年より若干下がったが31本塁打で30本越えを果たし、5年ぶり(自身初)のリーグ優勝に貢献した。
阪神と戦ったクライマックスシリーズファイナルステージでは4試合15打数8安打3本塁打打率5割3分3厘の大活躍でクライマックスシリーズのMVPを受賞した。
2020年に本塁打王と打点王の2冠を獲得で松井秀喜以来、右打者では1963年の首位打者、打点王を獲得した長嶋茂雄以来の2冠。
本塁打王としては球団生え抜き日本人では2002年松井秀喜以来、右打者では1961年長嶋茂雄以来となった。
人物
幼少期から智弁和歌山高校と天理高校を打倒するという目標を持っており、中学時代は県外からのスカウトが練習を視察していた時にわざと凡打を打って遠回しに追い返すなどした。
高校は地元からの通学であったため実家暮らしをしていた。そのため、祖父母から貰った小遣いをはたいて寮暮らしの部員に大量の菓子を差し入れしたり、後輩に食事を奢ったりと、中々気を遣う事が多かった。
所々天然を発動したり、ボケに走ってそれなりの確率でスベったりする。
バラエティ番組や球団の公式Youtubeでサラっと先輩やコーチをディスって笑いを取ることもあれば、試合前の円陣で中日ドラゴンズ相手に「ドラゴンはこおりに弱いので『れいとうビーム作戦』」と唐突なポケモンネタで場の空気を凍らせたこともある。
WBC第5回大会では準々決勝イタリア戦で活躍し、ヒーローインタビューに呼ばれるも全ての質問に何の脈絡もない「最高です」を繰り返し日本国民を困惑させた。
関連動画
応援歌
【前奏】歴史を築け 岡本和真
夢溢れるフィールド その名刻め岡本
スタンド沸かす 永遠のアーチ
(かっとばせ、岡本!)