概要
1989年4月11日生まれ。千葉県出身。
2007年の高校生ドラフトで広島東洋カープから3巡目指名を受け、入団。高校1・2年の時は外野手、3年の時には投手をつとめていたが、広島入団後は野手に専念することを公言した。同期入団は大学生・社会人では小窪哲也(3位)・松山竜平(4位)、高校生は安部友裕(1位)。
1年目の2008年には故障に悩まされ、二軍生活を送っていたが、二軍では高卒選手ながら上位打線や中軸を任されていた。この年の6月にはウエスタン・リーグ月間MVPを受賞。高卒ルーキーのウエスタン・リーグ月間MVP受賞は初の快挙であった。
3年目の2010年に初めて一軍でプレー。同年9月21日のヤクルト戦でプロ初安打と初打点を記録した。
翌2011年の4月19日には横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)に当時所属していた大家友和からプロ初ホームランを放った。4月21日の横浜戦ではホームランを含む4安打、3打点と活躍した。以降131試合に出場し、主にセンターやライトとして起用され、一軍に定着する飛躍のシーズンとなった。
2013年シーズンはほぼすべての試合でスタメン出場を果たした。この年は打率.273。14本塁打。また、29盗塁を記録し、セ・リーグ盗塁王を獲得するなど自己最高の成績となった。
2014年、かつて緒方孝市が背負い、緒方の引退後は預かり番号となっていた背番号9に変更。同学年の田中広輔・菊池涼介とトリオ(タナキクマル)を組み新しい中核としてさらに飛躍し2016年~2018年にかけてのカープの三連覇に大きく貢献し、2017・18と2年連続でセ・リーグのMVPに選出された。
2018年のシーズンオフにFA宣言して読売ジャイアンツに移籍することとなった。
背番号は空き番となっていた「8」に決まった。
2019年・2020年も中心選手としてリーグ優勝に貢献し、広島時代から個人でリーグ5連覇を達成した。
2020年には史上109人目の通算200本塁打を達成。
また巨人時代からHRを打った時は両腕で大きな輪を描く丸ポーズ(メイン画像のポーズ)を披露するようになった
人物
50メートルは6秒1。遠投は115メートル投げることができる。
元々は左利きで、右手にグローブをつけていたが、野球経験のあった父親から「左利きだったらポジションが限られる」と言われ、左手にグローブをつけるようになり、右投げになったという。
クラシックが好きで、登場曲にベートーベンの「交響曲第7番」やラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番第3楽章」などを使用していた。
アニメ好きでもあり、自身の登場曲にアニソンを使うほどである。特にスラムダンクや魔法科高校の劣等生関連が多い。
LiSAの大ファンでもあり、彼女の曲を登場曲として多く使い、バラエティ番組に出演した際はLiSAからVTR出演でコメントを頂いたこともあった。
またゲーム好きでもあり、巨人のロッカールームにはマイテレビを設置して遊んでいる。
好きなゲームはバイオハザードでゾンビを倒してモチベーションを上げているとTVのインタビューで答えている。
2020年には、白鶴酒造の日本酒「まる」のイメージキャラクターに選ばれた。(下記動画参照)
関連動画
広島時代の応援歌
豪快に打ちまくれ 颯爽と駆け回れ
輝け丸佳浩 頂掴み取れ
巨人時代の応援歌
誰より強く 更なる高みへ
この大歓声が 君の味方だ
さあ我等と行こう 丸佳浩
白鶴酒造「まる」